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清野 裕三 院長の独自取材記事

せいの歯科クリニック

(清須市/須ヶ口駅)

最終更新日:2021/11/05

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先代より地域に親しまれ、清野裕三院長自身も現在保育園の嘱託歯科医師を務めるなど、地域に根づいて診療を行っている「せいの歯科クリニック」。清野院長がこだわったという、待合室の優しいオレンジ色のソファーやドア、木目を基調とした院内に、温かみとくつろぎを感じる。外から見えるキッズスペースはもちろん、おむつ台、車いすの患者でも昇降の簡単な回転式チェアの設置に、清野院長の患者の目線に立ったこまやかな気遣いが感じられた。診療では予防を通して患者の歯と体の健康を願い、親身に取り組む清野院長に、同院での診療や患者への思いについて話を聞いた。

(取材日2021年9月9日)

日頃のちょっとした努力で歯と体の健康を維持

歯科医師をめざしたきっかけは何ですか?

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もともとこの場所は実家で、少し離れた所で父が歯科医院を開業していました。小さい頃から父の働く姿をずっと見てきたので、自然と歯科医師をめざすようになりましたね。父の世代と僕の世代とでは診療スタイルが大きく異なります。けれど、診療していて思うのは、父の世代の先生たちが虫歯に関する知識の啓発に尽力した結果が今につながり、虫歯になるお子さんがだいぶ減ってきたということです。そして今、僕たちの世代は予防歯科の大切さを伝え広めていかなければならない、と考えています。

予防の大切さとはどのようなことでしょうか?

日頃のちょっとした努力で、いつまでも自分の歯で噛むことができると考えています。また、最近では、歯周病菌が多いと感染症ウイルスを体内に受け入れやすくなってしまうというデータも出ています。口腔環境は全身の健康とも密接なつながりがあり、例えば歯周病を予防することで、糖尿病の症状やリスクを減らすことにもつながります。特に、歯ブラシや舌ブラシなどを使って歯や歯茎だけでなく、舌も磨くことを意識していただきたいと思っています。予防に勝る治療法はないと考えていて、そのためにクリニックに通っていただけるように、スタッフ一同努めています。今では、何か問題が起きてからクリニックにかかるのでなく、予防やクリーニングで来院する患者さんも増えました。

では、こちらのクリニックの特徴を教えてください。

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例えば奥歯の噛み合わせの調整を行っていると、親知らずが原因で、3ヵ月後にはまた同じ状況に戻ってしまうことがあります。そこで、早い段階での親知らずの治療も大切だと考え、当院では口腔外科専門の先生に月4回来ていただいています。病院にかかることなく、親知らずの抜歯をはじめとする口の中の小手術を行うことができるのも患者さんにとってのメリットだと思います。また、歯科用3DCTは、2次元で映し出されるエックス線画像と違って、立体的に3次元で見られるので、より適切で精密な治療が可能になり、当院で口腔外科の治療を行う上では欠かせません。

幅広い年齢層の患者に対応。近年は顎関節症増加に留意

こちらにはどのような患者さんがいらっしゃいますか?

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幅広い層の患者さんにご利用いただいていますが、地域柄、ご高齢の患者さんの来院が多いですね。そのため、院内はバリアフリーにし、また、車いすの方でも乗り降りしやすい回転式の診療チェアも設置しています。ご高齢の患者さんの治療について言えば、当院では特殊な樹脂でできた義歯の治療も行っています。従来の義歯は、残っている歯に金具を引っかけて使用するため負担がかかり、その歯がぐらついてきたり、金具が見えたりするので見た目も良くないなどの問題がありました。対して樹脂の義歯は、材質がやわらかいので健康な歯への負担が少なく、見た目も自然な仕上がりになると思います。当院ではその治療を希望される患者さんも多いですね。

小児歯科の診療についてはいかがでしょうか?

