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小島 昌也 院長の独自取材記事

桜台診療所

(野田市/野田市駅)

最終更新日:2019/08/28

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東部アーバンパークライン野田市駅、もしくは梅郷駅から車で5分。広い駐車場を備えた、千葉県野田市桜台のコージークリニックモールが見えてくる。その内にある「桜台診療所」は2010年に開業した医院。院長の小島昌也先生は、流山市の東葛病院や野田市の診療所で経験を積み、地域の頼れるかかりつけ医として総合内科医療を提供している。誰もが気軽に通ってもらえるよう院内はバリアフリー設計であり、桜色と木目を組み合わせた温かみのある雰囲気。広々とした待合室には、キッズスペースも完備している。「家族を診るような気持ちで診療を行っている」と話す小島院長に、診療の特色や患者への想い、プライベートのことなどたっぷりと聞いた。
(取材日2016年7月5日)

「病気」ではなく「人」を診る、地域のホームドクター

大学卒業後から開院までの経緯について教えてください。

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もともと地域医療に興味があり、昭和大学医学部を卒業後、大学の医局に残らず流山市の東葛病院に入職しました。地域の中核病院である東葛病院では、内科・外科を問わずさまざまな治療に携わり、多くの分野を横断的に診療する一般内科医としての経験を積みました。その後10年間、野田南部診療所に勤務し、2010年にこの地に開業しました。私の出身は松戸であり、野田南部診療所に長く勤めていたことから、この地域には親しみを感じています。開業を考えていたタイミングで、ちょうどこの場所での開業をお誘いいただいたので、縁あってこの地で開業することになったのです。

クリニックの特色について、教えてください。

当院には0歳から100歳を超える方まで、地域にお住まいのさまざまな患者さんがいらっしゃいます。乳児検診や予防注射、小児アレルギーの治療から、酸素吸入をされた呼吸器疾患や糖尿病、生活習慣病まで、どのような症状・疾患でも私が責任を持って診療を行っています。中には、診察とは関係のない「他院で処方された薬をチェックしてほしい」「家族の病気について教えてほしい」といったご相談もありますが、そういったご相談を伺うこともかかりつけ医の務めだと思っています。誰もが気軽に来て、気軽に相談できる、地域のホームドクターでありたいですね。

診療において心がけていることを教えてください。

患者さんが何に困っていて、何を求めているのかをきちんと見極めることを心がけています。同じ症状、同じ疾患であっても、患者さん一人ひとりが求めていることは違います。痛みを取り除いてほしいのか、病気に対する不安を解消したいのか。その見極めは難しいのですが、患者さんの表情や言葉、しぐさにヒントが隠されていますので、患者さんの訴えに耳を傾け、何を欲しているのかを感じ取ってベストな診療を行うよう努めています。「病気」に目を向けるのではなく「人」を診る姿勢が大切ですね。患者さんの求めることに100%応えたいなと思っています。

診療するにあたってのポリシーを教えてください。

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自分の家族を診るように患者さんを診察することですね。そういう目線で接していると、簡単に診察して薬を出せばいいとはなりません。できる限り苦痛のないように検査したいと思いますし、病気に対する不安を抱えていないか気になります。治療を行ううえでは、できるだけコストがかからず合理的な方法はないか、点滴をしてほしいのかなど多角的な視点で考えます。当院を頼って来てくれた地域の患者さんは私の家族だと思って、きめ細やかな対応をしたいですね。「あの診療所に行けば安心」「近くにあって良かった」と思ってもらえたらうれしいです。また、開業時から「地域に喜んでいただける医療」の実践を一番に考え診療にあたっています。当たり前のことですが、やっぱり地域の皆さんに好かれる存在でありたいですから。

「地域に喜んでいただける診療」を実践していく

小島院長が考える「地域に喜んでいただける診療」とはどんなものですか?

