エンゼルこどもクリニック

エンゼルこどもクリニック

山路 和孝院長

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碧南市役所や文化会館などにもほど近い「エンゼルこどもクリニック」。院長の山路和孝先生は常に笑顔を絶やさず、患者が話しやすい温かな空間をつくっている。「優しいだけじゃダメなんです。知識の裏付けとエビデンス(根拠)がなければ」という言葉のとおり、専門に学んだ小児血液内科だけでなく、アレルギーや発達相談にも注力し、学会やセミナーに参加するなど知識の習得にも熱心だ。診療のモットーは「患者第一」。隣にある「エンゼル歯科」は妻が院長を務め、親密な医科歯科連携体制もママたちにはうれしい魅力。患者ごとに真摯に向き合う山路先生に、日々の診療についてや、近い将来開設したいという病児保育への思いなどを語ってもらった。
(取材日2017年4月13日)

未来ある子どもの力になりたいと、小児科のドクターに

―開業から4年ということですが、デザインや設備にこだわりを感じますね。

デザインに関しては、隣のエンゼル歯科の院長である妻の意見も取り入れながら、建築士の方にイメージをお伝えしてお任せしました。設備面では、授乳室や予防接種の方用の待合室などを設けました。患者さんには赤ちゃんも多いので、待ち時間が長くなった時に授乳室は必要です。また予防接種用の待合室は風邪をひいていない乳幼児がメインです。感染症が移ってはいけませんから、部屋は分けるようにしています。インターネット予約システムも導入していますが、予約外の方は特に待ち時間が長くなってしまうので、一度ご自宅に帰っていただいて、時間が近づけばこちらから電話でご連絡するようにしています。そういう形で、なるべく院内の患者さんの人数が多くならないように工夫していますね。そのほか、2階には栄養相談室や子ども用の簡易シャワールームも備えています。

―小児血液内科も診療されていますが、珍しいですね。

医師になる時、小児科で血液を専門にするか、大人の血液内科にするか迷ったのですが、未来のある子どもたちの力になりたいと思い、小児科を選んだんです。あまりこの分野の医師は多くありませんから、少しでもお役に立てればと思い標榜もしました。一般的には聞き慣れない分野かと思いますが、身近な症状だと貧血がありますね。小児科ではわりと多い病気で、ほとんどが良性ですが、まれに悪性のものや変わったものもありますから、見つけた場合は専門の医療機関にご紹介しています。ほかには「血が止まらない」といった症状で受診してみたら、血友病だった患者さんもいらっしゃいますし、首のリンパ腺の腫れも、この分野に関連していることがあります。今は白血病も治せる病気になってきていますから、そういった病気のお子さんの手助けをしたいと思ったのが、この分野を学ぶようになったきっかけですね。

―患者さんの主訴で最近増えていると感じるものはありますか?

季節の変わり目ですと、夜尿症の患者さんが増える印象がありますね。小学校に上がったり、学年が変わったりすると、相談されることが多いです。ストレスが原因と思われがちですが、ストレスよりはむしろ膀胱機能の未発達やホルモンの問題が多いですね。親御さんはご自身に責任を感じてしまったり、お子さんご本人も夜尿が続くことで、大人には言いませんが傷ついていたりすることが多いので、診療では内面的にも寄り添うよう心がけています。夜尿症は珍しいものでも恥ずかしいものでもありませんから、悩んでいるお母さんは気軽に相談してほしいです。

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