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岡田 とし江 院長、岡田 征彦 副院長の独自取材記事

岡田歯科医院

(横浜市西区/天王町駅)

最終更新日:2021/12/21

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相鉄線天王町駅や洪福寺バス停留所が最寄りの「岡田歯科医院」は、70年以上も続く地域密着の歯科医院だ。現在は3代目の岡田とし江院長、4代目となる予定の岡田征彦(ゆきひこ)副院長が診療を担当。歯科の領域全般に対応するが、それぞれの専門性を生かした診療も特色で、口腔外科が専門の岡田院長は難しい症例の抜歯、顎関節症、口腔外科手術などを担当。征彦副院長は、詰め物やかぶせ物、入れ歯の治療や高齢者歯科、訪問歯科診療に取り組んでいる。さらに協力することで診療分野が広がることも強みなのだという。そうした同院の特色や地域医療への思いを岡田院長と征彦副院長に詳しく聞いた。

(取材日2021年11月19日)

2人の歯科医師の協力で質の高い歯科医療を追求

こちらの歯科医院の特色をお聞かせください。

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【岡田院長】当院は私と副院長がそれぞれの専門性を生かしながら、協力して幅広い患者さんを診ていく点が特色です。一般的な虫歯、歯周病の治療のほか、私は顎関節症とそれに起因する頭痛などの各種症状の診療、顎や歯茎に埋まった埋伏歯の抜歯、歯の根の部分にある嚢胞を取り出す口腔外科手術も行っています。また、地域の歯科医師会が住民向けに行う口腔がん検診も担当するほか、お子さんの成長期における矯正なども最近は多くなってきました。
【征彦副院長】私は病気がある高齢の患者さんの抜歯、入れ歯治療、インプラント治療などに加え、近隣の大学病院からの依頼で、数年前から術前・術後に口腔管理が必要な患者さんの周術期口腔機能管理を担当するようになりました。現在は当院に通われていた患者さんが在宅療養に移行された際の訪問歯科診療も担っており、超高齢化社会でニーズが高まる訪問診療には、今後も力を入れていきたいと考えています。

それぞれの専門分野とも関連しているのでしょうか?

【岡田院長】ええ、私は口腔外科が専門で、母校である鶴見大学歯学部の附属病院で10年、関東労災病院では口腔外科部長として30年間勤務し、日本口腔外科学会口腔外科専門医でもあり、当院でも口腔外科に関わる症状の診療は強みの一つになっています。また、関東労災病院では今も週1回の外来診療を担当し、当院の患者さんの画像解析を必要とする場合や、全身麻酔による手術が必要な場合などには、同院とスムーズに連携して診療を行っています。
【征彦副院長】私の専門は、なるべく歯を残すための保存治療、かぶせ物や入れ歯などを中心とした補綴治療などで、それらをベースにした高齢者歯科も専門分野といえます。さらに当院での訪問診療と並行して、昭和大学歯学部高齢者歯科学講座の兼任講師も務め、研究、診療、学生の指導を行っています。

お二人の連携でどんなメリットが生まれていますか?

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【征彦副院長】互いの専門性や能力の組み合わせで、より質の高い診療の追求できていると思います。例えば、さまざまな体の病気でデリケートな対応が必要な患者さんの抜歯では、そうした症例を数々経験してきた院長にバトンタッチするなど、リスクに配慮した対応が可能になっています。
【岡田院長】私が治療に使う歯科材料に悩んだ場合などは、補綴が専門の副院長にアドバイスしてもらっています。歯科用の接着剤も日進月歩で、何を選ぶかによってかぶせ物の寿命まで変わるのです。副院長が現在も診療を続けている大学病院で得た新たな情報が、当院の患者さんに還元できるのは大きなメリットでしょう。

地域医療の充実をめざす新たな取り組みも

最近は病院での手術前に歯科治療を行う方も増えたと聞きました。

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【岡田院長】それは「周術期等口腔機能管理」と呼ばれる取り組みで、病院から当院のような連携歯科医院に患者さんをご紹介いただきます。病院で全身麻酔の手術を受けたり、がんを治療したりする方が対象で、術前に口腔ケアを徹底することで、術後に起きやすい呼吸器の病気や感染症のリスクを低減させるのが目的です。口の中の細菌が血中に入ると、その種類や量によっては肺炎、細菌性心内膜炎、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす可能性もあります。当院は以前からそうした連携強化を率先して取り入れ、手術前の患者さんの口腔ケアに力を入れてきました。

