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淵上 哲雄 副院長、永嶌 勝之 先生の独自取材記事

永嶌歯科クリニック

(福岡市中央区/赤坂駅)

最終更新日:2023/06/28

淵上哲雄副院長、永嶌勝之先生 永嶌歯科クリニック main

赤坂駅から徒歩1分の場所に「永嶌歯科クリニック」はある。オフィス街にあるため、働き世代の患者が中心だが、さまざまな年齢層の患者が来院する。矯正歯科を専門とする淵上哲雄副院長や、口腔外科を専門とする永嶌勝之先生など、専門の異なる5人の歯科医師が在籍し、スタッフと連携しながら一般歯科や矯正歯科、インプラント治療、口腔外科など幅広く対応する。ビルの2階がインプラント治療専用のフロア、4階が一般診療のフロアとなっており、3階には技工室を併設。部屋には技工士が常駐している。「短期集中治療」を方針に掲げ、最小限の来院で患者の負担軽減に努めている。また患者一人ひとりに対してしっかり時間を取り、治療前の体調確認や治療方針についてのすり合わせを欠かさない。同院の特徴について、さまざま聞いた。

(取材日2022年10月5日)

患者を思い、痛みや不安の少ない治療を実践

お二人がこのクリニックで働くことになった経緯を教えてください。

淵上哲雄副院長、永嶌勝之先生 永嶌歯科クリニック1

【淵上副院長】院長の永嶌勝馬先生は福岡歯科大学の先輩であり、サーフィン部の先輩でもあるんです。サーフィンを通じて交流する中で仕事に対する考え方に共感し、大学卒業後、クリニックへ就職しました。今も永嶌院長から学ぶことは多いですね。趣味も仕事も尊敬できる方に出会えたと思っています。
【永嶌先生】院長である父がこのクリニックを開業し、自分が小さな時から患者さんに接する父の姿を見ていました。中学生辺りから、自分も患者さんに喜んでもらえるような歯科医師になりたいと考え、歯科医師になることが目標になっていました。実際に歯科医師になってから、学ぶことは本当に多いですがとてもやりがいのある仕事だと感じています。

クリニックではどのような治療を行っていますか?

【淵上副院長】一般歯科全般から矯正歯科、インプラント治療、口腔外科まで幅広く対応しています。私は矯正歯科、永嶌先生は口腔外科というように5人の歯科医師それぞれの専門が違うため、視点の違う5人の目を通して患者さんの訴えに向き合うことができるのが特徴です。また、女性の歯科医師も在籍しています。スタッフの人数も多く、連携を密に取りながら診療を行っています。
【永嶌先生】患者さんも若い世代から高齢の人までさまざまです。「短期集中治療」という方針を聞いて、福岡市外から来る患者さんも多いですね。治療の内容も虫歯の治療や定期検診、インプラント治療など人によってさまざまなので、幅広い診療体制が喜ばれているのだと思います。

「短期集中治療」について教えてください。

淵上哲雄副院長、永嶌勝之先生 永嶌歯科クリニック2

【永嶌先生】歯の治療というのは、どうしても回数と時間がかかるというのがネックだと思います。私たちは、患者さんの意見や現実的に来られる回数などその人の状況に合わせて、きちんと治療を終わらせることを大切にしています。まずは悪い部分を治すという所に主軸を置き、できる限り一人に対してしっかりと時間を取る。そして、できる治療を集中的に行うことで治療の回数を減らして患者さんの負担も減らす。これが短期集中治療です。歯科医師の考えと患者さんの希望をすり合わせながら治療計画を立てているんですが、それに対してどれくらいの治療費が発生するのか、始めの段階でしっかりお話ししています。金額がわかった上でどういった治療を選択するのかは患者さん自身に決めてもらうことであって、患者さんが納得してから治療をスタートするというのは徹底しています。

