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機能回復、生活向上をめざし
患者に合わせて段階的に行うリハビリ

整形外科 京命クリニック

(名古屋市千種区/自由ヶ丘駅)

最終更新日:2020/07/29

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  • 保険診療

スポーツをする子どもから慢性的な腰痛などに悩む成人、高齢者まで多くの人が通う「整形外科 京命クリニック」。同院には本館のリハビリテーションスペースのほか、運動器リハビリや通所リハビリを行う別館「リハビリスクエア Blue Leaf(ブルーリーフ)」がある。院全体で、病院での手術を終えた直後の患者から、回復期を経て自宅での生活を快適にしたい人、社会復帰をめざす人まで幅広く、病態に合わせて段階的にリハビリを行うことが可能だ。日本整形外科学会整形外科専門医である三ツ口由紀子院長は、日頃の運動の重要性も訴える。「運動は何歳からでも遅くありません。体を動かし筋肉を使うことは転倒予防にもつながります」と優しく笑う。同院におけるリハビリや、運動が大切な理由について詳しく聞いた。(取材日2020年7月7日)

病態に合わせた段階的なリハビリが特色。けが予防につながるストレッチや日常的な運動もアドバイス

Q患者はどのような症状で来院されていますか?
A
1

▲理事長と副院長の診断のもと、リハビリプログラムが設定される

当院にはお子さんから高齢の方まで幅広い年齢層の方が来られています。多いのは、首、肩、腰、膝など体の各所の慢性的な痛みを訴える方です。骨粗しょう症やリウマチ、スポーツによる外傷、腰椎分離、アキレス腱断裂などスポーツ障害の方も来られます。また、女性の尿漏れ、お産前後の腰痛、乳がんや子宮がんの術後のお困りごとなども受け入れており、医師、理学療法士とも女性スタッフが対応させていただいています。女性特有の症状においては診察もリハビリも、スペースを区切って個室のようにして行いますので、安心してご来院いただければと思います。

Qこちらでは運動器リハビリと介護リハビリを行っておられますね。
A
2

▲スタッフ同士の連携がいい点もクリニックの特徴だ

はい。医療として行う骨、関節、筋肉、神経の運動器リハビリは、一定期間内に回復をめざすことが目的で、介護リハビリ、つまり介護保険を使った通所リハビリは期間にとらわれず、生活のしやすさや社会復帰をめざしていくものになります。いずれも基本的には運動器の訓練ですので、機能回復、生活の質の維持と向上をめざすという点では同じです。当院では、病院での手術後の患者さんはベッドの上でのリハビリ、自分で歩けるようになった患者さんは本館での歩行や筋力訓練、さらに回復されたら、より広い「Blue Leaf」で運動器リハビリや通所リハビリ、ストレッチといった形で、病態に応じて少しずつ段階的に訓練を進めることができます。

Qこちらのリハビリテーションの特徴を教えてください。
A
20200722 5

▲自分に合ったプログラムを行う

病態の段階に合わせて行うことに加え、患者さん一人ひとりに適した個別プログラムを設定し、リハビリに取り組むことが特徴です。同じ病名だからといってすべての方が同じ内容にはなるわけではありません。例えば腰痛といっても脊柱管狭窄症からくるものであったり、椎間板が悪いために痛みが出ていたり、あるいは関節痛、神経痛だったりといろいろな原因があります。患者さんのお話をしっかり聞くことも大切ですね。また医師だけでなく理学療法士もエックス線などの資料を確認、カルテに所見を記入しており、お互いに連携しています。カンファレンスでは全員で情報を共有し、症状を診ながらその方に合わせて適宜プログラムを変更していく形です。

Qリハビリを続けるときに患者が大事にすべきことはありますか?
A
4

▲丁寧な診療が受けられる

治療やリハビリに対する意欲でしょうか。勉強と同じで(笑)、受け身ではなくご自身が意欲をもってリハビリに取り組まれると、その働きも大きくなるのではないかと思います。そのために私たちは、病態をわかりやすくご説明したり、「こういう理由でこのリハビリが必要です」とできるだけ因果関係を明確にお伝えしたり、患者さんのモチベーションアップにつながるように努めています。また定期的に状態を数値でお示ししていますので、経過を目で見て、「ああ、よくなった」「もうちょっと頑張ろう」と前向きな気持ちになってほしいですね。リハビリは、ご自宅でもやる気を持って毎日行っていただきたいことであり、継続が大事です。

Q運動を習慣化することは重要なのでしょうか?
A
5

▲窓も大きく開放的で気持ちよくリハビリテーションが行える

自分の体をコントロールするのは筋肉です。あまり使われないために筋肉が硬直して動きが悪くなると、その分の負担が骨にかかってコントロールがきかなくなり、体を動かしたり運動したりしたときにバランスが保てず、けがをしやすくなるリスクがあります。適度にストレッチや運動をして今ある筋肉をしっかりキープし、柔軟にしておくと体全体のコントロールがしやすくなります。これは老若男女どなたでも同じです。筋肉をしなやかに最大限うまく使えるようにすることで、さまざまな動作がしやすく生活がスムーズになるんです。ひいては体の各所の痛みの改善にも影響していくと思いますし、転倒やけがの予防にもつながります。

ドクターからのメッセージ

三ツ口 由紀子院長

スポーツまでいかなくとも、日常的に体を動かすことは何歳になってもとても大事なことです。現在は自粛生活が続き、運動量が減ってしまっていると考えられます。体の一部がちょっと動きにくいなと感じたら、それは運動不足のサインかもしれません。特に高齢の方は運動量が減ると歩行が難しくなってくることがあるので、外出が減ったなど生活が変わったということがあれば早めに相談してください。医療保険、介護保険それぞれを使ったリハビリのほか、介護予防のためのリハビリもあります。私たちの願いは、患者さんに、おうちでいつまでも自分らしく快適に過ごしていただくこと。そのための方法をぜひ提案させていただきたいと思っています。

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