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消化器内視鏡検査による胃がんや
大腸がんの早期発見の重要性

うえき医院

(福岡市中央区/渡辺通駅)

最終更新日:2022/01/26

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日本では2人に1人ががんにかかり、3人に1人ががんで死亡しているとの統計も報告されている現代。それほど身近な病気であり、特に胃がんや大腸がんは、肺がんや乳がんと並んで男女ともに罹患率が高いといわれている。しかも、初期にはほとんど自覚症状がないのが、胃がんや大腸がんの怖さだ。「うえき医院」の植木理夫院長は、消化器疾患を専門とするドクターで数多くの内視鏡検査や治療に対応するスペシャリスト。「がんは進行した状態で見つかると治療の選択肢が限られ、改善の見込みが低くなるので、症状が出る前の受診が大切です」と語る植木先生に、内視鏡検査によるがんの早期発見の重要性などについて詳しく聞いた。

(取材日2021年3月10日)

4K技術搭載の内視鏡システムと消化器診療の専門性を生かして、小さな病変も見逃さないような内視鏡検査を

Q日本人に多い胃がんや大腸がんは未然に防げるものでしょうか?
A
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▲定期的な検査で症状が出る前に発見することが重要と語る植木院長

がんの発症自体を完全に防ぐのは難しいですが、発症のリスクを抑えるよう生活習慣を見直したり、悪性腫瘍を早く見つけて重症化を回避することはできると考えます。胃がんや大腸がんの初期症状は、ほぼありません。そのため、ステージ3や4の進行がんで見つかると治療の選択肢が狭まり、身体・精神的にも経済的にも負担が大きくなってしまいます。だからこそ、早期発見・早期治療が重要です。今は胃や大腸の初期がんであれば、多くの方が社会復帰を望める時代。医療技術の進歩により、場合によっては昔のような開腹手術を行わずとも、腹腔鏡手術や内視鏡手術で体の負担を軽減しながら治療できるので、症状が出る前の検査が大切です。

Q上部消化管内視鏡検査はどういった病気の発見が期待できますか?
A
2

▲先進の検査機器の導入で検査時間を短縮。細かい病変の発見も可能

一般的に胃カメラと呼ばれるこの検査では、喉の奥から声帯、食道、胃、十二指腸の入り口や奥まで順番に診ていきます。大きな目的は、各部のがんの発見。さらに、潰瘍やポリープといった病変の有無もしっかりと確認していきます。例えば胸やけを引き起こす逆流性食道炎や、ピロリ菌による萎縮性胃炎の発見に至ることも少なくありません。こうした病気も粘膜を直接観察することで診断することが可能です。胃の粘膜や粘液にすみつくピロリ菌は胃がんのリスクを高める可能性があるとされているので、感染が特定できた場合は除菌治療をお勧めしています。

Q下痢や便秘といった症状でも大腸がんの可能性がありますか?
A
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▲数多くの検査を経験した熟練のスタッフが検査にあたる

こうした日常的に起こり得る症状でも、繰り返す場合は大腸がんの可能性があります。他にもおなかが痛い、便が以前よりも細くなった、黒い便が出る、排便後に出血があるといった異常があれば注意が必要です。食事の取り過ぎや過度な飲酒で下痢になることも珍しくないですが、決して安易に考えず、長引くなら検査を受けることをお勧めします。内視鏡検査は病変の発見が第一の目的ですが、何も病気がなければ安心を得られるというメリットもあります。「どこか悪いかも」「大きな病気かもしれない」と不安を抱えたまま生活を送るのは、精神的にも健全ではないので、検査で健康状態を確認することが大切ではないでしょうか。

Q貴院で行う内視鏡検査のポイントや特徴を教えていただけますか?
A
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▲4K技術により鮮明に映った画像を患者と確認しながら説明を行う

4K技術搭載の内視鏡システムによる検査を実施しています。今までのハイビジョン内視鏡と比べて約4倍とされる解像度による鮮明な画像と特殊な光で、がんや腫瘍、潰瘍性病変、炎症性疾患などをより精密に観察でき病気の早期発見・早期治療のほか、検査時間の短縮も期待できます。当院では内視鏡検査をほぼ毎日4~5例以上行っているため、担当するスタッフ全員が熟練した技能を備えています。こうした先進の機器と専門性を生かして、わずかな異常も決して見逃さないよう努めています。内視鏡分野の学会の厳しいガイドラインに則った洗浄を行うため、内視鏡専用の洗浄消毒装置を用いて徹底した衛生管理と感染防止対策を行っているのも特徴です。

Q胃がんや大腸がんのリスク回避のために定期検査は重要ですか?
A
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▲患者にわかりやすく、親身に寄り添う治療を心がけている

もちろんです。胃がんの場合、40歳以上の方は少なくとも年に1回、大腸がんにおいては45歳以上の方に対して2~3年に1回の検査が推奨されています。年齢だけでなく、喫煙や過度な飲酒の習慣がある方や、万病のもととされる糖尿病の方、近親者にがんを発症した人がいる方、不摂生な生活や栄養バランスの悪い食事が日常化している方なども定期検査を心がけましょう。「自分はまだまだ若いから」といった、過信や油断は禁物です。20~30代の方も、がんになる可能性はゼロではありません。日本では若年性がんの報告は珍しくないので、20歳を過ぎたら検査する意識を持つことが大切です。

ドクターからのメッセージ

植木 理夫院長

内視鏡検査に「痛い」「苦しい」といったイメージを持たれている方がいらっしゃるかもしれません。しかし現在は以前のような太くて硬い内視鏡を使用することはほぼなくなり、医療の進歩と相まって検査における体への負担はどんどん軽減されています。胃カメラの検査時間は約3~5分。大腸カメラは約15~30分です。麻酔を使えば、さらに違和感少なく検査を受けられると思います。自覚症状がないからといって病気ではないと判断せず、専門家による検査・診断で安心を得ていただきたいですね。がんは早期発見・早期治療が大事。ぜひ、定期的な検査を心がけてください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

上部内視鏡検査/1万6500円、下部内視鏡検査/2万2000円 ※すべて税込価格

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