僕は保育園の嘱託歯科医も務めているのですが、そこで感じるのは、昔に比べて虫歯は減ったものの、歯並びに問題のあるお子さんが依然として多いということです。表情筋や口の周りの筋肉が発達しないと、骨はうまく形成されません。歯は並んでから矯正するのでなく、哺乳瓶のくわえ方、離乳食の食べ方、さらにはお母さんの抱っこの仕方など、歯の育っていく段階から気をつける大切さをお母さん方に知っていただけるよう、啓発を続けていきたいと思います。歯並びは遺伝の影響も強く受けますが、本来なら悪くならずに済むケースも多く見られるので、予防の一環として啓発の必要性を感じています。

顎関節症の治療に力を入れているそうですね。

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顎関節症の症状は幅広く、主に顎周りの病状全般を指します。主な原因は過度の食いしばりや歯ぎしりにあることが多いですね。食いしばりは顎だけではなく、知覚過敏を引き起こしたり、歯周病の症状を悪化させる原因になったりもします。では、食いしばりや歯ぎしりがなぜ起こるのかというと、ストレスの有無が大きく関わっている気がします。特に最近は、新型コロナウイルス感染症拡大で長期にわたり行動制限を余儀なくされてストレスを感じる方が多いせいか、患者さんが増えています。ストレスを感じることが多く顎周りに少しでも違和感がある方は一度ご相談ください。

顎関節症の治療はどのように行うのでしょうか。

食いしばりが原因の場合、就寝時にマウスピース型の器具を装着することで、食いしばりによってかかる強い力から歯や顎を保護します。当院のマウスピースは外注ではなく内製ですので、細かく患者さんの歯並びに対応したものが作製できると思います。また、痛みは血行が悪くなることで起こるとも考えられるので、当院ではレーザーをあててじんわり温め血行を促すことで、痛みの緩和を図っています。ほかに、親知らずが原因で噛み合わせや顎の使い方が変わり、痛みが出るケースも少なくありません。親知らずが生えてくる時期はいろいろ悩みが多い思春期と重なりますので、ストレスとの関連も考えたほうがよいでしょう。患者さんは、なぜ顎関節症が起きているかわからず不安を抱えていることが多いですので、まず最初に痛みの原因をご説明するようにしています。

患者の生活の質の向上が、歯科医師としての喜び

患者さんと接する上で心がけていることはありますか?

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歯科医師が思う理想の治療と患者さんが求めている治療が同じとは限りません。患者さんが歯科から足を遠ざけるようことがあってはなりませんから、ちょうどいい塩梅を見つけ、患者さんのニーズに合わせて治療を行うように心がけています。それから、スタッフ一同、患者さんにとってお話ししやすい雰囲気づくりをめざしています。実際、僕には言いにくいことでも、スタッフには話せるといったこともどうしてもあると思うんです。特に待合室は患者さんのスペースなので、よりリラックスできるでしょうし、最終的にそこでスタッフに尋ねようと思う患者さんのお気持ちもわかります。その際は遠慮なくスタッフを通してお尋ねいただければと思っています。

歯科医師をしていて良かったと思う出来事はありますか?

小学校高学年以降になるとお子さんも忙しくなって来院が難しくなってきますよね。けれど「微力ながら幼少期からのケアがお子さんの今につながっているのかな」と思うことができたら、うれしい気持ちになりますね。また、口腔内環境を整えることで患者さんの生活の質が向上していく様子を見ることは、歯科医師として大きな喜びを感じますね。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

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子育てが済んでも、女性にはいつまでもきれいでありたいという思いがあると思います。その方法はいろいろとありますが、自分の人生を楽しむために、もう一度口元から見直すことも意義のあることです。定期検診は歯と体を健康に保つ助けとなりますから、何も問題のないときでも美容院に行くのと同じ感覚で3ヵ月に1回くらいは歯科に足を運んでもらえたらうれしいですね。予防に加えて、現在はホワイトニングも歯への負担に配慮しながら行える時代になりましたので、生活の質を向上させるプラスアルファの選択肢としてご興味のある方はご相談ください。そのほかにも診療ではお伝えしきれない僕の気づいたことをホームページに掲載していますので、よろしければご覧ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

樹脂を用いた義歯治療/8万5000円~
ホワイトニング/片顎2万2000円~

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