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矢田 崇晋 院長の独自取材記事

矢田眼科クリニック

(岐阜市/柳津駅)

最終更新日:2019/08/28

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岐阜市柳津町の複合型ショッピングモール・カラフルタウン岐阜の1階にある「矢田眼科クリニック」。休診日はなく、月曜から土日、祝日の午前午後すべてを院長の矢田崇晋(やた・たかゆき)先生と7人の眼科医師とで診療にあたる。ショッピングモール内の眼科である以上は、「いつ来ても診察してもらえる眼科」でありたいという考えだ。そのため、土日、祝日には急性の症状で駆け込む患者も多いとか。矢田院長は「世間が休みの時に働いて、平日に休みを取りたいという考えなので、週末に診療を行うのは苦ではありません」と笑う。診断から治療や手術、アフターケアまでを行えるクリニックとして、設備の充実にも力を入れている矢田院長に話を聞いた。(取材日2018年1月31日/再取材日2018年8月3日)

年中無休で急性の症状にも対応

まず、こちらのクリニックの特徴についてお聞きします。

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一番の特徴は、土日や祝日にも診察を行っているというところでしょうか。以前は木曜を休診日にしていたのですが、患者さまからの要望も多く、ショッピングモール内のクリニックであるからには、いつ行っても診てもらえるクリニックという存在であるべきだと考え、年中無休で診察を行えるようにしました。土日や祝日は、休診の病院が多いので緊急の場合には、ここを探して来院される方もいらっしゃいます。私自身、以前から世間が休みの時に働いて、平日に休むという働き方を選ぶほうでしたから、週末に診療を行うことはまったく苦ではなく、その点でもショッピングモールに開業したことで、土日や祝日に来院される患者さまの役に立つことができていればうれしいですね。 具体的な診療については、診断から治療や手術、アフターケアまで一貫して行っているのが特徴です。特に手術には力を注いでおり、各手術に専門性を持った医師と、新鋭の設備を整えています。

来院される患者さんには、どのような訴えの方が多いのでしょうか。

来院される患者さまの症状も年齢層も、曜日や時間によってさまざまですね。平日の午前中はお年寄りが多く、白内障や緑内障の治療でいらっしゃいます。夕方からは学校や仕事帰りの方が結膜炎など急性の疾患で来院されます。土日や祝日は、総合病院から紹介されて当院へいらっしゃる重症の方、緊急の患者さまもいらっしゃいますね。赤ちゃんからお年寄りまで、幅広い年齢層の方が来院していますよ。ショッピングモールの開店は10時ですが、医療モールについては9時半から診療を行っています。クリニックはいつでも診療しているので、何か目に異変を感じたときはすぐに相談に来てほしいですね。

こちらのクリニックには、院長のほか複数の眼科の医師が在籍しておられますね。

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現在、常勤と非常勤合わせて7人の医師がいます。総合病院や大学病院で技術を身につけたベテランばかりです。診療が丁寧、手術が得意、患者さまに優しいなどいろんな先生がいる中で、副院長先生は緑内障や白内障の診療、手術など幅広くできて、患者さまから厚い信頼があります。そして、最近来てくださった眼瞼下垂の手術専門の先生は、加齢とともに下がってくるまぶたで悩む患者さまのニーズに応えています。また、もともとこの医院は、以前この場所で開業をされていた清水梅次先生が引退するということで私が引き継いだのですが、その清水先生にも引き続き診療していただいています。患者さまの希望によっては、担当の先生が診療を行いますが、どの患者さまについても、私が症状や治療方針についてはカルテを通して把握していますし、先生同士で治療の報告、連絡、相談は随時行っているのでいつでも対応は可能です。

検査・治療・手術、各場面で役立つ先進機器を導入

弱視や斜視の検査や治療、専門のスタッフについてお聞きします。

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小児の弱視や斜視治療で重要なアイパッチ(眼帯)がありますが、嫌で外してしまうお子さまは多いです。そういう方のために、片目を隠してゲームをしながら回復していく弱視訓練機を導入しました。ゲーム感覚で楽しんでできますのでアイパッチが苦手なお子さまにはお勧めですね。これは総合病院で一部取り入れられている新しい機械です。また、知識や経験が豊富な検査技師の増員をしましたので、今後さらに弱視斜視の治療に力を入れていきます。

