Aoi Dental Design Office

大西 正嗣院長

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ホテルを思わせる上質な内装が目を引く「Aoi Dental Design Office」。新栄町駅からすぐの所にある同院の大西正嗣院長は、若くして2つの歯科医院を運営する医療法人の理事長でもあり、「自分が関わるどこのクリニックでも同じ治療が受けられる」体制づくりについて落ち着いた口調で語る姿は理想の医療のために行動する敏腕さを思わせる。だが一方では、「患者さんの望みをきちんと聞いてあげる身近な先生でありたいです」とはにかむ一面も。後継ぎがいない歯科医院を引き継いで開業に至った患者思いの大西院長に、歯科医療にかける想いを聞いた。
(取材日2017年1月26日)

なくなりかけたクリニックの患者を救うために開業

―まず開業に至った経緯を教えてください。

以前ここにあったクリニックを引き継ぎました。矯正歯科を行っていたクリニックだったのですが、矯正治療は時間がかかるので、治療が途中の患者さんがたくさんいらっしゃったんです。でも、途中でクリニックがなくなってしまうと、こうした患者さんは困ってしまいますよね。別のクリニックに行こうにも、あらためて高額な費用がかかってしまう可能性もあります。だから、このクリニックを僕が引き継ぐことで、患者さんを助けられればと思ったのがきっかけです。

―では引き継ぎ当初に患者さんの不満などもあったのでは?

正直なところを言うと、ありました。「どうして先生が変わったんですか?」というような。でも、それは仕方ないですよね。前の先生と僕では、歯科医師としてのスタンスはもちろん、性格や価値観、口調などすべてが違いますから、不安を覚えるのも自然だと思います。でも言い換えれば、患者さんは僕が今までのような治療をしてくれるのか気になるからこそ、疑問を解消したくていろいろ尋ねてくれるわけです。気にならなかったら、そもそも尋ねてくれないでしょう。だから僕も、前の先生のやり方を学んだり、患者さんの要望に対してこちらは何ができるのかを徹底的に考えて、患者さんと丁寧にコミュニケーションを重ねて、皆さんのその後の治療方針を一緒に決めていきました。

―その体験が、大西先生が「どんな場合でも同じ治療を提供できる体制づくり」を理想とするきっかけですか?

いえ、その理想は歯科医師になった時からずっと持ってるものです。例えば、「僕の治療を受けたくて、このクリニックに通ってます」という患者さんがいらっしゃるとして、それは間違いなくすごくうれしいことなのですが、でもそれじゃ駄目なんです。もし僕が体調不良で休んだら、その患者さんは望む治療が受けられません。どんな時にも同じ治療を提供できる体制をつくっておかないと、患者さんが困ってしまうんです。人がいないから、設備が不十分だから、クリニックが異なるから、その治療はできませんというのはあってはいけないと考えています。

―なるほど。では現在は移住することになった患者などにはどのようにサポートされてるのでしょう?

岡崎市の「岡崎エルエル歯科・矯正歯科」と当院の2つ、そして姉妹法人グループの「エスカ歯科・矯正歯科」と「名古屋みなと歯科・矯正歯科」では、情報交換はもちろん、技術的にも設備的にも必ず一定の水準を保つようにしています。これによって、例えば、当院に通っていた患者さんが岡崎市のあたりに引っ越したときでも、安心して同じ治療を受けていただけます。この4つのクリニックで患者さんを守っていけるのは僕たちの強みです。



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