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長く患者をサポートするための
入れ歯治療と訪問歯科診療

倉田歯科

(大阪市淀川区/三国駅)

最終更新日:2023/09/21

倉田歯科 長く患者をサポートするための 入れ歯治療と訪問歯科診療 倉田歯科 長く患者をサポートするための 入れ歯治療と訪問歯科診療
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もし大切な歯を失ってしまったら、それを補うための治療の一つに入れ歯治療がある。多くの歯科医院が取り組む治療だが、淀川区西三国の「倉田歯科」では見た目が左右対称であること、きちんとした噛み合わせで物がしっかり噛めることにこだわった入れ歯治療に努めている。入れ歯と聞くだけでネガティブなイメージを持つ人も多いだろうが、最近は素材も進化しているという。「患者さんの細かな要望にも応えられるぐらい、治療の幅が広がりました」と倉田寛之院長。同院では訪問歯科診療も行っているため、将来的に通院が困難になってもサポートするための体制が構築されている。「すべては患者さんのため」と話す倉田院長に、入れ歯を作る工程からメンテナンス、将来的なケアについても教えてもらった。

(取材日2023年8月31日)

すべては患者の快適な生活のために。しっかりと噛み合わせを整え、丁寧な調整で長く機能する入れ歯をめざす

Qこだわりのある入れ歯を作製されているそうですね。
A
倉田歯科 噛み合わせはもちろん、見た目にもこだわった入れ歯を作製

▲噛み合わせはもちろん、見た目にもこだわった入れ歯を作製

まず一番にポイントとしているのは、噛み合わせがきちんと整っていることです。次に見た目も大事ですから、真ん中がきっちりと合った左右対称であること。さらに上下を擦り合わせることのできるゆとりも大事にしています。人間は上下をカチカチするだけでなく、すり潰して物を食べる生き物ですから、横の動きもできるように入れ歯を調整して、お渡しするようにしています。よく聞かれますが、当院では保険診療と自費診療で手のかけ方が違うということはありません。保険と自費の違いは材料だけです。入れ歯は一度作ったら一生物、というわけにはいかず、1、2年で作り変える物ですから、特に最初は保険診療ベースで良いと私は考えています。

Qなぜ入れ歯の噛み合わせにこだわっているのですか?
A
倉田歯科 患者の歯の健康を第一に、一人ひとりに合わせた調整を行う同院

▲患者の歯の健康を第一に、一人ひとりに合わせた調整を行う同院

入れ歯の噛み合わせが良くないと物が噛みにくいですし、外れやすくなり、痛みも出てきます。放っておくと外傷性咬合に発展して歯周炎が悪化したり、残っている歯までも失いかねません。歯周病というのは大体、奥歯から始まるもの。最後に生えてくる奥歯を最初に失ってしまうなんて、とても残念なことですよね。入れ歯のベースは歯科技工士さんが作りますが、噛み合わせを調整したりして、最終的に入れ歯が機能するように調整するのは歯科医師の仕事です。見た目が良くても、噛めない入れ歯では意味がありません。気になる症状の緩和を図り、歯周病の進行も遅らせることができればとの思いで、入れ歯の噛み合わせにこだわっています。

Q入れ歯は痛いと聞くので、不安なのですが。
A
倉田歯科 精密な検査をもとに、調整を繰り返し作製していく

▲精密な検査をもとに、調整を繰り返し作製していく

当院では患者さんにも治療に参加してもらって、一緒に作っていくという考えです。一般的な歯科の通院回数は4回ほどですが、当院はさらに時間をかけてじっくりと作っていきます。まず歯型を採った後にゴシックアーチ検査を行い、上下の顎の位置関係と下顎の動きを精密に調べます。そして入れ歯用の人工歯を前歯だけ並べて、噛み合わせをチェックし適宜修正を行ってから、奥歯の人工歯へと移っていきます。入れ歯というのは歯科技工士さんが作った段階では使うことはできません。歯科医師が削って、噛み合わせの良い状態をめざして調整してはじめて完成するものです。しっかりとした工程を経てお渡ししますので、ご安心ください。

Q入れ歯を作った後、定期検診などに通えなくなる方もいるのでは?
A
倉田歯科 地域の患者の健康へ、訪問歯科診療を行い貢献している倉田院長

▲地域の患者の健康へ、訪問歯科診療を行い貢献している倉田院長

10年20年先も通院ができるか不安……と言われることもありますが、当院では訪問歯科診療でフォローできる仕組みを作っています。きっかけは当院が2階に開院しているため「足腰が弱ってきたら階段が上がれなくなって、通院できないかもしれない」と患者さんから相談を受け、「それなら私が診療に行けばいい」と思ったことでした。当院に長く通っていらっしゃる患者さんが、高齢で外出が難しくなったからと、歯科治療を諦めてしまうのは本意ではありません。今後はさらに件数を増やしていこうと思っていますので、気軽に相談してもらいたいですね。症状やご家庭の事情にも合わせながら、訪問頻度や治療内容を一緒に考えていきましょう。

Q訪問歯科診療ではどのようなことが可能ですか?
A
倉田歯科 訪問歯科診療においても幅広い診療に対応できるよう工夫を重ねる

▲訪問歯科診療においても幅広い診療に対応できるよう工夫を重ねる

大規模な手術はできませんが、虫歯の治療や歯周病の治療、口腔ケア、入れ歯の調整など、幅広い診療に対応できます。もちろん、訪問歯科診療だからと妥協するのではなく、できる限り通院と同等な対応をすることを目標に取り組んでいます。また、患者さんのお体の状態に合わせて、横になった状態や椅子に座った状態で治療を行うなど姿勢についても工夫しています。訪問歯科診療に際して特別な準備をいただく必要はありませんし、診療費もクリニックから半径16km圏内でしたら保険診療となり、訪問費用などは不要ですので、その点についてもご安心ください。私たちの目標は、地域の皆さまのお口の健康に最後まで関わり続けることです。

ドクターからのメッセージ

倉田 寛之院長

歯科治療は「何歳になったから卒業」というものではなく、食べて、話して、笑うために生涯必要な医療だと思っています。「歯がなくなったから」「足腰が悪くなったから」と諦めるのではなく、その時点で必要な歯科医療を受けていただきたいですね。私が当院を継承してから7年がたちました。開院から変わらぬ思いは、お子さんから高齢の方まで全世代が通いやすく親しみやすい、敷居の低い歯科医院であることです。今後も入れ歯治療はもちろん、一般の虫歯治療、ホワイトニングなどの審美歯科や訪問歯科診療まで幅広く対応しながら、地域の皆さんの歯と健康を支えていきたいと考えています。どうぞ何でも気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

金属床/22万円~、ノンクラスプデンチャー/5万5000円~、オフィスホワイトニング/2万2000円~、ホームホワイトニング/3万3000円~、デュアルホワイトニング/5万円~

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