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徳原 善雄 院長の独自取材記事

整形外科とくはらクリニック

(大阪市鶴見区/横堤駅)

最終更新日:2019/08/28

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大阪市営地下鉄長堀鶴見緑地線の横堤駅を出て南へ5分ほど歩くと、左手に「整形外科とくはらクリニック」が見えてくる。2017年2月、商業施設が立ち並ぶ現在の場所へ移転した同クリニック。MRIを新たに導入し、待合室やリハビリスペースが一層広くなるなど、施設面での充実ぶりが光る。ストレートネックや交通事故、痛みの治療などを得意とするが、院長の徳原善雄先生は、どのような症状に対しても素早く的確に診断をつけ、患者の生活に合わせた治療法を提案するよう心がける。スタッフも笑顔で患者をサポートするなど、待合室は明るい雰囲気に満ちていた。「どの患者さんにも満足してもらえる対応をしたい」という先生の誠実な姿勢が、クリニック内に浸透していることを実感した。
(取材日2017年8月8日)

ストレートネックをはじめあらゆる整形外科疾患に対応

驚くほど広々として、明るさや活気のある院内ですね。

6年ほど前に横堤駅の近くで開業し、2017年2月に現在の場所へ移転してきました。面積は以前の場所とほぼ同じですが、院内の配置を工夫してMRIを置くスペースが確保できましたし、待合室や2階のリハビリスペースにも混雑を感じさせない広さがあります。もちろん完全なバリアフリーでもありますので、車いすの方やベビーカーのお子さんでも楽に受診できますし、お年寄りや移動に不自由がある方には、スタッフが手を引いてサポートさせてもらいます。また、自転車やオートバイで来院する方が多いので、患者さんや周辺の方がスムーズにエレベーターに通れるよう、駐輪場の管理員が常に整頓しています。患者さんには、安全に快適に過ごしてもらいたいですね。

どんな症状で受診する患者さんが多いですか。

横堤のある鶴見区には、若い家族から高齢者までさまざまな世代がバランス良く住んでいます。当クリニックでも、小さなお子さんのけが、スポーツで故障した学生、仕事で肩凝りや腰痛のある方、お年寄りの膝の痛みなど、外科・整形外科領域のあらゆるトラブルを毎日診ていますが、数として多いのは、首の痛み、腰痛、膝の痛みです。MRIも導入したので、当クリニック内でたいていの検査と治療ができるようになりましたが、手術など急性期の対応が必要な場合には、都島の大阪市立総合医療センターなど提携先を紹介させていただき、治療後のフォローは当クリニックで行っています。

主な治療内容と、特に力を入れている領域を教えてください。

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外科、整形外科疾患全般に対応していますが、中でもストレートネックの治療はテレビなどで紹介されたこともあり、わざわざ当クリニックを探して遠方から受診される患者さんもいます。また、痛みの治療に力を入れていて、専門のペインクリニックで行うような硬膜外ブロック注射やお薬の処方も、積極的に実施しています。さらに交通事故でのけがや労災については、急性期の治療だけでなく、後遺症の相談や、保険や法的な問題に関してもサポートできる体制を整えています。リハビリテーション室には20名以上の理学療法士やスタッフがいますので、大勢の患者さんが一度に来ても、適切なリハビリをさほどお待たせせず提供しています。他に、スポーツ障害や骨粗しょう症の治療も行っています。

交通事故治療での法的なサポートも可能

ストレートネックの治療について、教えてください。

首の骨は本来カーブを描いていますが、それが直線状になってしまったのがストレートネックで、首の痛みや肩凝り、頭痛などを引き起こします。最近では、特に若い女性からの相談が多いですね。パソコン作業を長時間行う方や、スマートフォンの操作時間が長い方でよく起こりますが、若い女性は男性に比べて筋肉量が相対的に少ないので、よりストレートネックになりやすいのです。当クリニックでは、まずエックス線やMRIなどの画像検査で正確な形状を確認して、変形や痛みの部位・程度に合わせた治療をします。軽症であればストレッチやマッサージが中心になりますし、痛みが強ければ注射を追加して痛みを抑えることもあります。週1~2回から継続して受診できれば、1ヵ月を過ぎた頃から改善がみられることが多いですね。

