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才川 由美 院長の独自取材記事

ゆみ眼科

(茅ヶ崎市/茅ケ崎駅)

最終更新日:2019/08/28

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茅ケ崎駅が最寄りの「ゆみ眼科」を訪ねた。明るい日差しに包まれた待合室は、ソファー席やカウンター席があり、患者がリラックスして過ごせる雰囲気だ。院長の才川由美先生は終始にこやかで、穏やかな口調にとても安心感を覚えた。2004年に長女の小学校進学とともに同院を開院し、ライフステージの変化とともに診療スタイルも柔軟に変化させ、長女が社会人となったという現在では、すっかり地域になくてはならない眼科医院となった。「開業当時に学生さんだった患者さんが、今では自分のお子さんを連れてきてくれるようになった」と笑顔を見せる才川院長に、15周年を迎えたクリニックの現状と、今後の展望などを聞いた。
(取材日2019年6月18日)

目に関わる相談から精密検査まで、幅広く対応

窓辺にカウンター席があるなど、居心地の良さそうな待合室ですね。

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クリニックっぽくない感じにしようと考えてつくりました。患者さんには安心して来ていただきたいですし、リラックスしてお待ちいただきたいと思っています。お待ちの患者さん用にお茶やコーヒーを置いているのですが、待合室に余裕のある日は、窓辺のカウンター席でコーヒーを片手に雑誌を読む方がいらしたり、土曜日にはお子さん一人の診察にご家族そろって来られたり(笑)、院内はいつも和やかな雰囲気です。何かあったときに繰り返し来ていただけるような、身近で通いやすいクリニックをめざしています。

どのような患者さんが多くいらしていますか?

お子さまからお年寄りまで幅広くいらしていただいています。若い世代の方ではアレルギーやドライアイ、眼精疲労などの相談が多いように思いますが、健康診断や人間ドックで緑内障などの疑いを指摘され、詳しい検査を受けに来られるケースも増えています。緑内障は、早期には自覚症状がほとんどなく、違和感が出た時には病状が進んでしまっていることもありますので、早めに受診していただけたらと思います。その他、内科からの紹介で、糖尿病の三大合併症の一つである糖尿病網膜症の検査を受けに来られる方も多くいらっしゃいます。

検査を希望しての受診も多いのですね?

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はい。内科と比べて眼科では定期検査の重要性がいまひとつ浸透していないところもあるようですが、目の疾患においても早期発見・早期治療はたいへん重要です。視神経の障害によって起こる緑内障では、放置することで失明につながることも。逆に早く病気を見つけて治療を行うことで、症状の進行を食い止めることをめざせるのです。当院では、初診の際には必要に応じて無散瞳での眼底検査を受けていただき、検査を要する場合にはOCT(光干渉断層計)検査や散瞳検査など一歩進んだ検査をお勧めしています。

OCT検査による疾患の早期発見をめざして

OCT検査とはどのような検査なのでしょうか?

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近赤外線を用いて眼球の一番奥にある網膜の断層図を撮影することで、網膜や神経の状態を確認します。従来の眼底検査では把握することが難しかった詳細な眼底の状態を知ることができ、黄斑疾患や緑内障などの疾患を初期段階で発見することにつなげられます。また、継続的に検査することで、病気の進行状況や治療による変化をつかむこともできます。ご自身の目の中の状態を画像として患者さんにお見せすることができるので、病状を理解していただき、治療への意欲を高めるためにもたいへん役立っていると感じています。検査自体は座って装置をのぞき込んでいただくだけの簡単なもので、痛みや苦痛もなく、わずか数分で終了します。

ドライアイの治療に関して、特徴を教えてください。

ドライアイの治療は基本的には点眼薬を使いますが、思うような効果が認められない方や、なかなか点眼回数を確保できないという方には「涙点プラグ」という治療も選択肢の一つです。これは簡単に言うと、涙が鼻のほうに流れていく道をふさぐことで、十分な涙が目にたまるように促す治療です。外来で短時間で行うことができ、治療後の違和感もほとんどありません。涙点プラグにはいくつかの材料がありますが、当院では液体コラーゲンを使っています。液体コラーゲンは、時間とともに次第になくなっていき永続的なものではありませんが、定期的に行っている方もいらっしゃいます。乾燥する冬には希望される方がとても多いですね。コンタクトレンズを使用している方の希望も多いです。

アレルギーに関してはいかがですか?

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大人の方はもちろん、お子さんのアレルギー検査を希望される方も多いです。大人の方では静脈採血をさせていただきますが、お子さんの場合は指先から少量の血液を採取するだけなので、痛みもほとんどなく、怖がることなく検査を受けていただけます。現在出ている症状がアレルギーによるものなのかがわかれば、必要のないお薬を使うことなく、効率的に治療を行うことができます。また、ご自身が何に対するアレルギーを持っているのかを知っていると、原因となるものを避けたり、お掃除方法や生活の工夫で症状の発現を抑えたり、症状の改善をめざすことも可能になります。花粉症の場合は、シーズン前からお薬を使い始めることで、症状を軽減できることもあります。

不安やストレスを生むちょっとした症状も気軽に相談を

診療にあたって心がけていらっしゃることはありますか?

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患者さんの立場になって、お話をしっかりと伺うことを大切にしています。患者さんのお気持ちに寄り添うことで、つらい症状はもちろんのこと、不安やストレスまでをもケアできる診療をめざしています。クリニックを長く続けてきたことで、学生だった患者さんが結婚されてお子さんと一緒にご来院されたり、ずっと通っていただいている方にお孫さんをお連れいただいたりと、患者さんの変化を見守れるのもとてもうれしく思っています。

プライベートタイムのリフレッシュ方法があれば教えていただけますか?

温泉やグルメを目当てに、日帰りでプチ旅行を楽しんでいます。当院を開院した時に小学1年生だった娘も社会人となり忙しい日々を過ごしていますが、時には買い物に行ったり食事をしたりと一緒に時間を過ごすことも。先日、初任給で食事をごちそうになった時には感慨深くなりました。

読者に向けてメッセージをお願いします。

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「こんな小さなことで病院に行ってもいいのかな」と躊躇してしまうことってないでしょうか。でも、ちょっとした症状も不安やストレスになりますよね。最初は軽い症状も、時間がたつと回復に時間がかかってしまったり、その陰に大きな病気が潜んでいたりすることもあるので、迷わず相談にいらしてください。最近、市販薬や市販のコンタクトレンズを乱用することで、目にダメージを負って来られる方が増えているのが気になっています。自己判断での使用が重大なトラブルにつながることも。市販薬を使っても症状が治まらないなら、使用は中断して医師にご相談いただくことをお勧めします。まずは眼科に足を運んでみてください。

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