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川島 淳子 院長の独自取材記事

かわしま皮膚科

(市川市/市川駅)

最終更新日:2020/04/22

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都心にも程近い市川駅周辺は、大学や高校といった教育機関やタワー型マンション、そして東京歯科大学市川総合病院が点在する活気あるエリアだ。古くからの住民もいるが、通勤や通学のためにこの近辺へ引っ越してきたという人も多い。そういった人々にとって、何か病気やけがをしたとき、どこのクリニックへかかればいいのか? という情報はとても貴重だ。今回取材した「医療法人社団涼風会 かわしま皮膚科」は、皮膚科症状だけでなく、そういった相談も多く受けているという。「総合病院にいたときよりも、かかりつけ医としての役目を強く感じています」と語る川島淳子院長に、皮膚についてよくある勘違いや、正しいケアの方法などを中心に話を聞いた。
(取材日2015年9月23日)

なじみのある市川で幅広い年齢層の患者を受け入れる

開院にあたり、この地を選んだ理由、また医院のこだわりをお聞かせください。

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以前、この地域の中核病院である東京歯科大学市川総合病院に勤めていましたし、私も小学2年生までこの辺りに住んでいたので、市川近辺はなじみのある土地でした。以前から見させていただいている患者さんもいらっしゃいますし、市川総合病院でも週1回診察をしており、基礎疾患のある方はそちらで診療させていただいています。医院を開業するにあたっては、ホスピタリティーを意識して内装を考えました。患者さんが少しでもリラックスできるような空間をめざしています。

こちらにいらっしゃる患者さんの年齢や性別、症状に傾向はありますか?

とても幅広いですね。生まれて数ヵ月の赤ちゃんから、100歳近いお年寄りの方までいらっしゃいます。親子3代で、さらにその親戚の方が来てくださっているお宅もあります。あるいは、通勤や通学のためにこの辺りに引っ越して来られたという方も多いですね。そういった方はまだあまり市川近辺の医療機関に詳しくないので、「内科はどこにありますか」といった質問を受けることもあります。若い方の脳梗塞など、皮膚科以外の症状を見つけたこともありますし、病院に勤めていたときよりも、かかりつけ医としての面が強くなりましたね。それに伴って、周辺の医院の先生方との連携を強め、医師会活動にも精力を傾けています。この医療モールの中だけでも内科・眼科・精神科があるので、親睦会を開いて、いつでも患者さんをご案内しやすいようにしています。疾患としては、アトピー性皮膚炎や尋常性乾癬といった慢性疾患がとても多いように感じますね。

先生が医師というお仕事や、皮膚科を選ばれたのは、どのようなきっかけがあったのでしょう?

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小さい頃から「手に職をつけたい」と考えていたことが大きかったと思います。皮膚科を志したのは、私の弟が小さい頃からアトピー性皮膚炎で皮膚科に通っていまして、皮膚の悩みや治療の仕方などを身近に見ていたことが影響しました。また、私の家族は皆花粉症で、私も一時期ひどい花粉症と皮膚炎で悩んでいたので、アレルギー疾患は自分の問題でもあったのです。

誤った認識が皮膚のトラブルの原因であることも

皮膚にトラブルが起きた場合、どのようにケアをすれば良いのでしょう?

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症状に合ったお薬を皮膚科でもらうのはもちろんですが、軟膏などを塗る際に、すり込み過ぎたり叩くように塗るのが良いといった誤解をされている方がよく見られます。これはどちらも正しくありません。塗り薬を処方する際には塗り方もお話ししますし、後で見返せるように同じ内容のプリントをお渡ししていますので、参考にしていただきたいですね。また、核家族が多いためか、若いお母さんが季節にかかわらず小さいお子さんに厚着をさせており、ずっとあせもになっているというケースを時に見ます。赤ちゃんの場合は自分で具体的に症状を訴えることができません。「何だかいつも機嫌が悪い」という場合は、あせもや湿疹ができていないかを見てみてください。

最近はアレルギーの方が増えているといわれていますが、先生のご経験上ではいかがでしょうか?

