はるお内科クリニック

はるお内科クリニック

玉置 治夫院長

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JR阪和線の上野芝駅から徒歩2分。「はるお内科クリニック」は上野芝メディカルシティ3階に開業し9年を迎える。内分泌代謝内科・甲状腺内科を主体に風邪や予防注射にも対応する一般内科から、生活習慣病まで診療する地域に根差したクリニックだ。特に甲状腺の病気は女性のライフイベントとして大きなウエイトを占める妊娠・出産において、甲状腺の病気ではホルモン管理が重要となってくるため、地元の産科と連携して診療を行っている。甲状腺疾患における専門性の高い治療を長年にわたり提供してきた玉置治夫院長は、甲状腺というまだ認識度の低い病気への不安を患者に感じさせないよう、気遣いを忘れない。ベテランならではの配慮が感じられる診療方針や患者への心遣い、今後の展望までその胸の内を語ってもらった。(取材日2019年5月30日)

専門としてサポートできる喜びが医師としてのやりがい

―甲状腺疾患を抱えやすいのは、女性だと言われていますね。

バセドウ病や橋本病では、その男女比はおよそ1:10にもなります。遺伝性がほとんどで、お母さんが甲状腺の病気を抱えていると娘さんにも出てくる可能性が高くなります。発症してくる年齢の大半は20歳前後くらいですが、早ければもっと若い年齢の場合もあります。バセドウ病や橋本病と診断されたときは、症状が現在出ていなくても、経過観察が必要になります。特に女性は妊娠・出産を契機にホルモン異常を来す場合がありますので、妊娠中から出産後までの過程においてホルモン管理が必要になります。流産や早産、あるいは出産後の甲状腺機能異常の発症の原因になり得る可能性があるからです。

―胎児の時から影響を受けるのでしょうか。

バセドウ病であれば、甲状腺ホルモン異常を起こしている原因物質が胎盤を通って赤ちゃんにいってしまいます。赤ちゃんが発症するかどうかは妊娠中のお母さんの採血による数値で予測がつきますから、あらかじめ治療体制を整えて経過を診ていくことが重要になります。というのも胎内にいる間は、抗ホルモン剤をお母さんが服用している場合には、赤ちゃんも胎盤を経由して治療を受けている状態になるのですが、出産によりその治療が断たれると、症状が出てきてしまうのです。そういう意味では生後すぐはまだ抗ホルモン剤によるコントロールが効いている状態なので大丈夫ですが、1週間ほどたつ頃からは注意しておかなければなりません。そして赤ちゃんは1ヵ月くらいの治療が必要になります。

―早くから適切な治療に取りかかることが肝心なのですね。

それが可能になったのは妊娠中にバセドウ病の原因物質を測れるようになったからなのです。私が医学部を卒業した頃は、まだ測定が不可能だった時代でしたので、前もって判明できず命に関わる事態もありました。測定可能になったのは医師になって5年目、1980年くらいからでしょうか。そのおかげで産科・甲状腺内科に加え、出産後治療にあたる小児科との3科で、妊娠段階から連携を取って治療方針・計画を立てていけるようになりました。今は当たり前になっていますが、当時は学会もその話題で持ちきりだったのですよ。私も以前の状況を知るだけに感慨深く、医学の発展による進歩した段階で臨める治療にやりがいを感じていました。



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