岩井歯科医院

岩井歯科医院

岩井 洋子院長

頼れるドクター

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この数年で高層マンションが立ち並ぶおしゃれな街並みに変貌を遂げた武蔵小杉駅から歩いて12分ほど、古くからの家屋と並んでたたずむ「岩井歯科医院」。もともとは岩井洋子院長の祖父母の家があった場所に、1990年に開業した。「人通りのある道沿いではないので、なかなか気づかれないですね」と明るく笑う岩井院長だが、患者は近隣住民のほか、多趣味な活動で知り合った人たちがクチコミでも数多く訪れるそう。その魅力である、歯科の領域だけに収まらない、楽しく、含蓄もある話を心ゆくまで聞いた。
(取材日2016年11月14日)

和のインテリアで日本文化の良さを再考してほしい

―院内はモダンな和風旅館のようですね。

歯医者さんって敬遠されがちな場所ですよね。歯が大事なのはよくわかっているけど、一度行くと何回も通わなくてはならないし、まな板の鯉状態で身動きが取れないし、痛いし怖いし……。だから、できるだけくつろげる場所にしたい、白いモダンな無機質の病院のイメージを変えたいと思い、改装時に畳、障子を用いて、床は板の間のようにしました。バリアフリーにして車いすで入れるようにもしてあります。また、スリッパは危ないので履かなくてもいいように、床暖房を入れました。最近は畳のない生活が一般的になっていますが、畳の文化って実は体の使い方が農耕民族の日本人に合っていて、噛み合わせにもいいといわれているんですよ。待合室は畳にしてからキッズスペースにもなっています。

―畳の生活がいいのですか?

そうなんです。正座をして、お茶碗を持って正面を向いてお行儀良く食べる。そうすれば顎がいい位置に来て、自然と噛む回数が増えるんです。噛む回数が増えるとしっかり奥歯まで使うことができ、食べ物と唾液中の消化酵素が口の中で混ざり合って消化にもいいですし、脳の血流が上がることも報告されています。噛み合わせは歯で決まっているのではなく、姿勢によって変わるものなんですよ。猫背、脚を組む、うつむく、深いソファーに沈み込む、テレビを見ながら横を向くような姿勢でいる、といった習慣は首と頭の関係を悪くし、噛み合わせを変えてしまうのです。4kgのボーリング玉ほどの頭を細い首で支えるのですから。首と頭の位置関係が顎の位置を変えてしまうので、首の上にしっかり頭が来るよう意識しましょう。当院では初診時に姿勢の写真も撮らせていただいています。

―生活習慣が大切なのですね。

不規則な生活は体の歪みのもとで、睡眠も骨格に影響を与えるんですよ。もともと背骨はS字にカーブしていますが、長時間仰向けになっていると背中が平らになり、顎の位置が後ろへ下がり噛み合わせが深くなります。顎の関節の骨の形も変わるほか、睡眠時間が長い時と短い時の差があると、顎の位置が定まらずにどんどん不安定になっていきます。体調によって噛む位置が変わるともいわれますね。つまり規則正しく、お行儀良くが健康を保つ秘訣。昔はお口をポカーンと開けていると注意されたものですが、唇を開いているだけで顎は後ろへ行ってしまい、舌の位置も後ろへ行き、呼吸がしづらくなり口呼吸になります。口呼吸では乾いた空気がそのまま肺に入ってしまう一方、鼻呼吸であれば鼻毛がフィルターになります。それに鼻で吸った空気は脳を冷やすことにも使われる、口呼吸では免疫力が落ち頭がぼーっとしやすくなるともいわれています。



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