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藤戸 努 院長の独自取材記事

藤戸クリニック

(豊中市/豊中駅)

最終更新日:2025/02/14

藤戸努院長 藤戸クリニック main

「藤戸クリニック」は阪急宝塚本線・豊中駅から徒歩10分、阪急バス・豊中本町八丁目停留所から徒歩1分の、閑静な住宅街の一角にある。藤戸努院長の専門領域である消化器内科を中心に、地域医療に貢献する同院では、胃・大腸内視鏡検査に注力するほか、曜日限定ながら呼吸器内科の診療やエコー検査も行っている。「検診は100%ではありませんが、早期に病気を見つけられるチャンスです。ぜひきちんと受けてほしい」と語る藤戸院長に、同院の診療や内視鏡検査の特徴、患者に接する際に心がけていることなどを聞いた。

(取材日2025年1月8日)

消化器疾患を中心に地域の健康を守る

診療の特色を教えてください。

藤戸努院長 藤戸クリニック1

開業当初から内科全般を幅広く診療してきましたが、歴史を重ねるにつれ、徐々に私が専門とする消化器領域の症状のある患者さんが当院を選んで来院してくれるようになりました。現在、糖尿病や高血圧症、高コレステロールなど生活習慣病の患者さんも多いのですが、より得意な消化器疾患の診療が中心となりつつあります。近年、特に大腸がんの患者さんが増えていて、日本人の罹患数や死亡数は男女ともにトップクラスです。定期的な検査により早期発見・治療ができれば死亡リスクの激減が期待できるにかかわらず、死亡原因上位となるのは内視鏡検査に抵抗があることも一つの要因ではないでしょうか。当院では苦痛や負担の少ない胃・大腸内視鏡検査に力を入れ、内視鏡検査の受検率向上をめざしています。

こちらのクリニックで行う胃の内視鏡検査の特徴は何でしょう。

口から入れる経口内視鏡と、鼻から細いスコープを挿入することで嘔吐反射が起きにくいとされる経鼻内視鏡の2つからお選びいただけます。経鼻内視鏡は比較的負担が少ないのですが、それでも苦しいということであれば、眠った状態で受けられるよう鎮静剤を用いて検査を行うことも可能です。胃がんリスクにつながるピロリ菌の有無を確認し、陽性であれば除菌し、胃の内視鏡検査を定期的に行って経過を観察していきます。陰性であれば頻繁な定期検査は不要とされています。近年は胃酸が逆流して胸焼けなどを起こす逆流性食道炎の症状を訴える方も多く、その状態が続くようであれば、一度胃の内視鏡検査を受けることも検討してみてください。初診時から胃の内視鏡検査をご希望の場合は、まずお電話いただき、検査の予約を確保してから受診していただくとスムーズです。

大腸内視鏡検査についてはいかがですか?

藤戸努院長 藤戸クリニック2

大腸内視鏡検査についても、場合によってはうとうとと眠ったような状態で検査を受けられるように鎮静剤を用いるなど、痛みや恐怖心に配慮した検査を提供しています。またカメラ挿入時には体内に送気するのですが、送り込む空気を体に吸収されやすい二酸化炭素に変えることで、検査後のおなかの張りの軽減を図っています。これまで大腸内視鏡検査を受けたことがあり、「苦しかったので二度と受けないと決めた」という方も、内視鏡操作技術はもちろん、鎮静剤・鎮痛剤の使用、機器の技術革新など大腸内視鏡検査を取り巻く環境は日々進化していますので、ぜひお試しいただきたいですね。また当院では、内視鏡検査を得意とする医師による検査を、月2回、土曜に行っています。

専門家による呼吸器内科診療や超音波検査も実施

曜日限定で呼吸器内科の専門診療も行っているそうですね。

藤戸努院長 藤戸クリニック3

私の同級生が呼吸器内科医師だったことから、声をかけて実現しました。現在は呼吸器内科を専門とする3人の医師が、それぞれ月1回ずつ土曜日に診療を行ってくれています。より専門性の高い医師に呼吸器疾患を診てもらえることで、患者さんはもちろん、私も安心できていますね。喘息やCOPD(慢性閉塞性肺疾患)のほか、眠っている間に無呼吸となりさまざまな弊害を引き起こす睡眠時無呼吸症候群の診療が増えています。良質な睡眠が取れないことから昼間に眠気に襲われてしまうことがあるため、特に運転する人はたいへん危険な病気です。身近なクリニックで呼吸器疾患の専門診療が受けられるのは、当院ならではの強みだと考えています。

