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久保 卓也 院長の独自取材記事

久保歯科医院

(大田区/石川台駅)

最終更新日:2021/12/09

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東急池上線石川台駅から徒歩2分の「久保歯科医院」は、35年以上にわたり地域住民の歯を守る役割を担ってきた。父からバトンを受け継ぎ、4年前に院長に就任した久保卓也先生は、「患者さんが笑顔で帰れる歯科医院」を診療理念に掲げている。キッズスペースを併設した院内は、大きな窓から日差しが差し込む明るい空間。2018年のリニューアルを機に、治療中の飛沫や粉塵を吸い込む口腔外バキュームを全ユニットへ設置。歯科用CTや口腔内カメラといった設備面も充実している。インプラント治療の症例に数多くあたってきた久保院長の他、月に1度、矯正担当の歯科医師がカウンセリングを実施。専門性の高さを追求するがゆえの取り組みだ。「メンテナンスの重要性を知ってほしい」と話す久保院長に、診察時の心構えや目標を聞いた。

(取材日2021年9月27日)

歯を守るために大切なのはメンテナンスとセルフケア

前回の取材から2年たち、患者層や相談内容に変化はありましたか?

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以前は、父の時代から通院してくださるご高齢の患者さんが多かったのですが、リニューアル後はそういった既存の患者さんに加えて、キッズスペースを併設したこともあり、お子さん連れの患者さんが多くいらっしゃいます。この地域は、お子さんの歯に対して高い意識を持つ親御さんが多く、子ども、大人問わず、メンテナンスのニーズが増えています。また、当院では月に1度、矯正歯科の先生に来ていただき、矯正相談ができる診察日を設けています。マスク生活が続くこの時期だからこそ、矯正をしようと考える方が増加しているようで、当院でも毎月たくさんのご予約をいただいている状況です。

メンテナンスの需要が増えているのですね。

そうですね。私自身もメンテナンスの重要性を実感することが多いです。例えば高齢の方だと、体に負担をかけられないといった事情から、患部の治療をできない場合もあります。そのまま放置をしていると悪化してしまいますが、1ヵ月に1度、口腔内のメンテナンスをすることで、3、4年経過しても予想以上に状態が進行しないよう食い止めることにもつながります。もちろん、口腔状態の維持には定期的な検診だけではなく、毎日のセルフケアが大切です。3ヵ月に1度、歯科医院でメンテナンスをしても、残り89日のご自身によるブラッシングが上手にできていなければ、良い口腔状態はなかなか維持できません。ブラッシングは地道な作業ですから、面倒だと思う気持ちもくみ取りながら、上手なブラッシングのこつや継続の重要性をお伝えしています。

予防歯科についてはどうお考えですか?

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高齢者における予防歯科の必要性は、健康寿命の延伸に結びついている部分が大きいです。年々平均寿命は延びていますが、最終的に寝たきりになる可能性もある中、お口の管理をきちんとされている方は、健康寿命も長くなる傾向があります。多くの高齢の方が「楽しみは食べること」とお話しされます。なるべく長く、自分の歯でおいしいものをおいしく食べる幸せを感じてもらえるように、お手伝いしていきたいですね。また、若い世代もいずれは年老いていきます。若いと歯の苦労は想像しづらいものですが、早い段階からしっかりと予防することで、50代以降も健康な口腔状態を保つことができます。当院の患者さんには、虫歯や詰め物の軽い治療はあれど、再治療することなく定期的なメンテナンスでお付き合いを続けていけるように、皆さんの口腔状態を保てるよう努めたいと思います。

患者が納得して治療に入れるよう丁寧な説明を心がける

矯正相談日を設けたりと、クリニックの体制も充実させていますね。

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歯科は矯正や根管治療、歯周病など、専門の分野が幅広く、私だけでは診られない領域も数多くあります。少し前は町の歯医者さんというと、いわゆる「なんでも屋」のような、広く症例を診るパターンがスタンダードでしたが、これからは専門性が求められる時代になっていくと思います。歯科医療の世界にはスペシャリストが必ずいて、その歯科医師に診てもらうことが患者さんのためになるという考えから、矯正歯科の先生にお手伝いしてもらっています。歯科衛生士が3人在籍しているのも、当院の規模としては多いほうではないでしょうか。予防と専門性を意識して、医療体制を整えています。

