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幸田 起英 院長の独自取材記事

幸田歯科医院

(神戸市西区/総合運動公園駅)

最終更新日:2021/06/09

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総合運動公園駅と学園都市駅の中間地点。神戸市西区の学園都市で、20年以上にわたって地域のかかりつけ歯科として親しまれている「幸田歯科医院」。がっちりとした体格とは似つかわしくない、かわいらしい歯のキャラクター入りのユニフォームを着て出迎えてくれたのは、院長を務める幸田起英(こうだ・たつひで)先生だ。「私がこういう風貌ですから、子どもたちが怖がらないように、なるべく柔和に見せようと思って」と照れる言葉どおり、小児から高齢者、矯正などに訪れる若い層まで、その守備範囲は実に幅広い。加えて訪問診療も欠かさないという精力的な幸田院長に、その診療コンセプトや同院が注力するメニューなどを詳しく聞いた。
(取材日2021年5月20日)

予防に重点を置いて噛める喜びを提供したい

こちらには、どのような患者さんが来られますか?

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近年は矯正などを希望される20代、30代の患者さんが増えましたが、ここはもともとご年配の方が多くお住まいの地域です。昔の歯科治療というのは、虫歯になったら歯を削って神経を抜いて、数年たつと次第に劣化し、最後には抜かねばならないというのが一般的でした。60歳前後になって歯がぐらついてきて、そこからメンテナンスの重要性に気づいてもちょっと遅いんですね。そういう人を少しでも減らしていきたいというのが、私が予防に力を入れる動機です。治療以外にも今はいろんな予防グッズなどもありますから、できる限り健康な歯を保ち、噛める喜びを取り戻していただきたいと考えています。

こちらでは保険診療が中心でしょうか?

保険診療か自由診療かというのは、あくまで制度上の線引きであって、本質的な違いはないと思っています。ただ、まだ新しい治療などは保険適用外ですから、保険診療だけではできないことがあるのも事実です。以前は私も、自由治療をお勧めすることに後ろめたさのようなものを感じていました。しかし、もし自分の親の治療をするなら、保険診療か自由診療かに関わらず適したものを勧めると思うんです。その治療をしたほうが歯がもたせられるだろうときに、費用のことを遠慮して提供しないのは、その患者さんにとって幸せなこととは思えません。する、しないは患者さんがお決めになることで、それを提供できるだけの準備は最低限しておかねばなりませんね。

昨今の感染症のまん延で、対策に苦労されましたか?

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開院当初から口腔外バキュームを設置したり、院内の衛生環境には普段から気をつけていましたから、さほど慌てることはなかったですね。当院では診療に入る前に、まず院内で歯磨きをしていただきます。次亜塩素酸水がありますから、それで口の中をきれいにしてもらっています。そうした意識が患者さんにも伝わり、今は皆さんがマイ歯ブラシを持参してくれます。もちろんスタッフたちも安心して仕事ができますから、「感染症が怖いから仕事がしたくない」という声はまったく出ませんでした。備えあれば憂いなしで、感染症はみんなの意識で防いでいくものだと思います。

正しい噛み合わせが体のすべての健康に通じる

特に注力している診療メニューはありますか?

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現在、とてもニーズが高く、当院でも積極的に取り組んでいるのが、透明なマウスピース型装置を用いた矯正です。私が矯正をお勧めするのは、単に見た目だけでなく、健康面でのさまざまなメリットにもつながることが期待できるからです。成人の場合は肩こりや頭痛、睡眠時のいびきなどにも噛み合わせが影響しているといわれていて、改善には口や顎のバランスを正しく整える必要があると考えています。また、脳梗塞や認知症との関連性についても研究が進んでいます。歯が体のすべてに通じているといっても過言ではないと思いますので、今後は食育などの分野にも取り組んでいきたいと思っています。

一般歯科の治療についてはいかがですか?