エコー検査にも力を入れているとお聞きしました。

当院では月1回、超音波検査専門のスタッフが来て検査を行っています。できる検査は、動脈硬化や血管の詰まりがないかを調べる頸動脈エコー、首の腫れや、40代前後の女性に多いバセドウ病などが疑われる場合に行う甲状腺エコー、心電図に異常があったときに実施する心臓エコー、足に血栓などないか調べる下肢静脈エコーなどで、全身に対応しています。肝臓や膵臓、胆嚢などの消化器領域については私の専門ですので、月1回に限らずエコー検査を行っています。検査を行うスタッフは女性なので、乳腺炎や乳がんの発見にもつながる乳腺エコーも受けやすいでしょう。

患者さんに接する際に心がけていることはありますか?

藤戸努院長 藤戸クリニック4

専門用語を使わず、誰にでもわかりやすい説明ができるよう努めています。言葉では伝わりにくい場合、見て理解しやすい資料をお渡しして説明することもありますね。例えば、コレステロール値が高いとなぜ薬を飲まなければならないのかと考える方も多いのですが、予測モデルを用いて説明しています。心筋梗塞や狭心症など冠動脈疾患の発症確率の数値を出すことで「リスクはこれくらいだからお薬を飲んだほうがいいでしょう」など、患者さんの理解力を探りながら提案しています。

自身の病状を把握し、必要な検査や治療の選択を

医師を志した理由と、豊中で開業に至った経緯を教えてください。

藤戸努院長 藤戸クリニック5

もともとはコンピューターが好きで工学部をめざすつもりでした。しかし、同級生に医師を志望する友達が多かったこともあり、徐々に「工学部より医学部に進んだほうが、将来のビジョンを具体的に描きやすい」と思い始め、医学部を志望しました。実際に医師になってみてやりがいを感じるのは、やはり患者さんから「ありがとう」という言葉をもらった時ですね。すごく力になりますし、良い仕事だなと思います。この地で開業に至ったのは、私が北摂出身だから。吹田、茨木、高槻でも探していましたが、ちょうどこの豊中で良い物件が見つかったので、ここで開業するに至りました。特に急いでいたわけではないので、納得ができる場所が見つかるまで探そうと思い、結局1~2年は探したと思います。おかげで良い場所が見つかって良かったです。土地柄も愛着のあるよく知った場所ですし、自宅からも車で約20~30分と通いやすく、便利です。

院内の設備やこだわりも見られます。

待合室は明るくリラックスできる雰囲気にしたかったので、天井を吹き抜けにし、窓を多めに造ってもらいました。内視鏡検査スペースは2階に設け、広いリカバリー室や更衣室を確保しています。エレベーターを備えているのでご高齢の方も楽々上がれるのでご安心ください。また患者さんからの意見と、それに対する返答を院内に掲示しているのも当院の特徴の一つ。「こうしてほしい」という前向きなご意見をいただけるので非常に参考になりますし、例えば「受付での私語が気になった」というものであれば、それを機にスタッフ全員が身を振り返り、気をつけるようになるという良い影響がありますね。

最後に、地域の方々に向けてメッセージをお願いします。

藤戸努院長 藤戸クリニック6

特にご高齢の患者さんは、「聞いてもわからない」「すべて先生にお任せします」というスタンスで、ご自分の病状を積極的に把握しようとされないことが多いと感じています。患者さんに信頼していただけることはうれしいのですが、必要な治療や検査をきちんと受けるためにも、患者さんご本人がご自身の病状をきちんと理解する必要があります。本当は生命に危険が及ぶような症状なのに、その自覚のない方々に対して、ご自身の病状を理解していただけるよう、少しでも啓発していければと考えています。また皆さんにお伝えしたいのは、年に1度は健康診断を受け、便潜血などを指摘されたら必ず内視鏡検査を受けましょう、ということ。大腸内視鏡検査であれば40歳を過ぎたら必ず一度、かつてポリープを切除したことがあったり家族歴があったりするようなリスクが高い人は、医師の推奨する期間で定期的に検査を受けてくださいね。

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