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大西 正嗣 院長の独自取材記事

Aoi Dental Design Office

(名古屋市東区/新栄町駅)

最終更新日:2019/08/28

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ホテルを思わせる上質な内装が目を引く「Aoi Dental Design Office」。新栄町駅からすぐの所にある同院の大西正嗣院長は、若くして2つの歯科医院を運営する医療法人の理事長でもあり、「自分が関わるどこのクリニックでも同じ治療が受けられる」体制づくりについて落ち着いた口調で語る姿は理想の医療のために行動する敏腕さを思わせる。だが一方では、「患者さんの望みをきちんと聞いてあげる身近な先生でありたいです」とはにかむ一面も。後継ぎがいない歯科医院を引き継いで開業に至った患者思いの大西院長に、歯科医療にかける想いを聞いた。
(取材日2017年1月26日)

なくなりかけたクリニックの患者を救うために開業

まず開業に至った経緯を教えてください。

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以前ここにあったクリニックを引き継ぎました。矯正歯科を行っていたクリニックだったのですが、矯正治療は時間がかかるので、治療が途中の患者さんがたくさんいらっしゃったんです。でも、途中でクリニックがなくなってしまうと、こうした患者さんは困ってしまいますよね。別のクリニックに行こうにも、あらためて高額な費用がかかってしまう可能性もあります。だから、このクリニックを僕が引き継ぐことで、患者さんを助けられればと思ったのがきっかけです。

では引き継ぎ当初に患者さんの不満などもあったのでは?

正直なところを言うと、ありました。「どうして先生が変わったんですか?」というような。でも、それは仕方ないですよね。前の先生と僕では、歯科医師としてのスタンスはもちろん、性格や価値観、口調などすべてが違いますから、不安を覚えるのも自然だと思います。でも言い換えれば、患者さんは僕が今までのような治療をしてくれるのか気になるからこそ、疑問を解消したくていろいろ尋ねてくれるわけです。気にならなかったら、そもそも尋ねてくれないでしょう。だから僕も、前の先生のやり方を学んだり、患者さんの要望に対してこちらは何ができるのかを徹底的に考えて、患者さんと丁寧にコミュニケーションを重ねて、皆さんのその後の治療方針を一緒に決めていきました。

その体験が、大西先生が「どんな場合でも同じ治療を提供できる体制づくり」を理想とするきっかけですか?

いえ、その理想は歯科医師になった時からずっと持ってるものです。例えば、「僕の治療を受けたくて、このクリニックに通ってます」という患者さんがいらっしゃるとして、それは間違いなくすごくうれしいことなのですが、でもそれじゃ駄目なんです。もし僕が体調不良で休んだら、その患者さんは望む治療が受けられません。どんな時にも同じ治療を提供できる体制をつくっておかないと、患者さんが困ってしまうんです。人がいないから、設備が不十分だから、クリニックが異なるから、その治療はできませんというのはあってはいけないと考えています。

なるほど。では現在は移住することになった患者などにはどのようにサポートされてるのでしょう?

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岡崎市の「岡崎エルエル歯科・矯正歯科」と当院の2つ、そして姉妹法人グループの「エスカ歯科・矯正歯科」と「名古屋みなと歯科・矯正歯科」では、情報交換はもちろん、技術的にも設備的にも必ず一定の水準を保つようにしています。これによって、例えば、当院に通っていた患者さんが岡崎市のあたりに引っ越したときでも、安心して同じ治療を受けていただけます。この4つのクリニックで患者さんを守っていけるのは僕たちの強みです。

自分の方針を押し付けず、治療は患者第一

患者さんが望む治療を提供するために、心がけていることはありますか?

