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小原澤 英彰 院長の独自取材記事

おはらざわ眼科

(北区/板橋駅)

最終更新日:2019/08/28

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JR板橋駅から徒歩5分、商店街の一角にある東京先端医療モール2階に、「おはらざわ眼科」はある。院長の小原澤英彰先生は、日本医科大学眼科学教室の准教授を務め、日本眼科学会認定の眼科専門医でもある経験豊富なドクター。中でも手術を得意としており、特に白内障に関する治療は数多くのケースを扱っている。常に多忙にもかかわらず、クリニックでは小原澤先生が一人ですべての患者を担当。土曜午後と日曜を予約制にするなど診察システムを工夫することで、患者の話をよく聞き、丁寧に対応することを心がけているという。誠実に診療に取り組む小原澤先生に、クリニックのことから得意な診療、さらにプライベートなことまで、じっくり話を聞いた。
(取材日2016年12月7日)

大学病院で多くの経験を積み、満を持して開院

2012年開院の、比較的新しいクリニックですね。

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たまたま開院を考えていた時に、ここの医療モールが新しくできることを知って、眼科として入ることにしたのです。モール内には、内視鏡やMRIなどを備えた検査施設、内科、整形外科、小児科、歯科に加え、薬局やカフェも入っていて、患者さんにとってはもちろん、クリニック同士も良い相乗効果が期待できることから決断しました。それに何より、モールを運営している医療法人は、もともとこの地域に密着しているところなんですよ。私はこの地域には特に縁がありませんでしたので、その点も決意する上での安心材料になりました。

勤務医時代が長かったのですか?

私は日本医科大学出身で、その医局に19年在籍し、開院前には眼科学教室の准教授を務めていました。父も眼科のクリニックを開院していたので、地元の佐渡に戻って後を継ぐことも考えなかったわけではありませんが、大学での立場が少しずつ上がるにつれて、手術などいろいろなことをやれるようになり、それがおもしろくて帰るタイミングを逃していたんですね。そうしているうちに、そのまま大学にいてもいいかなと思うようになっていました。しかし、個人的なことですが、結婚して15年目になって子どもが生まれたんです。現在は2人で、5歳と4歳。子どもができたことで、大学の定年よりも長く医師が続けられるようにと考え、開院することにしました。もともと臨床が好きですし、80過ぎまで医師を務めていた父に倣い、私も長く頑張りたいと思っています。

ご専門はどのような分野ですか?

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研修医を終えてから大学院に進んだのですが、その際、臨床から離れて基礎研究に移りました。正直に言えば、当時は基礎研究というもの自体もよくわかっていなかったのですが、教授に勧められたこともあり、一度は研究室で突き詰めてやることもおもしろいのではないかと思ったのです。具体的には、水晶体上皮細胞を培養することで、白内障の治療法などを研究していました。でも、私はもともと臨床が好きで、どちらかと言えば外科系のタイプです。ですから結局は大学病院に戻って、白内障をはじめ、たくさんの手術を行いました。そちらの経験が現在に生きています。

子どもから高齢者まで、さまざまな主訴に対応

患者さんは主にどのような層が来院されますか?

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巣鴨エリアということで、ご高齢の方が多いかなというイメージがあったのですが、実際には、近くに新しいマンションができましたし、大学もあったりしますので、お子さんから高齢者まで満遍なく幅広い世代の患者さんが来院されています。その中には、代々住んでいらっしゃるような方も少なくありません。町内会などのコミュニティがしっかりしているエリアでもありますので、クチコミで来院される患者さんも多いですね。北区は東京23区内でも特に高齢者の比率が高いと聞いています。そのためでしょうか、高齢の方々は健康に対して意識が高いようにも感じています。

患者の主訴で多いのはどのようなものですか?

