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村川 達也 院長の独自取材記事

むらかわ歯科クリニック & LIFE SHIFT 矯正歯科

(春日市/春日駅)

最終更新日:2021/10/22

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JR鹿児島本線の春日駅東口から徒歩2分という利便性の高い場所にある「むらかわ歯科クリニック」。2006年に村川達也院長が開院して以来、地域のかかりつけとして患者の悩みに向き合い、丁寧な説明と一人ひとりに合わせた診療で、口の中から健康をサポートしてきた。町の身近なクリニックでありながら先進的な治療の提供にも力を注ぐ村川院長に、モットーとしている「歯を失わせない」ための診療への思いを聞いた。

(取材日2021年2月16日)

口全体を診察し根本原因を取り除くための治療を提案

開院までの経緯を教えてください。

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大学卒業後は研修医として九州大学病院に勤務、その後は社会人大学院で学びながら、開業歯科医院などで多種多様な診療を担当し、多くの経験を積ませてもらいました。診療理念が変わる大きな転機となったのは30歳前のこと。セミナーや講演を主催される先生方との出会いでした。私も勉強会に参加するようになり、高度な治療の実践をめざすようになりました。一般歯科からインプラント治療、矯正、審美性に配慮した治療まで、東京など大都市中心地で受けられるような治療の提供を郊外でも実現したいと考え、2006年に当クリニックを開院しました。基本的には地域の方が来院されていますが、東京や長崎など遠方から来られる患者さんもいます。駅から近い利便性も大切にしました。

先生が考える高度なレベルの治療提供とは?

高度な治療とは、きちんとした治療を提供することであると考えており、それを実現できる歯科医師で在りたいと思っています。虫歯の穴を埋めたり、汚れを落とすだけでは対症療法にすぎません。なぜ虫歯ができたのか、その環境的な要因なども視野に入れ、例えば歯磨きがきちんとできていないのであれば一緒に磨ける方法を考えています。歯並びが悪くてブラシが届きにくいのであれば、矯正で歯並びを整える必要があるかもしれません。以前、出っ歯のお悩みを持つ患者さんを診た際は、奥歯が低いために噛み合わせが深くなっていたことが原因ということもありました。生活習慣などからもその根本原因を追究し、なるべく大本から治していくことを基本としています。

歯周病治療に注力されていると伺いました。

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当クリニックではほとんどの患者さんが歯周病の治療を受けています。歯周病治療をベースとした上に虫歯や歯根の治療のほか、矯正やインプラント治療もあると考えます。建物で例えると、地面や土地にあたるのが歯周病ケア、そこに柱となる歯の根の治療、建物としてまっすぐできれいな矯正、噛み合わせ、かぶせ物をしていく、というイメージでしょうか。どこが欠けても歯は長持ちしません。歯周病の治療には何回か回数が必要ですが、しっかり通ってくださる意識の高い患者さんが増えています。痛みなどの緊急性のある治療を行った後に、歯周病のケアから始めます。それによって歯茎の腫れや出血が治まれば、麻酔も作用しやすく、痛みも抑えていきやすいのです。歯周病の進行で歯を支える骨が減ってしまったり、歯茎が下がってしまった方には、歯周組織再生療法という外科的治療を行うこともあります。

治療から予防へ、意識を高めていきたい

患者さんにとって望ましい治療の選択を大切にされているそうですね。

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プロとしてベストだと考える治療方法を必ず提示しますが、選ぶのは患者さんです。例えば、インプラントが良いと思われるケースでも、恐怖心から義歯を希望されることもあります。年齢や外科的治療の負担なども考慮して、一人ひとりの患者さんに合わせた方法を選んでいきます。そのために治療前のカウンセリングを大切にしているのです。痛みがある場合は別ですが、まずは歯の写真やエックス線画像などの資料を採り、お口の中の状態をしっかり把握します。いくつかの選択肢を予防の観点からも総合的に提案し、決めていくという流れです。幅広い診療に対応していますので、気になることやご心配なことがあれば、どうぞ遠慮なくご相談ください。歯は悪くなってから治療するのではなく、予防で守っていけることもより一般的にしていきたいと思っています。歯の健康を保つためには、定期的に通院して歯石除去などのメンテナンスを受けることは重要なのです。