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自分の主張を押し付けないことですね。僕の治療方針が、患者さんが望む治療とは限らないので。例えば、患者さんが右奥歯の痛みを訴えている時に、それよりも先に治すべき歯が見つかることがあります。でも、そこで「こっちを先に治したほうが良いですよ」とは言いません。必ず患者さんの第一の希望である右奥歯の治療を行っていきます。そして、それが終わった後に「こっちの歯も一緒に治しませんか?」とご提案します。当院が得意としている矯正治療で言えば、僕が良いと思った器具を患者さんが選ばれないことも当然あります。この場合も「こちらのほうがお勧めですよ」ではなく、「そちらですと、ご希望の治療期間より時間がかかりますがよろしいでしょうか?」と情報をお伝えした上で患者さんに判断していただきます。僕の役割は、患者さんがどんな方法を選んでも安心して治療を受けられる技術を提供することと、伝えるべきことを漏れなくお話することです。

まさに患者さん第一ですね。それを意識するようになったきっかけは何ですか?

きっかけは特にないのですが、ただ昔から「患者さんの願いをかなえられる先生でありたい」と思っていました。あとは「患者さんの日常生活を邪魔しない先生」ですね。多くの人が歯科医院に抱くイメージって「痛い」とか「めんどう」とか、マイナスなものが多いと思います。だからこそ、歯医者に来てくれた患者さんには嫌な思いを与えないように心がけています。例えば、仕事をして、買い物して、歯医者に寄って、家に帰って、ビールを飲んで、気持ち良く眠りにつく、そんな一日が普通に流れる、歯医者に寄ったことで一日が暗くならない、そんな在り方が理想です。当院の治療方針や運営体制も、それを意識してつくっています。

そのこちらのクリニックの特徴について詳しく教えてください。

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まず診療内容としては総合歯科である点が特徴です。予防歯科や親知らずの抜歯、歯周病治療などの一般歯科と矯正歯科がメインですが、なんでも対応できる技術と設備を整えているので、お子さんの頃から大人になった後までずっと通っていただけます。患者層で言えば、定期検診で訪れる人が一番多くて、あとは虫歯の治療や親知らずの抜歯ですね。ちなみに20代から40代の方が多いです。治療方針については、繰り返しですが患者さん第一で、こちらの主張を押し付けることはしません。スタッフにもその意識を高めてもらうために、常日頃から患者さんのために必要なことを自主的に考えて動いてもらっています。僕が何かを指示することはまずありません。

理想の歯科医師像は「かかりつけのおじいちゃん先生」

大西先生が歯科医師を志したきっかけは何ですか?

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高校生のとき、デザインや物を作ることに興味があったので、当初は美大に進もうと思っていましたが、たまたま歯科医師という仕事を知る機会があって興味を持ちました。結果的に歯学部へ進学しましたけど、充実した毎日が送れています。それまで思い切り笑えていなかった患者さんが、矯正治療で歯並びをきれいに治して自然な笑顔を見せてくれると、本当にうれしいですね。歯科医師は、単に歯を治すだけじゃなくて、患者さんの人生を明るくできる素晴らしい仕事だと思います。これからも一人でも多くの患者さんの歯を治療することはもちろん、その人生を明るくする手助けをしていきたいですね。

今後の展望について教えていただけますか?

展望とは少し違うかもしれませんが、大学時代からお世話になっているおじいちゃんの先生みたいになりたいですね。この方は僕のかかりつけの歯科医師でもあるんですが、本当に尊敬しています。患者さんがぱっと来て、天気の話とか世間話をして、歯を治療して、そのまま自然と帰っていく、そんな感じの診療スタイルの先生なんですけど、その喫茶店のマスターみたいなアットホームな感じがたまらないんですよね。患者さんも行きつけのカフェに寄るようにクリニックを訪れるんですよ。その姿は、まさに自分が理想とする「日常生活を邪魔しないクリニック」そのものでした。自分もいつか、あんな先生になりたい、あんなクリニックをつくりたいと思ってます。

最後に読者の方にメッセージをお願いします。

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当院では歯のトータルコーディネートを心がけています。一般歯科や矯正治療を中心に幅広く対応できますので、歯のことで気になることがあれば、何でも気軽に聞いてほしいですね。ホームページやSNSなどでクリニックの情報も発信しているので、そこでうちのカラーを知ってもらえればと思います。治療のスタンスは患者さん第一で、皆さんと一緒に治療方針を決めていくことを基本としています。ご希望の治療を提供できるクリニックであるという自負があるので、何でも遠慮なく思いをぶつけてください。それに応えられるように、僕らも自分を磨いていきます。

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