技工室併設で補綴物のトラブルにも迅速に対応

設備面でのこだわりを教えてください。

淵上哲雄副院長、永嶌勝之先生 永嶌歯科クリニック3

【淵上副院長】当たり前のことではありますが、診察室では滅菌・殺菌に力を入れています。どんな小さな器具でも、とことん清潔にして使っていますね。患者さんに掛けるタオルも毎日業者に頼んで滅菌消毒したものを使っていますし、治療後には、粉塵などをきれいにするための空気清浄も欠かしません。機材の面では、削り出しの機械を使うことで材料の使える幅が広がりました。私たちとしても臨床的に使える応用が増えましたね。
【永嶌先生】CTは数ヵ月前に入れ替えました。より適切な診断をするためにも積極的に撮影するようにしています。先進の機器にしたことで画像の解像度が上がり、気づきにくい疾患も診断できるようになりました。また、技工室にも先進のスキャナーやミリングマシンを取り入れるなど、患者さんの要望により近づけるようこだわっています。

同じビルの中に技工室が併設されているんですね。

【淵上副院長】3階が技工室になっていて、5人の技工士が常駐しています。そのため、歯を失った患者さんであれば併設の技工室で仮歯や仮義歯を作製できるので、口の中が整った状態で帰ってもらうことができます。また、歯科医師と技工士はインカムでつながっていて、いつでもやりとりできるようになっています。別の階で治療しながらでも、デザインや色をその場で相談し、患者さんの要望を反映させることができます。矯正中には装置の問題で歯の治療ができないことが多いんですが、それに対応できるというのも大きいですね。

長く待たなくていいというのはうれしいですね。

淵上哲雄副院長、永嶌勝之先生 永嶌歯科クリニック4

【永嶌先生】仮歯や義歯のトラブルなど、通常であれば1週間ほど必要になる作業も、その日のうちに対応できる場合もあります。当日中が無理でもよりスピーディーに対応することができるため、それによって患者さんが何度もクリニックに足を運ぶというストレスを減らすことができますし、日常生活への影響も少なくすることができるんです。また、最終的なかぶせ物の調整が必要になった場合でも、同日に技工室で色調や形態の調整ができるのも強みですね。

幅広い診療体制で「歯のかかりつけ医」をめざす

予防にも力を入れていると聞きました。

淵上哲雄副院長、永嶌勝之先生 永嶌歯科クリニック5

【淵上副院長】基本的に、患者さんには半年から3ヵ月に1回は予防のために通ってもらっています。いくら治療しても残念ながら歯は弱くなる傾向にあります。弱くなっている部分を順次察知しながら、長期的な計画を立てて患者さんに安心して帰ってもらうためにも、定期検診は重要です。歯のかかりつけ医のように来てもらえるのが理想ですね。

治療の際どんなことを心がけていますか?

【淵上副院長】「痛くない治療」を心がけています。患者さんが不安に思うのは、痛みと金額、期間の3つだと思っています。これらを最初にお話しして、不安を持ったままクリニックから帰ることがないようにしています。必要であれば説明をしっかり行い、説明はしなくてもいいという人や女性の先生のほうが話しやすいという人もいるので、患者さんの希望に柔軟に応じています。治療を始める前のコミュケーションがすごく大切なんです。

永嶌先生はいかがでしょう?

【永嶌先生】口腔外科専門の歯科医師として全身管理も行っているので、まずは持病の有無や内服薬、血圧、体調などを必ず確認するようにしています。特に外科処置を行う際には、本人だけではなく、かかりつけ医と手紙でやりとりするなど準備をしてから治療に臨んでいます。患者さんが希望されれば、虫歯の進行具合や治療内容を鏡で見ていただきながら説明・治療を行ったりもします。口の中を詳しく見れる機会はあまりないので、ブラッシングや治療のモチベーションにつながればと思います。

最後に読者の皆さんにメッセージをお願いします。

淵上哲雄副院長、永嶌勝之先生 永嶌歯科クリニック6

【淵上副院長】天神という活気あふれる土地で、私たちもやる気を持って患者さんのためになることを日々追求し、努力を続けています。地域の歯科医師として、多くの患者さんに頼ってもらえるよう、これからも頑張っていきたいと思います。遠方の人でも安心していらしてください。
【永嶌先生】クリニックでは5人の歯科医師がさまざまな目線で「患者さんにとって何がベストなのか」を常に考えています。患者さんとしっかり話し合い、今後の展望なども踏まえてお話しすることで、長期的に診ていけるように取り組んでいます。引き続き、安心して治療を受けてもらえるよう努めていきたいです。何かありましたらいつでもお待ちしています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/30万円~、矯正治療/片顎35万円~

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