院内設備についても教えてください。

歯科用顕微鏡のマイクロスコープは患部を20倍ほどに拡大して見ることができ、すべての診療で活用しています。人間の手先の技術は見えるか見えないかで大きく違うと実感しており、精度の高い治療を行うために役立っています。今後は歯科医師だけでなく歯科衛生士も使えるよう2台目も導入するつもりです。歯科用CTはインプラントや歯周組織再生療法、根管治療、歯が割れた時の診断などに幅広く使います。場所を精密に立体化できますから、予測診断に有用です。歯茎を切開する場合も、骨や血管の状態を詳細に把握して、切る位置を適切に診断していくことで、安全性や治療の精度、予後にも差が出てきます。ほか、院内の感染症対策としては、治療器具は高圧、高温の蒸気で滅菌、消毒をしています。また陰圧装置を導入してクリニック内の空気を循環させ、安心して来院していただける環境づくりにも取り組んでいます。

インプラント治療では、新しいシステムも導入されたとか?

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当院では、治療計画の段階で得られたデータをもとに、インプラントの埋入位置や角度を、3次元かつリアルタイムでガイドするナビゲーションシステムを導入しました。これによって、手術が計画どおり進んでいるかどうかを数値化して確認することも可能です。また、CTを併用することで、手術の精度や安全性を高めていくこともできます。もちろん、インプラント周囲炎など治療後のトラブルを回避するためには、治療前の歯石除去や歯周病の検査も大切です。歯を欠損したときの治療法には、インプラントの他に入れ歯やブリッジもあります。それぞれのメリット・デメリットをきちんとご説明した上で、患者さんご自身に治療法を選択していただくことが大切です。

全身の健康のためにも治療法を発展させていく

「オーラルフレイル」を防ぐための取り組みも大切にされています。

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「人生100年時代」ともいわれる超高齢社会の中で、口の機能が衰え生活が困難になってしまうオーラルフレイルは避けなければなりません。介護の必要がない健康寿命と平均寿命を近づけること、寝たきりを防ぐことは現代医療の最大の課題ではないでしょうか。口は体の入り口です。口腔内がばい菌だらけだと、それが全身に広がっていく可能性もありますし、歯でしっかり噛めなければ、栄養もしっかりと吸収できません。また、噛む力と立ち上がる力は関連しているともいわれます。欠損した歯をインプラントで補ったり、矯正治療で調整したりして、高齢になってもきれいな歯と健康な噛み合わせで元気に生活してもらうことは、歯科医師としての理想でもあります。全身の健康のためにも噛み合わせは非常に大切です。そのことから、噛み合わせのバランスを調整するための治療や矯正治療にも力を入れているのです。

常に新しい知識を取り入れられていると聞きました。

はい。毎年、イタリアの講習会やアメリカの勉強会に参加するなど、年に数回は海外でも学んでいますよ。材質や技術など新しい知識を得ることは、患者さんに最適な治療を提供するためには欠かせないことですからね。また、歯周組織再生療法やインプラント治療、審美歯科については、国内や中国で教えることもしています。休みの日には、セミナーに参加したり、雑誌に論文を投稿したり、勉強を続けています。楽しいからしている部分が大きいですが、常に新しい技術を提供できる歯科医院で在りたいと考え、スタッフとも情報共有をしています。当院のスタッフは歯科医師が3人、歯科衛生士と歯科助手がそれぞれ3人いて、ここ10年ほど同じ体制です。審美歯科などで女性の歯科医師を希望される方も多いので、女性歯科医師も在籍しています。審美歯科では、前歯の見た目に関する相談が多く、10代から80代まで幅広い年代の女性が来られます。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

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数年前にある雑誌で見たアンケートで、高齢者が後悔していることの1位が「歯を治さなかったこと」でした。歯科は身近な医療機関だと思いますが、特に30代、40代の方は仕事にも家庭生活にも忙しく、足が遠のきがちです。歯の痛みなど、症状が悪くなる前に来ていただければ、治療の選択肢が広がり、対応もしやすくなります。まずは皆さんの口腔内のお悩みを気軽にお聞かせください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

部分矯正/3万8500円~、矯正治療/85万8000円~、マウスピース型装置を用いた矯正/85万8000円~、インプラント治療/16万5000円~、セラミック治療/9万6800円~、ハイブリッドクラウン/6万1600円~、歯周組織再生療法/12万1000円~

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