交通事故や労災に対しては、独自の取り組みをしていると聞きました。

私たちの本来の仕事は、交通事故で生じたけがや後遺症の治療です。しかし、事故に伴う保険会社との手間がかかりますし、相手方と過失割合などでもめることもあり、患者さんが治療をしながら対応するのは非常に大変で、サポートが必要であると以前から感じていました。幸いにも、当クリニックの顧問弁護士が交通事故や労災に詳しいので、患者さんに紹介して、アドバイスやサポートを受けてもらえるようにしています。専門家の手を借りることで、患者さんも安心・納得して治療が受けられるようになり、喜んでもらっています。弁護士事務所はクリニックから歩いて行ける距離にあるので、受診されたその足で立ち寄ってもらうこともできますよ。交通事故や労災は事後の対応が大事ですから、後遺症や休業手続きなどについて、適切な対応を徹底しています。

高齢者の腰痛や膝の痛みには、どのような治療を行いますか。

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膝の痛みには、リハビリやマッサージに加えて、ヒアルロン酸の注射も使って複合的に治療を進めます。膝に打つ注射は非常に痛いことがあるのですが、「とくはらクリニックの注射は痛くない」とおっしゃっていただけたことがあります。これまでの経験に基づいてさまざまな工夫をしていますが、その一つが「患者さんの膝の形に合わせて注射の場所を決める」ことです。教科書的な位置にこだわるのではなく、膝の形をよく見て、痛くない場所を探して打つようにしています。腰痛では印象に残る患者さんがいまして、ヘルニアで他院での手術が決まっていたのですが、手術前に当クリニックで治療をしたいと受診されました。そこで、ストレッチやマッサージと投薬を組み合わせ、日常生活についても細かな指示をして治療したところ、痛みが大幅に改善して手術が不要に。これはたいへんうれしい経験でしたね。

それぞれの患者さんの背景に合わせた治療を提供

患者さんを診る際に、心がけていることを教えてください。

大勢の患者さんに的確な診断をつけるためには、幅広い知識に基づいた、短時間での見極めが必要です。このため、空いている時間があれば勉強会に参加して、間違えやすい疾患や症例について学ぶようにしています。そして当クリニックを頼って来てくれる患者さんには、治療はもちろんですが、「患者さんの背景に合わせた診療をする」ことで満足していただける対応をしたいと思っています。例えば、頻繁に通院すれば短期間で治る治療法があっても、仕事で忙しくて通えないという患者さんにはそれを押し付けるのではなく、通院回数の少ない別の方法を提案したいのです。ただ、そのためには患者さんの背景を知る必要があるので、会話やコミュニケーションは非常に重要です。またクリニックの診療は、医療であるとともにサービス業の一種でもあると思いますので、スタッフにも身だしなみ、礼儀、あいさつは大事にしてほしいと話しています。

お休みの日は、どのように過ごしていますか。

中学では野球、高校ではアメリカンフットボール、大学ではラグビーをしていました。整形外科に進んだのも、ラグビーでけがをするたびに先輩の整形外科の医師にお世話になり、親近感があったからです。勤務医であった頃はトライアスロンをしていて、石垣島まで行って大会にも出ていましたが、今はそこまでの時間は取れません。昔は週1回は必ずジョギングをして、10kmを1時間程度かけて走ったりしていました。

最後に、今後の抱負をお聞かせください。

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開業して最もうれしかったのは、勤務医のように転勤がなく、患者さんやスタッフと継続的なお付き合いができることです。また独立すると経営や福利厚生にも関与するので、社会のさまざまなシステムを知るようになりました。苦労もありますが、一社会人としての達成感や充実感は大きいですし、患者さんが抱える背景もより身近に理解できるようになったと思います。これからも、地域のかかりつけの整形外科の医師として、患者さんに満足してもらえる医療を提供し続けたいですね。同時に、50人以上いるスタッフにも「ここで働いてよかった」と感じてもらえるクリニックであり続けたいと思っています。

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