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安田 康紀 理事長の独自取材記事

おおこうち内科クリニック

(稲沢市/森上駅)

最終更新日:2026/04/21

安田康紀理事長 おおこうち内科クリニック main

専門性の高い医療の提供とホスピタリティーを大切にする「おおこうち内科クリニック」。前院長の大河内昌弘先生が2012年に開業し、現在は安田康紀理事長が中心となって地域に根差した医療を継続している。そしてそれをサポートするのは、おもてなしの心を持った看護師や管理栄養士、臨床検査技師、医療事務などのスタッフたち。「スタッフはホスピタリティーの精神で患者さんと接しています」と安田先生は話す。患者との信頼関係を大切にし、クリニックと患者の相互理解がより良い治療につながると考える安田理事長に、理事長に就任した経緯から現在の診療まで幅広く語ってもらった。

(取材日2025年3月24日/情報更新日2026年4月20日)

患者を大切にする精神でおもてなしをするクリニック

2025年の1月に安田先生が理事長に就任されたそうですね。それまでの経緯を教えてください。

安田康紀理事長 おおこうち内科クリニック1

前任の大河内昌弘先生と出会ったのは、18年前に私が現在の稲沢厚生病院に研修医として在籍していた頃です。その後、私は愛知県内の市中病院で経験を積んだ後、名古屋大学医学部附属病院で9年間、糖尿病・内分泌の研究と診療をしていました。その間には、2年間アメリカのジョンズ・ホプキンス大学でも甲状腺の研究をしており、甲状腺に関してはおよそ20年近く携わっています。その勤務医時代から大河内先生からのお誘いもあり、2024年4月からこのクリニックに勤務していました。私が当院に来る前、大河内先生は大勢の患者さんを一人で診療していて、心身のお疲れもあったのでしょう。私が診療に加わったことで大河内先生も少し安心されて肩の荷が下りたのもあり、療養に入られるとのことで2025年1月から理事長を任されました。

大河内先生の時代から大切にされているモットーがあるとか。

「大感動医療を世界中に」というのが開業当初からの当院のモットーで、大河内先生はそれをテーマに著書を出版されたほど患者さんに対するホスピタリティーを重視されていました。私もそのモットーに共感して当院で働こうと思ったんです。開業当初、スタッフのキャパシティーを超える多くの患者さんが来院したことで診療がうまく回らず、スタッフがボロボロになって毎月のように辞めていった時期があったそうです。たくさんの患者さんが来てくれているのに結局クリニック存続の危機に陥った大河内先生は、スタッフを大切にすることが患者さんを大切にすることにつながり、その先に患者さんに感動を与えられると思ったそうです。そこで考えたのが、これまでの常識を覆すような“おもてなし”です。

具体的には、どのような「おもてなし」が感動につながるとお考えになったのでしょうか。

安田康紀理事長 おおこうち内科クリニック2

当院では、診察はもちろんですが、診察前の電話対応についてもおもてなしの心で接しています。単なる事務的な応対をするだけではなく、家族のような気持ちで、困っていることを察知してお声がけしたり、喜ばれることを考えたりと、皆が常に患者さんのためを思って主体的に行動していますね。多くの患者さんがいらっしゃる中で、スタッフ全員がそれぞれの患者さんのキャラクターを把握し、一人の人として接している印象です。当時は一流レストランなどの他業種の接遇を勉強してホスピタリティーを磨いたと聞いています。今もその精神を私たちが引き継いで実践しています。

先進の知見を生かした治療の提供

安田先生から見て、ホスピタリティーはどんなところで感じられますか?

