スタッフの働きやすさも重視
患者が長く通えるクリニックづくりを
山崎まさひろ歯科
(中間市/東中間駅)
最終更新日:2024/01/10
- 保険診療
歯の痛みがあったり口の中の状態が気になったりしていても、クリニックに通っていない人は多いのではないだろうか。しかし、痛みを我慢しているうちにどんどん歯や歯茎の状態が悪くなっていってしまうと警鐘を鳴らすのが、痛みに配慮した治療や予防歯科に力を入れている「山崎まさひろ歯科」の山崎雅広院長だ。山崎院長は「定期的にクリニックに通ってメンテナンスをすることで、歯が長持ちすることが望め、虫歯になったとしても早期治療につながります」と語り、患者に予防歯科の重要性を伝えている。同時に、明るいスタッフとともに、患者が定期的にメンテナンスに通えるような通いやすいクリニックづくりにも取り組んでいるという。今回は、同院が行う患者が通いやすいクリニックづくりについて詳しく聞いてみた。
(取材日2023年11月30日)
目次
スタッフの働きやすさも重視し、予防歯科を強みにクリニックのかかりやすさにつなげる
- Q治療時には痛みへの配慮をされていると伺いました。
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A
痛い思いをしたくない、という理由でなかなかクリニックに行きづらいと感じている患者さんは多いです。そのような患者さんの気持ちに配慮して、当院ではまず麻酔の段階から痛みに配慮しています。麻酔を痛く感じないようにするためには、コツや技術が必要です。最初に表面に麻酔をしたり、ゆっくり針を刺したりといったことを行い、患者さんが痛みを感じにくく済むよう努めています。治療に関しては、無理な治療をしないことを徹底しています。治療中に患者さんの表情を見て、「大丈夫ですか?」と声かけしながら進めるなど、患者さんのペースに合わせつつ、時にはレーザーも使用しながらできるだけ痛みに配慮した治療を心がけています。
- Q来院のハードルを下げることを大切にされているのですね。
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A
痛みへの恐怖心の軽減が図れれば、定期的にも通ってもらいやすくなると思っています。とにかくクリニックは怖い、痛いというイメージが根強く残っているから、限界まで我慢してしまう人が出てきてしまうのだと思うのです。治療を遅らせるほど痛みが増しますし、治療費用もかかり、患者さんの負担が大きくなってしまいます。怖い気持ちはわかりますが、当院は痛みに配慮した治療に努めていますので、ぜひ早めに来院していただきたいです。最初は治療することに抵抗があった人でも、だんだんお口の中がきれいになっていくのを実感できたら、気持ちも明るくなるでしょう。歯やお口の中に対する意識を変え、定期的に通ってくれる方を増やしたいです。
- Q患者さんだけでなく、スタッフの働き方も考えられているとか。
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A
当院は、家庭と仕事を両立しながら働いているスタッフがほとんどです。スタッフが仕事に追われ余裕がなくなってしまうと、患者さんの接遇へも影響してしまう恐れがありますから、スタッフの働き方も大切にしているのです。子どもの行事があれば優先してもらい、急遽家庭の事情で休まなければならなくなっても、周りのスタッフでカバーするような体制を整えています。患者さん同様、スタッフに対しても無理をさせないことを一番に考えているつもりです。私一人では患者さんの対応はできませんからね。お互いフォローし合いながら和気あいあいと、てきぱきと動いてくれるスタッフにはとても感謝しています。
- Q予防歯科はスタッフさんの力あってのものですよね。
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A
歯のメンテナンスは私と歯科衛生士で行っています。ですが、主には歯科衛生士がブラッシングの指導をしたり、日常生活のアドバイスをしたりして、患者さんとうまくコミュニケーションを取りながら進めてもらうようにしています。歯科衛生士の対応が良いからと、定期的に通ってくれる患者さんも多いと思います。そして、通うたびに歯がピカピカになったら気持ちがいいですよね。スタッフ一人ひとりが、患者さんへの接遇に配慮しながら診療を行うことを心がけているので、クリニックに対する印象が変わったという患者さんがいればうれしいですね。明るく話しやすいスタッフばかりなので、ぜひ気軽に来院してほしいと思います。