小さいお子さんの場合は、母乳を介して卵白や小麦のアレルギーになってしまうことがあります。これは、頬の皮膚を通してアレルゲンを摂取してしまうからです。アレルギー症状は、だいたい生後4ヵ月くらいで発症しますが、軽い方では1歳頃から徐々に食べていくことで慣らすことができます。また、アレルギーの中には、他のアレルギーを誘発してしまうものがあります。スギやダニなどが特にそうで、最近は舌下免疫療法で治療できるようになりました。しかし、気づかずにいると、アレルギーマーチといって、花粉症からアトピー性皮膚炎や喘息などが次々に発症していくことがあるので、早めに体質を知り対処していただくのが良いかと思います。

スキンケアやエイジングケアについて、一般の方ができる対処法は何でしょうか?

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基本は洗顔・保湿・遮光(紫外線に当たらないこと)です。まず洗顔ではご自分の皮脂を取り過ぎない洗浄力のものを使うこと、そしてたっぷり泡を立てて、皮膚をこすらないように洗うことが大切です。次に保湿は、肌に合ったものをなじませます。さらにしみやしわ、たるみといった、とても多いお肌の悩みは、ほとんど紫外線が原因で悪化するものですから、過度の日焼けは避けましょう。ここまでなら、それほどお金をかけなくても実践することができます。硬くなった角質をやわらかくし、お肌を整える化粧品を使って、皮膚の代謝を促すのも効果的ですね。スキンケアやエイジングケアについて、ご興味のある方は質問していただければと思います。

正しいケアと生活習慣によるトラブルを防ぐことと大切

診察中には、どんなことを心がけていらっしゃいますか?

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患者さんの主訴以外の点にも目を配るようにしています。例えば、若い男性の方が「ずっと湿疹ができているんです」と言ってきた場合は、必ず背中も見せていただきます。リュックサックやボディバッグなどで、いつも同じところが摩擦されていて、あせもができていることがあるからです。あせもがしょっちゅうできていると、皮膚が弱くなって湿疹ができやすくなるんですね。先ほどお話ししたように、軟膏の正しい塗り方をお話しすることも気をつけています。他にも、睡眠不足は成長ホルモンが出にくくなり、皮膚の回復が遅くなってしまいますし、食生活やストレスはかゆみに影響します。

たいへんお忙しいと思いますが、趣味やリフレッシュの時間はおありですか?

仕事が忙しい分、オフの日は気分転換に他のことをするようにしています。テニスと旅行ですね。学会で遠くへ行くこともありますし、テニスのために旅行へ行くこともあります。また、ヨガやピラティスも好きですね。体幹トレーニングの方法を患者さんにご紹介することもあります。他には、ビーズで小物を作ったり、編み物などの手芸が好きです。仕事でも手術など細かい作業が多いので、趣味が仕事にも役に立っているかなと思います。

それでは、今後の展望についてお聞かせください。

市川市には皮膚科の症状で入院ができる病院があまりないので、今後もたくさんの方を拝見することになると思います。また、高齢化に伴って、いずれは在宅医療に対応する必要も出てくるだろうと感じています。今は手一杯な部分もあるので、いずれそういうときのことも考えて、調整をしていきたいですね。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

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皮膚の症状については、何気ない生活習慣が原因になっていることがあります。「湿疹が治らない」という方を見せていただくと、悪化の原因が汗、寝不足、食事、生活習慣だったということも珍しくありません。重症の湿疹の場合は、市川総合病院や順天堂大学浦安病院にお願いし、教育入院を勧めることもあります。これは、一週間ほど病院へ入院していただき、生活習慣の見直しと正しい入浴法や外用方法を身につけてもらうというものです。短い外来でのお話だけでは、残念ながら習慣や環境を変えていただけないことがあるため、非常に有意義です。特にお子さんであれば、夏休みなどの長期休暇を利用することができますし、小さいうちに習慣を変えることで、その後の改善が見込めます。糖尿病に教育入院があるように、湿疹やアトピー性皮膚炎でも、「なかなか生活習慣を変えられない、悪化の原因は何だろう」という方は、ぜひご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

メラニンの生成を抑えるための塗り薬/2000円
※税抜き価格となります。

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