検査や治療に関する設備について教えてください。

徐々に新しい設備を導入し、現在では検査・治療・手術ともに多くの設備を備えています。円錐角膜早期発見の角膜形状解析装置や、緑内障の早期発見に威力を発揮する自動視野計、加齢黄斑変性症を早期発見できる機器や、網膜の形状変化を検出できるOCTという機器など、患者さまにとってのメリットを優先して、有用性の高い設備導入をしています。最近では、白内障の手術後、人工レンズのピントをどこに合わせるか決める際に誤差が非常に少ない機械を入れました。あとは、今までは3歳以上でないと遠視や近視の度数を測れなかったお子さまが、3歳以下でも測れる機械を設置しましたので、弱視の早期発見が可能となっています。加えて、手術室内のクリーン度を上げるための機器を通常は1台のところ2台設置し徹底した衛生管理を心がけています。これからもクリニックならではのスピーディーさと、専門性の追求をめざし設備面も一層充実させていく予定です。

注力されている手術についてお伺いします。

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現在、涙道手術やものもらいの切開、翼状片除去、網膜裂孔や糖尿病網膜症、緑内障のレーザー手術、また、目の中に注射をし、網膜黄斑部の腫れや加齢黄斑変性の治療を行っています。さらに専門の先生が執刀する白内障と眼瞼下垂の手術にも注力しています。それぞれの専門に特化した先生が、力をフルに発揮できる環境を整えていますから、白内障手術は最短10分ほど、眼瞼下垂手術は20分ほどで終わります。最終的には大学病院に引けを取らない技術力の提供ができたらと考えています。

早期治療のためにも、いつでも来院できる診療体制に

スタッフとの連携の中で大切にしていることは何でしょうか?

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毎朝の朝礼で、笑顔を忘れてはいけないよと、いつも話をします。目に症状があって不安な気持ちで患者さまが来院されたとき、スタッフの笑顔で少しでも不安が払拭されるように努めることが大事です。そして、私とスタッフの連携の中では、何事も報告・連絡・相談が基本だと考えています。患者さまに対するのは、医師だけではありませんから、クリニックが一つになってわれわれの使命である「患者さまが良くなること。そして満足していただくこと」に取り組んでいこうと毎日話しています。

ところで、先生が眼科を専門に選んだ理由は何だったのでしょう。

父の同級生が眼科の医師で、その先生の医院で眼鏡を作ったとき、初めて眼科というものを体験しました。まだ幼かったので、眼鏡で物がよく見えるようになったと感動した覚えがあります。やがて、医学部に進路を決め、はじめは全身を診察できる科に興味がありました。ところが研修で眼科を経験した際に、眼科とは結果がはっきりわかる科だと感じました。視力や視野が数値で表されますし、見えるか見えないかという結果がはっきりしますから、これは私にとって興味深い科だと思いましたし、患者さまにとっても治療の満足感をはっきり感じていただける科だと思いました。また、顕微鏡を使って手術を行うという点でも、自分の技術の向上をめざすことができると考えました。そして、目という臓器は眼科でしか診療しませんから、たいへん専門性の高い科であるということにも魅力を感じ、眼科を専門としようと決めました。

最後に、眼科の受診について読者にアドバイスをお願いします。

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どんな場合でも、症状があったら自己判断せずに来院してほしいですね。初期のほうが治る確率も高くなりますから。例えば、網膜剥離など、小さな孔の段階であればレーザーで治すことも可能ですが、発見が遅れると視力を失うことになってしまいます。鉄粉が目に刺さったなどの場合では、すぐ来院されればポロリと取ることもできますが、しばらくすると眼球に埋もれてしまいます。小さな違和感でも、気づかない疾患が隠れていることもありますから、我慢せずに来院してください。また、目の健診もお勧めします。視力の良い若い患者さまが、軽い飛蚊症の症状で、網膜裂孔が見つかった例もあります。緑内障は末期になるまで症状は出にくい病気です。自覚症状だけではわからない疾患もありますから、一度来院していただき、しっかり検査してほしいですね。

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