診療スタンスをお聞かせください。

「笑顔で帰れる歯医者さん」というコンセプトを実現するために、わかりやすい丁寧な説明で患者さんに治療内容を理解してもらえるように心がけています。歯医者に対して持たれる「削られるのが怖い」「痛そう」というネガティブなイメージは、おそらく患者さんと歯科医師間のコミュニケーション不足が招くもの。もちろん治療によっては痛みや多少の負担を伴うケースもありますが、あらかじめ治療後の症状や経過をお伝えすることで、たいていは納得していただけます。すれ違ったり、説明がうまく伝わっていなかったりすれば、歩調を合わせて何度でもご提案するというのが大切だと考えています。また、急を要する場合を除き、初診では私と衛生士がセットで診察に入ります。どうしても治療だけに意識がいきがちですが、衛生士の担当領域である歯茎の検査やクリーニングも欠かせません。先に歯茎のコントロールが済んでいると、治療がスムーズに進むこともあります。

患者さん目線に立った接し方を大事にされているのですね。

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歯科医療は緻密な技術力や治療の内容はもちろん、患者さんへの接し方も大事な要素。私も自分が治療を受けるなら、心地良く通える歯医者さんに行きたいです。忙しい時期や時間帯はありますが、どんなときも患者さんに対して、家族や友人といった自分にとって大切な人と接するような心構えで診察したいと考えています。歯は毎日使うもの。人々の生活に大きく影響する部分を診ているのだという責任感は、常に持っているつもりです。こうした考え方は、先代の院長である。父からの影響もあるかもしれません。この地で長年続く当院で、これからも地域の方の歯の健康を守っていきたいと思っています。

歯科医院全体で一丸となり、より良い医療の提供に励む

スタッフさんとはどのような関わり方をしていますか?

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つくづく医療は一人では成立しないと思わせてくれるのが、スタッフの存在です。患者さんの視線は私に集まりやすいですが、安心して治療に臨める環境をつくってくれているのは、器具の消毒や予約対応をしてくれるスタッフたち。一人でも欠けたら歯車が崩れてしまいますし、いい治療は実現できません。患者さんの情報は毎朝のミーティングだけでなく、月に1度開催する症例検討会でも共有しています。それぞれが持ち寄った症例についてディスカッションし、ケーススタディーとして学べる場です。また、歯科医院全体の課題を話し合うランチミーティングも毎月行うなど、技術向上や環境改善の機会をつくり、医療提供の質を底上げできるよう努めています。歯科医療の勉強をしてきていない、受付や助手のスタッフも、こうした場で知識を習得することで、患者さんと深みのあるコミュニケーションを図れるようになると考えています。

感染症対策について教えてください。

コロナ禍前から、紙コップやエプロンは使い捨てのものを使用したり、高い基準の滅菌システムを導入するなど衛生管理には気をつけていましたが、さらに気を引き締めていかなければなりません。定期的な換気や手指消毒、院内除菌など、基本的な対策をおろそかにせず遂行しています。リニューアル時、口腔外バキュームを全ユニットに設置したので、飛沫感染のリスクも低いと思います。歯科医院は、感染症にかかりやすいのではないかと心配に思われる方もいるかと思いますが、徹底した感染症防止の取り組みを行っているので、皆さんには安心して来院してもらいたいです。

最後に、今後の展望をお聞かせください。

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専門性の高い歯科医院をめざすためにも、歯科医師やスタッフの人員体制はさらに充実させていきたいですね。個人としての目標は、当たり前のことを徹底して続けていくこと。歯科医師になって12年たった今思うのは、患者さんへの接し方や姿勢といったマインドの大切さです。当然ですが、いくつになっても手を抜かない、おごらないという姿勢を貫くべきだと感じます。信念をぶらさず、地に足をつけて診療に臨んでいくつもりです。その中で、分院化も視野にいれて拡大をし、地域の核となる歯科医院となっていけたらうれしいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

小児矯正/乳歯列期矯正:16万5000円程度、混合歯列期矯正:33万円~、
成人矯正/66万円~、マウスピース型装置を用いた矯正/33万円~、インプラント治療/44万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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