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富永 康彦 院長の独自取材記事

西院デンタルクリニック

(京都市右京区/西院駅)

最終更新日:2019/11/15

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西院駅から歩いて2分。西大路四条の北西角にあるショッピングモールの3階で2010年から地域に根づいて診療を続ける「西院デンタルクリニック」。広くて明るい待合室に足を踏み入れれば、きれいにディスプレイされた大きなツリーが目に飛び込んでくる。「ハロウィーンやクリスマス、春には桜など、季節ごとの飾りつけをして楽しんでいます」と迎えてくれたのは、院長を務める富永康彦先生。大阪歯科大学で口腔解剖学を研究し、都心の歯科医院で治療経験を積んだ、この道20年のベテラン歯科医師だ。そんな富永院長が取り組んでいるのは、幅広い層を相手にする地域に根差した本音の歯科診療。その中心となるコンセプトや現在の心境など、飾らぬ言葉でじっくりと語ってもらった。
(取材日2019年10月24日)

地域の人々と長く付き合える歯科をめざして

来年で10周年。開業時はどのようなクリニックをめざしましたか?

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私はそれまで大阪や兵庫の歯科に勤めていましたから、少し気分を変えて京都でやるのもいいなと考えたのがきっかけです。私が勤務していたのは最先端、最前線をめざしているような、典型的な都心型の歯科医院で、若い私は、大きなやりがいを感じて治療に関して多くのことを学ばせていただきました。ただ、年齢とともに考えが変わってきて、子どもから大人まで気軽に通えるようなクリニックで、もっと地域の人と長く関わっていけるような診療をしたいと考えるようになったんです。自分に子どもができれば子どもの患者さんが、親が年をとれば高齢の患者さんが気軽に通えるようにと、自然に考えるようになったわけです。

院長先生以外に複数の先生がおられますね。

最初は私一人でしたが、現在は他に3人の常勤の先生、そしてインプラントと矯正をそれぞれ担当する先生に手伝ってもらっています。患者さんと歯科医師はお互い人間同士ですから、必ず合う合わないがあります。もし私と合わなくても別の先生と合う可能性はありますし、特に女性の患者さんの場合、最初から女性の先生に診てもらいたいという方もたくさんおられますから。また、歯科医師が複数いることで治療に関するオピニオンが充実するのはもちろんです。それは歯科の知識や技術に関することだけではなく、例えば女性であること、母親であることなど、それぞれの立場や経験を融合させれば、患者さんに対してかなり立体的なケアが可能になると考えています。それがチーム医療の強みの一つですね。

こちらの診療メニューについて教えてください。

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一般歯科に小児歯科、審美歯科やインプラント治療など、歯科でできることは一通りそろっていますが、やはり現在は予防や矯正にシフトしています。それだけのメニューが用意できるのも、先生が何人もいるおかげですね。ただ、それを私たち医療者側が提示しなければ、矯正にしても口腔外科にしても、一生知らずに終わってしまうかもしれません。飲食店でもメニュー表があるから注文できるわけで、いきなり店員さんから「何にします?」と聞かれても困るでしょう。ですから当院でやれることはなるべく目につくように掲げ、皆さんに興味を持っていただけるようにしています。

歯科では常識でも、世間ではそうではないことも

歯科診療において大切なことは何ですか?

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私は歯医者の家系の出身ではありませんから、そのせいか歯科業界に時々違和感を覚えることがあります。私たちは歯を治すのが仕事で、そのためのトレーニングを受けていますが、結局は患者さんの体ですからね。私たちだけがわかっていても意味がなく、やはり患者さんと歯科医師が一緒になって取り組まなくては意味がないのだと思います。正直なところ、私と患者さんとの間には上下関係はなく、同列だと考えています。歯科医師は、患者さんに対して偉そうにするとか、媚びへつらうとか、どちらかに偏っていればいいのではなく、もっとフラットに、自然なコミュニケーションを交わすべきではないでしょうか。とってつけたような心の通わないサービスよりも、お互いが心を通わせることに力を注ぐべきだと考えています。

治療を受ける側が留意すべき点はありますか?

