京阪本線の野江駅から東へ、国道1号線を越えて進むと左手のマンション1階に「松原眼科クリニック」が見えてくる。松原孝院長は大学病院や総合病院において、黄斑疾患、白内障、緑内障といった幅広い分野で豊富な診療経験を積んできた。現在は、日帰り手術を含めた白内障の診療を中心に、緑内障や糖尿病網膜症の早期発見にも力を入れている。また、開業前は区内の総合病院で勤務していたことから近辺の病院やクリニックともつながりがあり、病状や患者ニーズに応じたスムーズな連携を行っている。「クリニックだからこそ、多少時間をかけても患者さんの言葉に耳を傾け、見落としのない診療をしたいですね」と優しい笑顔を浮かべる松原院長に、これまでの歩みや診療に対する考えを聞いた。

（取材日2017年12月20日）