人生100年時代だからこそ
目のかかりつけ医を持ち予防と対策を
きよさわ眼科
(福岡市中央区/西鉄平尾駅)
最終更新日:2026/04/27
- 保険診療
「目がゴロゴロする」「かすんで見える」「まぶたが重い」など、「きっと一過性のものだろう」と見過ごしがちな目の違和感。しかし、どんな些細なことでも安心を得るために受診してほしいと話すのは、患者の声に耳を傾け心を砕く診療で、地域住民から親しまれている「きよさわ眼科」の清澤敦子院長だ。患者の何げない一言にも長年のキャリアで得た医師の気づきが働き、別の病気の発見につながることも。だからこそ、「気になることが少しでもあれば放置しないでほしい」と呼びかける。早期の異常発見は早期介入、早期回復にも直結。老若男女問わず、温かな笑顔と優しい言葉遣いで接する清澤院長が、「人生100年の今、これから先の未来を笑顔で過ごすために、子どもも大人も躊躇せずに受診してほしい」と願う、眼科受診の重要性について詳しく聞いた。
(取材日2026年3月9日)
目次
将来、光を失うことにならぬよう、何でも相談できる目のかかりつけ医を持ち早期発見と対策を心がけよう
- Q小児から高齢者まで幅広く対応されているそうですね。
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A
▲こまやかに、わかりやすい説明をしてくれる
ええ。開院当初から幅広い年代の方がおみえになっていましたが、それは今も変わらずですね。早いもので開院から間もなく20年がたとうとしています。最近も小さな頃から知っている高校生の子が「春から東京の大学に行きます」と進路を報告してくれて。わが子が巣立つというのはこんな気持ちなのだろうかと、もう胸がいっぱいになりました。校医をしているので、今も昔も近視のご相談は多いですし、親御さんが心配されているゲームやスマートフォンの長時間利用が影響しているのは否めませんね。その一方で、年齢を重ねられた方もたくさんいらっしゃいますので、白内障、緑内障など、さまざまな目の不調を訴えられる高齢の方も多くなりました。
- Q診療に加え、眼科の検診ではどのような検診をするのでしょうか?
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A
▲機器を用いて丁寧な検査を行う
当院では、結膜炎、眼精疲労、緑内障、白内障、ドライアイ、花粉症、アレルギー疾患など、幅広い症状に対応するほか、一般的な眼科検診としましては、視力検査、そして緑内障・黄斑変性・網膜血管の動脈硬化・閉塞・網膜剥離などの発見に役立つ眼底検査、眼球内の圧力を測定する眼圧検査、上下左右どのくらいの範囲が見えているかを調べる視野検査、光干渉断層計という機器を用いて網膜の断層画像を撮影するOCT検査、お子さんの斜視検査などに対応。ご希望される方にはアレルギー検査も行っています。その上でさらに詳しい検査や治療が必要と判断した場合は、患者さんのご要望もお聞きしながら、近隣の医療機関へご紹介をしております。
- Q検査はどれくらいの頻度で受けるべきですか?
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A
▲生涯趣味や生活を楽しむために、視力は欠かせない
緑内障をはじめ、目の病気は初期症状に乏しいものが少なくありません。別の症状で来られた際に、緑内障などが見つかるケースは意外と多いんです。緑内障は見える範囲が狭くなったり、部分的に見えなくなったりする病気。治療が遅れると失明に至りますが、非常にゆっくりと視野が狭くなっていくので、症状を感じづらく発見が遅れやすいのが特徴です。そのため、緑内障の検査は40歳を目安に受けられることをお勧めしています。そして近視もかなり進むと、緑内障、網膜剥離、黄斑変性といった失明につながる病気の原因に。このように、その方の状態によって受診頻度が異なるため、まずは一度受診しご自身に合った受診頻度を知ることが大切です。
- Q視力が良くても眼科を受診したほうが良いのでしょうか。
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A
▲自覚症状がなくても、症状が進行していることがある
お子さんは他の症状がなく、学校検診で指摘されなければまず大丈夫かと思いますが、予防としてなるべく外遊びさせることをお勧めします。今の子はどうしてもゲームに関心がいきがち。昔のように暗くなるまで外で遊ぶ子が少なくなりました。ゲームをすることが悪いのではなく、休憩をはさみながら1日1時間までなど、ルールを決めて行うことが大切だと考えます。一方、大人に関しては視力が良くても40歳を目安に受診されてください。先ほどお伝えしたように、緑内障など失明につながる自覚症状に乏しい病気の早期発見のためです。緑内障は治らない病気ではありますが、進行させないための対策は可能。だからこそ早期発見がとても重要なのです。
- Q目のかかりつけ医を持つことのメリットを教えてください。
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A
▲ニーズや生活背景に合わせ、治療法を提示してくれる
目のかかりつけ医を持つことは、長い時間をかけて見守っていくことで、何か症状や変化があったとしても、既往歴や過去のデータと比べながら判断できるというのがまず大きなメリットだと思います。早い段階で異常にも気づくことにつながりますので、未来の健康を守ることも望めます。あまり広く知られていませんが、目の病気には全身との関連性が強い疾患もあります。例えば糖尿病。この病気によって網膜の血管が障害される糖尿病網膜症は、日本人の失明原因としては緑内障に次ぐ多さです。また、脳の病気でも目の痛みを起こすこともありますので、手遅れになる前に、普段から何でも相談できるかかりつけ医の存在は大切だと考えます。