大きな病院と違って、手軽にさっと来られることがクリニックの利点ですから、患者さんもちょっとした結膜炎やものもらい(麦粒腫)、スギ花粉症をはじめとしたアレルギー症状などが多いですよ。アレルギーについては、少しでも患者さんの手助けができればと思い、日本アレルギー学会アレルギー専門医の資格も取得しました。加えて手術もしていますので、白内障手術も行っています。また、モール内の内科からの糖尿病の患者さんや、小児科からの患者さんもいらっしゃいますね。手術に関しては、術前術後のケアも専門的に行っていまして、視能訓練士が常駐しています。子どもの弱視や斜視などの機能回復にも力をいれていますので、その点でもこの訓練士が活躍してくれています。この資格を持っている人はなかなか少なくて、大きな病院ならともかく、クリニックでは珍しいと思いますよ。でも、子どもの治療に力を入れる意味でも、こだわりました。

診療内容は幅広いようですが、中でも得意な診療はありますか?

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件数が多いということでは、白内障手術ですね。この手術では、眼内レンズを使うのですが、保険適用の「単焦点眼内レンズ」、つまり遠近どちらか1点だけに焦点を合わせるレンズが一般的です。しかし最近では、自由診療ですが「多焦点眼内レンズ」という、遠近両方に焦点が合わせられものもあるのです。高額治療と思われるかもしれませんが、これは厚生労働省によって「先進医療」に指定されており、認定施設で行えば、混合診療が可能です。つまり、「多焦点眼内レンズ」に関わる費用以外は一般の保険診療となり、しかも生命保険などで先進医療特約を付けていれば保険が下りるので、自費の部分もカバーできるのです。認定を受けていない施設で手術をするのとはかなり費用が変わってくるのですね。当クリニックでは、患者さんの負担を減らし、より良い選択肢を提供するため、2016年3月に厚生労働省の認定を受けています。

手術もできる眼科として、地域の信頼を集める努力を

クリニックのポリシー、診察する上で心がけていることなどを教えてください。

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ポリシーと言えば、自分の目で見て確かめて、判断するということですね。当クリニックの医師は私一人ですが、できるだけ患者さんの話をよく聞いてあげて、やさしく対応し、親切に丁寧に説明することを心がけています。しかし、混んでいると時間が取れないこともあるので、土曜の午後と日曜を予約制にして対応しています。患者さんは比較的短時間で問題ない方もいれば、ゆっくり時間を取る必要がある方もいますし、レーザーや手術なども診療の合間にはできません。ですから、まずは平日に来院していただいて、時間がかかる場合には、改めて予約を取ってもらって、ゆっくり診療ができるようにしています。

プライベートのことも聞かせてください。そもそも医師になったきっかけはお父さまの影響ですか?

私の実家は代々医師の家系なんです。私で15代目で、江戸時代は御殿医を務めていたようです。眼科は父の代からですね。15代も続いていますから、無意識というか、深く考えないまでも、その道に進むのかなとは思っていましたよ。決心したのは、高校で進路を考えた時ですが。しかし、父は医師になることを強いたりはしませんでしたし、私も子どもたちに医師になれと言うつもりはありませんね。なりたいと言えば応援しますし、他の分野でやりたいことがあると言われれば、それも応援したいと思っています。でも、まだ先は長いですね。あと、私は趣味がワインで、5年前にワインエキスパートの資格を取得しました。今は子どもたちが成人したら一緒にワインを飲みたいというのが夢です。

最後に、今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

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開院して5年になりますので、引き続き、地元に愛されて、信頼されるクリニックにしていきたいと思います。設備も一通りそろっていますので、それを有効に生かして幅広く、手術ができる眼科として頑張りたいです。一方で、地域のかかりつけ医として、大きな病院での治療が必要な場合などもこちらで診断・判断をして、的確に振り分けて紹介するように努めます。大学の医局に19年いて、それなりに研鑽を積み、診療・オペともに経験豊富ですので、地域の方、また地域外の方でも、お子さんからお年寄りまで、困ったことがあれば気軽にいらしてください。

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