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口から全身の健康を守る
暮らしの中から始める予防歯科

ゆきデンタルクリニック

(佐賀市/佐賀駅)

最終更新日:2026/10/07

ゆきデンタルクリニック 口から全身の健康を守る 暮らしの中から始める予防歯科 ゆきデンタルクリニック 口から全身の健康を守る 暮らしの中から始める予防歯科
  • 自由診療

歯が痛い、歯茎が腫れた。そんなときに通う場所と思われがちな歯科医院だが、口の健康は全身の健康とも関わっている。佐賀市の「ゆきデンタルクリニック」の矢島由紀院長は、医科歯科統合医療の現場でさまざまな疾患を抱える患者の診療に携わり、そのつながりに目を向けてきた。「口は本来、食べることや唾液の働きを通じて体を守る場所。その機能を十分に生かせる環境を整えたいのです」と話す。同院では、歯周病などの治療に加え、噛み方や呼吸といった生活習慣への助言、妊娠期からの予防や子どもの口腔機能の発達支援にも注力している。口腔内環境と全身の関係を知り、日々の暮らしから健康を守るために大切なことを聞いた。

(取材日2026年9月16日)

口の健康を全身の健康へ。治療と毎日の生活習慣の見直しで、病気になりにくい口腔内環境を育む

Q口の中の問題は、全身の健康とどのように関わっていますか?
A
ゆきデンタルクリニック 赤ちゃんの口腔機能発達のサポートにも注力

▲赤ちゃんの口腔機能発達のサポートにも注力

その一つが歯周病です。歯周病菌などが血流を介して全身に影響を及ぼすことがあります。代表的には、糖尿病との相互関係があり、関節リウマチとの関連も研究が進められています。私は医科歯科統合医療のクリニックで医師と協力し、さまざまな疾患を持つ方の診療に携わる中で、口の状態に目を向ける大切さを感じてきました。すべての全身疾患が歯科治療で改善するわけではありませんが、歯周病をはじめ口腔内の問題が、全身の病気や体調に影響する場合があります。その為、お口の問題を適切に治療し、口腔環境を整えることが全身状態の改善につながります。病気の治療だけでなく、歯周病など口の状態にも目を向けていただきたいですね。

Q歯周病のほかに、診療で着目していることはありますか?
A
ゆきデンタルクリニック 問題が起きにくい口腔環境をつくる根本的なアプローチが同院の軸

▲問題が起きにくい口腔環境をつくる根本的なアプローチが同院の軸

噛み合わせなどの機能と、治療に使う材料にも目を向けています。しっかり噛めているか、顎を動かす際に無理がないかを確認し、姿勢や体の使い方も含めて診ることを大切にしています。また、歯科用金属がアレルギーの原因になる場合もありますので、材料の選択も重要です。当院では、アレルギーの有無やお口の状態を踏まえ、生体親和性の高いセラミックなども選択肢として検討し、使用する薬剤にも配慮しています。感染、機能、材料のどれか一つだけで判断せず、総合的に考えることが診療の基本です。そして何より、治療を繰り返さず、ご自身の歯を長く保てるように支えたいですね。

Q全身の健康を見据え、予防では何を大切にしていますか?
A
ゆきデンタルクリニック 食事・睡眠・住環境にまで踏み込んだ生活習慣のアドバイスも行う

▲食事・睡眠・住環境にまで踏み込んだ生活習慣のアドバイスも行う

対症療法やその場しのぎのアプローチではなく、口腔内環境を根本から見直すことです。 虫歯ができにくい、歯周病が進みにくい環境をつくるために、日常の暮らしにまで目を向けることを重視しています。痛みや噛みにくさがなくても、口の状態を定期的に確認し、食べ方や呼吸の仕方など、負担につながる習慣を一緒に改善していきます。口は、食べて栄養を取り込み、唾液の働きなどによって体を守る場所でもあります。その機能を生かせる状態を保ちたいのです。治療やメンテナンスと日々の習慣を組み合わせて、将来の健康につなげることをめざしています。

Q日々の暮らしで、口の健康のためにできることを教えてください。
A
ゆきデンタルクリニック 0歳から100歳まで家族ぐるみで通う患者が多いという

▲0歳から100歳まで家族ぐるみで通う患者が多いという

毎日の歯磨きに加えて、まず意識してほしいのが噛む回数を増やして、よく噛んで食べる事です。唾液には食べ物を飲み込みやすくするほか、口の中の汚れを洗い流すなどの働きがあります。忙しいと早食いや丸飲みになりがちですが、ご自身の食べ方を振り返ってみてください。また、口を閉じて鼻で呼吸することも大切です。口呼吸は、呼吸の深さや疲れやすさに関わり、口や鼻、喉の病気のリスクにも影響すると考えられています。普段から口が開いたままになっていないか、ご自身の呼吸の仕方にも目を向けてみてください。

Q子どもの口の健康は、いつ頃から気をつけるといいのでしょうか?
A
ゆきデンタルクリニック カフェのような居心地の良い空間の院内

▲カフェのような居心地の良い空間の院内

歯が生える前の0歳のときが一番あごが成長し、口の機能はすでに育ち始めています。当院では妊娠期からの予防を重視し、生まれてからの飲む、食べるといった機能の発達も支えています。おっぱいをうまく飲めない、離乳食が進まない、よく噛まずに飲み込むといった困り事にも、 歯科からの関りで改善できることがあります。歯並びには遺伝だけでなく、成長の過程での習慣や口の使い方なども関係するため、早い段階で気づき、発達に応じて支えることが大切です。当院では、保育士も一緒に、日常の子育ての中で取り入れられる工夫をお伝えしています。保護者の負担を増やさず、肩の力を抜いて取り組めるサポートを心がけています。

ドクターからのメッセージ

矢島 由紀院長

口の健康について知ると、「今までの生活が悪かったのかな」「子育ての仕方がいけなかったのかな」と感じる方もいるかもしれません。ですが、ご自身を責める必要はありません。忙しい暮らしの中では、誰もが口の健康に悪影響を与える習慣を抱え得ますし、必要な情報が届いてなかった方も多くいらっしゃるでしょう。気づいた今が、次の一歩を踏み出すきっかけです。健康を守ることを個人や家庭だけに任せず、社会全体で支える仕組みも必要だと考えています。私もその一端を担いながら、一人ひとりに合う方法を一緒に探していきたいと考えています。できることから始めて、口から全身の健康を守っていきましょう。

自由診療費用の目安

自由診療とは

セラミックを用いた補綴治療/4万4000円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。