安田康紀理事長 おおこうち内科クリニック3

このクリニックに来て驚いたのが、診察ではない日にちょっと野菜を届けに来たとか、近くまで来たからスタッフの誰々さんにあいさつしたいといって患者さんが来院されていたことです。このクリニックは、病気の人のためだけでなく、地域のコミュニティーの役割も果たしているのだと思いました。人との温かいつながりがあることに感心しますし、私自身もその一員であり続けたいなと思う日々ですね。私が診察中にも、隣で採血される患者さんとスタッフの会話が聞こえてくるのですが、ご近所さん同士の会話のような感じで、とても和やかなんです。また、前院長は診療に励みながら、より地域に根差すという目的でメディアでの発信力も強めていました。ここで診療していると、これまで築き上げた地域の皆さんとおおこうち内科クリニックの強いつながりを日々感じます。

安田先生が理事長となって変化した部分はありますか?

引き続き幅広い内科疾患を診療する中で、大河内先生が築いた医療を高めているという感じで、一人ひとりの患者さんにオーダーメイドな治療ができています。一方で、私は大学院で医学博士を取得し、最近まで研究に携わっていたので、先進の知見を治療に生かせるというところも強みだと感じています。患者さんの治療方針で迷ったときやこれまでに診たことのない病態に出合ったときは、培ってきた知見や最新の文献から解決していく能力を生かしています。

経験を生かして、より患者さんと深く関わっているのですね。

安田康紀理事長 おおこうち内科クリニック4

自分の家族同様に患者さんのことを考えて、最善の方法を提案したいと考えています。診察時に治療の選択で患者さんが迷っておられたら「私の母親が同じ病気なら、あの病院のこの先生に診てもらいます」という伝え方をします。今はいろいろな選択肢を提示することが基本ですが、ご高齢の方にとっては、病院や医師、治療を自分で選ぶのは難しいと思います。当院では、万が一手術や特殊な検査が必要となった場合は、連携する病院や医療機関にご紹介いたします。私が実際にお世話になっている先生やつながりのある病院を紹介すると、安心される方は多いですね。病院でこれまで築いた多くの専門分野の先生方との協力関係を生かして治療を行っています。

地域に根差したクリニックとして内科全般に対応

健康教室も開催されていますね。

安田康紀理事長 おおこうち内科クリニック5

当院は生活習慣病の患者さんが多いので、食生活の改善は大きなテーマ。「減塩って実際どうすればいいの?」「自分の作っている料理が本当に減塩できているかが不安」など、患者さんからも要望が多いので管理栄養士が栄養相談を行っています。ほかにも、腸活や節約食材の活用法など、さまざまなテーマでお話ししています。私からは、先進の研究をわかりやすく患者さんにお伝えし、日々の生活に生かしていただけるように意識しています。これからも地域の方にとって役立つ情報を提供していきたいですね。

健康診断や各種検査にも力を入れていると聞きました。

雇い入れ時の健康診断や、定期健康診断、尿検査などを含む身体測定を行っています。いずれも一般的な検査項目のみであれば検査当日に診断書をお渡しできますので、患者さんは後日改めて来院する必要がありません。そのほか、エコーを用いた動脈硬化の検査や、骨粗しょう症検査、結果は後日になりますが腫瘍マーカー検査にも対応しています。このように検査体制を充実させているので、万が一検査結果に心配があった場合にも迅速な精密検査が可能です。ちなみに、糖尿病や甲状腺疾患では病気のコントロールを図るために定期的に血液検査を行いますが、その結果も即日わかるので、患者さんの通院負担を軽減できているのではないでしょうか。

今後の展望を教えてください。

安田康紀理事長 おおこうち内科クリニック6

今後も変わらず、内科領域をはじめ、糖尿病や甲状腺疾患など専門性を生かしながら幅広い疾患に対応していきたいと考えています。そして、「患者さんを大切にする精神」という前院長の理念を引き継ぎ、スタッフたちと協力しながら日々の診療に努めていきたいと思っています。また、現在、どなたでも気軽に参加できる「健康教室」なども定期的に開催していますが、地域との関わりも引き続き大切にしていきたいですね。ちょっとした体調不良から隠れた病気が見つかることもありますので、遠慮なく、これからも気軽に通えるクリニックとして利用していただければと思います。