訪問歯科診療で心がけていることを教えてください。

【征彦副院長】患者さんのご自宅に伺うため、感染対策には十分に注意しています。また、患者さんやご家族とのコミュニケーションはもちろん、担当のケアマネジャーさんとの連携も大切です。ケアマネジャーさんに患者さんの情報を一元管理していただくおかげで、例えば患者さんの食事が進まないと悩む内科の先生からの情報をもとに、患者さんの入れ歯を調整するなど、医科と歯科の連携をスムーズに行います。患者さんの中には以前当院に通われていた方も多く、当院がご自宅でも歯科医療が受けられる体制を整えることで、地域に貢献できるやりがいを感じています。

そのほか重視されている分野はあるでしょうか?

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【岡田院長】コロナ禍の感染症対策ではマスクを常用される方が大半ですが、中にはマスクの中で歯を食いしばることで顎関節症になる方も見られます。顎関節症は顎が痛む、口が開かないなどの症状以外に、頭痛や気分の不調などを引き起こす可能性もあるため、当院ではご自分では顎関節症と気づかない患者さんのスクリーニングや治療にも力を入れています。
【征彦副院長】患者さんの全身状態を考慮して治療を行うよう心がけています。例えば、当院を受診された患者さんが服用されるお薬は必ずチェックし、糖尿病や高血圧などの持病で内科の併診があれば血液検査のデータも確認しています。特に糖尿病は歯周病との関連が深いので注意していますね。抜歯前には血圧を測るので、そこで高血圧とわかれば内科に紹介させていただくこともあります。

患者が安心して高度な医療を受けられる環境の整備を

新たに導入・整備された設備などを教えてください。

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【岡田院長】患者さんの利便性向上を考え、マイナンバーカードを健康保険証として使うための装置を導入しました。また感染症対策として、昨年から歯科医師と歯科衛生士は診療時に防護服、フェイスガード、マスクを着用し、診療ユニット間にもパーティションを設けています。以前から検査の精度向上が期待できる歯科用CT、性能重視で選んだ滅菌器を活用していましたが、今後も患者さんに安心して高度な治療を受けていただける歯科医院をめざしたいと思います。
【征彦副院長】そのほか、デジタル機器を活用して、より患者さんに負担の少ない診療ができる環境整備も検討中です。例えば、噛み合わせの状況をデジタルで可視化する圧力測定装置、口の中で型採りしなくても口腔内の立体的なデータが採取できる口腔内スキャナー、デジタルデータをもとにマウスピース型の装置を作って行う矯正なども取り入れたいですね。

これからの目標についてお聞かせください。

【岡田院長】口腔内のトラブル全般はもちろん、耳鼻咽喉科や脳神経外科との境界領域も広くカバーし、当院で治療するほうがいい症状と担当診療科に任せたほうがいい症状をしっかりと鑑別して、患者さんに適切な医療を提供したいと考えてます。
【征彦副院長】入れ歯に代わるインプラント治療、歯科材料は年々進化していますし、白く見えるハイブリッドレジンも一部の歯で保険適用になるなど、治療の選択肢はどんどん広がっています。入れ歯や合金の詰め物・かぶせ物での治療は気が進まないという方にも、ご希望に沿った治療ができるよう新たな技術を学び、提供していきたいですね。また、歯周病で破壊された顎の骨などの歯周組織再生を促す「歯周組織再生療法」は患者さんの大きなメリットになると考え、今後も積極的に取り入れていきます。

地域の方にメッセージをお願いします。

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【岡田院長】歯科医院は歯のことだけでなく、口腔内全体が診療対象です。例えば口内炎ができたときも、歯科医院なら口腔がんなど重大な病気でないかを確認でき、治療薬の処方や口の中を清潔に保つことで回復を促すこともできます。また慢性的な顎の痛みや頭痛なども歯科医院で対応できるケースがありますから、一度ご相談ください。
【征彦副院長】高齢になったり体調がすぐれず、歯科医院の受診を控えられてしまう方もいらっしゃると思います。しかし、口腔ケアは全身の健康と密接に関わる大事な分野です。通院が難しい患者さんには、ご自宅などにこちらから伺う訪問歯科診療を、担当のケアマネジャーさんや主治医の先生と一緒にご検討いただければと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

ノンクラスプ義歯/11万円~、インプラント治療/埋入22万円~、歯列矯正(小児矯正)/12万円~、歯周組織再生療法/11万円~

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