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地域にいつでも安心して診てくれる診療所があるというのは、患者さんにとってたいへん心強いものだと思います。ですから、患者さんには「気になることがあったらすぐに来てください」と伝えています。悪くなる前に来てもらえれば外来診療の範囲で治療でき、入院に至らずに済みます。患者さんも心配事を抱えるよりも医師に相談したほうが気持ちも楽になるでしょう。診察して何もなければそれで安心ですから。当院に来てくれた患者さんには私ができる限りの診療をして、外来診療だけで完結できるようにするというのが理想です。ただ、地域の診療所でできる範囲は限られます。病状によっては他院へのご紹介を判断することも、地域医療に携わる医師の大切な役割だと思っています。より高度で専門的な治療が必要な場合には、適切なタイミングで専門医のいる医療機関をご紹介するようにしています。

患者さんとのうれしかったエピソードを教えてください。

以前勤めていた医院で診ていた患者さんがふと、当院に来てくれたときはうれしいですね。遠慮会釈がなく気軽に来てもらえる関係性を築けているのだな、と。医師と患者の関係だけではなく人間同士のつながりを実感できます。また、病状が進行しているにも関わらず来てくださった患者さんがいて、「先生に診てほしいから」と他院から当院に移ってきたこともありました。「医師だから」というのではなく、一人の「人」として私を頼って来てくれたんだなと、人と人とのつながりを感じられました。地域医療はそこがいいなと思います。

小島院長の専門分野を教えてください。

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強いて言うなら「総合内科」でしょうか。人間は一人ですが身体の中にはさまざまな臓器があり、患者さんの訴えも多岐にわたります。私は「病気」を診るのではなく「人」を診ることができる医師になりたかったので、あらゆる患者さんの訴えに対して幅広くかつトータルに対応できる総合内科医になりました。当院では、専門性の高い特別な治療はしていませんが、どのような症状・疾患を持つ患者さんの診療にも対応しています。東葛病院での勤務医時代に呼吸器や整形外科、循環器、腎・透析、小児科、外科など幅広い診療に携わった経験が、今患者さんの身体を総合的に診断・治療するのに役立っています。

地域の患者にとって安心できる存在に

医師をめざしたきっかけを教えてください。

私が高校生のときに家族が喉頭がんの末期で闘病していたのですが、食べられないし飲めない。呼吸も苦しそうでうめき声もあって、つらい場面を目の当たりにしました。総合病院できちんと治療を受けていたのですが、なんで最期にこんなに苦しそうな状態になってしまうのか、なんとか安らかな最期を迎えることはできないものかと思ったんです。そして、そのためには死ぬ間際だけでなく日々健やかに生きるような健康管理が必要だという考えに至りました。そのような経験から医師をめざすようになり、より身近に人の健康づくりに携わることができる地域医療に興味を持つようになりました。

休日の過ごし方を教えてください。

今は子育てですね。子どもがまだ小さいので、休みの日は遊んだり食事の世話をしたりと、できる限りは子どもと関わるようにしています。平日は時間が取れないので、休みの日くらいは妻に自由な時間ができるようにしてあげたいという気持ちもありますね。子どもと一緒にいられるのは、小さいうちくらいです。今できるだけ一緒にいて、大きくなってからも何でも相談してくれるような関係を築きたいです。特別に何かをするわけではないのですが、一緒にいて話を聞く、寄り添うということが大切だと思っています。親子の関係も、患者さんとの関係と似ていますね。常に「いつでも何でも話を聞くよ」「いつもそばにいるよ」という姿勢でいることが、相手に安心感を与え信頼してもらえることにつながると思います。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

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当院に限った話ではないのですが、「信頼できるかかりつけ医を見つけてください」とお伝えしたいですね。住んでいる地域にいつでも何でも話せる医院があると、もし身体のことで不安なことがあっても安心して頼ることができます。年を取って地域で暮らすとなった時に、身体のことに関して安心して相談できる場所があるというのはとても大切なことです。私はこの地域の患者さんにとって安心して頼ってもらえる存在となり、地域の皆さまに喜んでいただける医院づくりをしたいと思います。

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