緒方医院

緒方医院

刑部優美 院長

頼れるドクター

99999

「緒方医院」は、刑部(おさかべ)優美医師が院長を務める消化器内科・内科の医院だ。刑部院長はピロリ菌に関するトピックのアドバイザーとして雑誌で度々取材を受けている医師。医学博士でもあり、ピロリ菌に関して高い専門知識を持っている。しかし、院内に入ってみると、先生のこうした経歴を忘れてしまうようなとても温かな雰囲気で驚いた。受付に置いてあるキャンディ、花で飾られたカーテン、ハーブの落ち着く香り……。まるで、ティールームに遊びに来たようだ。先生とのインタビューで印象的だったのは、自身が持つ高い専門知識よりもこうした地域のかかりつけ医としての役割を重視する姿勢だ。そこには、やはり地元に密着して医院を運営していた母への尊敬の念があったのかもしれない。刑部院長に話を聞いた。
(取材日2014年6月9日)

ピロリ菌除菌の効果を正しく理解して検診を

―雑誌に先生の記事が掲載されているのを拝見しました。

ありがとうございます。記事は、近年、ピロリ菌が胃疾患に非常に悪い影響を与えている菌だということがわかってきたこと、そして、昨年3月にピロリ菌感染性の慢性胃炎でも保険での治療が可能になったことを受けて書かれたものです。ぜひピロリ菌の除菌を皆さんにも受けて頂きたいと思って取材を受けました。最近は、報道などから患者さんのピロリ菌の認知度も上がってきていて、除菌に関するお問い合わせもよく受けるようになりました。

―ピロリ菌除菌の効果について教えてください。

ピロリ菌は多くの人が5歳くらいまでに感染しますが、もしピロリ菌が発見されたらその時点で除菌してしまったほうがそれに伴って現れる疾患は抑えられます。ですから、ピロリ菌の除菌は早ければ早いほどいいんです。ピロリ菌に感染していると胃の粘膜が炎症をおこします。そして、萎縮性胃炎・腸上皮化生(ちょうじょうひかせい)という現象を引き起こします。この状態になっていると、胃がんのリスクが高くなります。そのため、この状態になる前に除菌治療を受けられたほうがいいのです。

―ピロリ菌の除菌さえすれば胃がんの心配はもうない、ということではないのですね。

そうです。ピロリ菌除菌によって胃の発がんのリスクは3分の1程度抑制できると言われています。しかし、それも除菌した時の胃の粘膜の状態によって変わります。ですから、除菌時に胃の粘膜の状態を確認しながら行うことが大事なのです。健康保険の適用には、ピロリ菌除菌の前に内視鏡の検査を受けて「胃炎である」と診断されることが必須となっていますが、これもこうした理由によるものです。胃十二指腸潰瘍や悪性腫瘍がすでにあるという人も中にはいるわけですから。たとえピロリ菌が除菌できても、発がんのリスクは残ります。除菌したら終わり、ではなく、その後の経過観察が大切であることを患者さんにもしっかり理解していただきたいですね。資格も持っていますので、どうぞ安心して治療を受けに来てください。

―胃カメラのシステムにも先生のこだわりがあると聞きました。

カメラに関しては当院では高性能の胃カメラを使用しています。ピロリ菌感染がある方など粘膜が炎症を起こしているような方は詳しい観察が必要となります。そうすると、経口の高性能のカメラで行ったほうが今の段階ではいいですね。高性能のカメラは、観察後に行う治療行為もしやすいんです。当院では、患者さんが苦しまずに済むようにできるだけ嘔吐反射が少なくなるようなマウスピースもご用意しています。また、どうしてもという場合は鎮静剤の使用もできます。しかし、鎮静剤の使用は心肺の機能に影響を与えるため、偶発症の危険性もあり、特にご高齢の方などは注意して使用する必要がありますね。また、当院で使用している胃カメラは院内感染防止に万全を期した消毒がされております。



Access
Access
Access
Access
Access
Access
Access
Access
Access
Access
Access
使い分けよう!「総合病院」と「クリニック」
Promotion landing
クチコミ&アンケート回答で毎月5名様に1,000円分のQuoカードプレゼント!!
外出先でもドクターズ・ファイル
Qr doctor

ドクターズ・ファイルの情報をスマートフォン・携帯からチェック!スマートフォン版では、GPS位置情報を利用した最寄りの病院探しができます。

書籍「頼れるドクター」のご案内

ドクターズ・ファイル特別編集ムック「頼れるドクター」を一覧で紹介します。 →全ラインアップを見る

Odakyu after
Musa after
Taito after
関連コンテンツ
採用情報『ドクターズ・ファイル』では編集部スタッフを募集しております。 詳細