例えば初診や検診で痛くもない虫歯が見つかった場合、まずは治療そのものより、それを知らせるのが私たちの仕事です。しっかり説明した上で、今すぐに治療を受けるか、旅行から帰ってきてからにするかは患者さん次第です。わざわざここまで来たのだから悪いところを治すのが当然だろうと、患者さんも歯科医師も流れ作業のように進んでいく。それはちょっと不思議に感じるんです。診療台に座っていきなり麻酔をされるなんて、他科ではまずありえません。いきなり治療に入るのではなく、よく歯科医師の説明を受けてから判断すべきで、少なくとも当院ではそうしています。皆さんにきちんと説明をして、すぐに取りかかるか様子を見るかは患者さん本人のご希望や状況次第です。

クリニックに保育所を併設しているそうですね。

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はい。当院には、ベビーシッターや保育士といった勉強をしてきたスタッフが、私を含めて3人在籍しています。そして保育所として登録した隣室で、お子さんの一時預かりをしているんです。もともとは女性スタッフたちが子育てをしながら仕事を続けられるようにと企業内保育として始めたのですが、現在は小さな子どもを抱えた患者さんに対するサービスが中心です。別室で当院のスタッフがお子さんを預かっていれば治療に集中していただくことができますよね。他にも当院では、親子に向けた歯磨き教室や季節のイベントなどを行っています。お母さんが妊娠や出産をして、生まれたお子さんが乳幼児から小学生へと育っていく。そうした流れの中で親子ともども診ていくことができれば、それこそ地域でやっている意味があるというものです。

無理をせずマイペースで治療を続けてほしい

プライベートはどのようにお過ごしですか?

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私は大人になってから大型バイクの免許を取り、アメリカンタイプのバイクに乗っています。バイク自体が趣味というより、いろんな体験をすることが趣味なんですね。人が集まったり注目を集めるものには何らかの魅力があるはずで、それを自分で体験してみるのが好きです。そういう意味ではチャレンジャーなのかもしれません。

将来に向けた展望などはありますか?

まだ先のことでしょうけれど、できれば仕事はなるべく誰かに任せて、自分自身はもっといろんなことにチャレンジしていきたいと思っています。冗談に聞こえるかもしれませんが、もし私が20年後も診療を続けていたとして、若い女性の患者さんは高齢の先生に診てもらいたいと思うのでしょうか? 誰しも、年の離れた人よりも年の近い人のほうが気を遣わずにお話ができると思うんですよね。なので、僕の考えとしては、本当に通いやすいと患者さんに思ってもらうためには、相応の年代の先生やスタッフが診療を担当するべきだと思うんです。そのためには、後を任せられる人材をしっかり育てていかねばなりませんね。

最後に、読者へ向けたメッセージをお願いします。

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よくある話ですが、数回来ただけでぷっつりと通わなくなる方がいます。ちょっと予定ができてキャンセルの電話をし忘れたから、気まずくてこの2年間来れませんでしたという方が実際におられるんですね。歯科医師の顔色を気にして体のことを放っておくのは、とてももったいないです。治療というのは必ずしも律儀に毎週のように続けていく必要もありません。1本の歯を1年かかって治したっていいんです。通うのがつらくなったら、いったんやめればいいんです。私たちもプロですから。少々時間が空いてもそこからリスタートしていきますので、まずは諦めずに治していくことを取り組み続けてほしいですね。もっと自分の体のことを第一に考えましょう。そういった歯科医院との付き合い方をしていただきたいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

審美歯科(虫歯の治療)/3万5000円~、小児矯正/20万円~、インプラント治療/28万円~、スポーツマウスピース/1万8000円~
※すべて税込み

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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