例えば虫歯治療では、歯を削ると寿命が短くなるのは目に見えていますから、削らないに越したことはありません。これまでの麻酔をして歯を削って神経を抜くといった治療も、神経を抜かず歯を必要以上に削らないことによって、歯の寿命を延ばしたいと考えています。また、患者さんの負担を抑えるために、特に活躍するのが歯科用レーザーです。歯科用レーザーには炭酸ガスや半導体などいくつかの種類がありますが、当院はネオジウムを用いたネオジウムヤグレーザーを採用しています。

院長先生は毎日、訪問診療を欠かさないとお聞きしましたが。

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訪問診療は、開業の2年後ぐらいからずっと続けています。最初のうちは外来患者さんも少なかったので、ただじっと待っているより外に出ようと考えたわけです。訪問先は主に高齢者施設で、現在は外来診療の合間を利用して5〜10km圏内の8軒を回っています。歯医者通いが楽しみな人はいないと思いますが、訪問診療だと皆さん、楽しみに待っておられるんですよ。感謝の手紙をいただいたこともあります。それを思うと続けていかねばと思いますが、タフな私でもさすがに負担が大きいため、今後は非常勤の先生に手伝ってもらう予定にしています。

一人ひとりのハッピーライフをサポートする歯科に

先生が歯科医師になったのはどのようなきっかけでしょうか?

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私は大学以外は生まれ育ちもずっと神戸で、実家は垂水区にありました。父は工業化学の会社を経営していて、私もそこに入る予定だったのですが、ちょうどバブル経済がはじけ、「会社がどうなるかわからない。お前は歯医者になりなさい」と父から言われました。兄が先に歯科大学に通っていましたからね。それで私も朝日大学歯学部に進んで歯科医師になり、大学院で歯学博士となり、歯科医師になったからには大学に残っていても仕方がないと考えて開業する決意をしました。

歯科医師の仕事以外で打ち込んでいることはありますか?

私はスポーツが得意で、中学ではソフトテニス、高校ではバスケットボール、大学ではアメリカンフットボールをやっていました。大学ではずいぶん厳しい練習をこなしましたから、そのおかげで体力には自信があります。ちなみに私には6歳の息子がいて、スポーツを始めるにはちょうどいい年頃です。スポーツをすることで、礼儀なんかもきちんとできるように育ってほしいと思いますね。クリニックの上に自宅があるので、家族と過ごす時間は比較的取れるほうです。今は旅行ができませんが、また以前のように家族で沖縄や北海道、数年に1回ぐらいは海外に行ける日を心待ちにしています。

今後に向けた展望があれば教えてください。

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これからますます歯科技術が進んでいくでしょうから、新しいものはどんどん取り入れていきたいですね。どんなことでも、途中で投げ出さずに続けていくことが大切ですよ。院内各所に飾ってある額は、私自身が作ったジグソーパズルなんです。連休などを利用して、1作品を2、3日で完成させます。やるからにはゴールにはたどり着きたいですからね。「なせば成る。なさねば成らぬ何事も」というところでしょうか。院内にある医療機器も一度にドンと整ったわけではなく、新しい医療や患者さんのニーズに合わせ、必要に応じて少しずつ投資してきた結果です。今後もそれを続けていきたいと思います。

最後に、読者に向けたメッセージをお願いします。

誰でも、いきなり治療となれば不安でしょうから、とりあえず相談や検査だけでも受けに来てていただければと思います。治療をする、しないはご本人の自由。ただ、少なくとも現在のご自身の状態だけは知っておいてほしいというのが私の一番の思いです。健康を手に入れ、美しい表情を取り戻し、気持ちが豊かになれば、やっぱり人生は楽しいですからね。単に治療を提供するだけではなく、皆さん一人ひとりのハッピーライフを手助けし、気分を高揚させるきっかけを与えられればと考えています。そのためのいろんな診療メニューや技術、機器をそろえ、スタッフ一同でお待ちしています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

マウスピース型装置を用いた矯正/85万5800円~
セラミック治療/3万3000円~
Nd-YAG レーザー治療/5500円〜

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