全国のドクター9,150人の想いを取材
クリニック・病院 161,367件の情報を掲載(2020年4月09日現在)

  1. TOP
  2. 大阪府
  3. 大阪市東淀川区
  4. 淡路駅
  5. たけはし歯科診療所
  6. 竹橋 康雄 院長

竹橋 康雄 院長の独自取材記事

たけはし歯科診療所

(大阪市東淀川区/淡路駅)

最終更新日:2019/08/28

152365

阪急京都本線・淡路駅から徒歩1分。東出口を上がってすぐの真新しいマンションの1階に「たけはし歯科診療所」が、移転・リニューアルした。入り口には、定期検診のお知らせなどが記された黒板が置かれ、さながらおしゃれなカフェのよう。若い人や女性が入りやすい雰囲気だ。院内も待合室・診療室ともに洗練されたインテリアとなっている。1年3ヵ月前までは淡路駅の反対側にあった同院だが、移転後も引き続き通う患者に加え、新しくできたマンションにファミリー層や駅を利用する人たちなど、患者層が広がったと院長の竹橋康雄先生は言う。定期検診に通う患者も増加中という同院の診療について、竹橋院長に話を聞いた。
(取材日2017年7月18日)

地域密着型の歯科診療所をめざして

なぜ淡路を選ばれたのですか?

1

正直なところ、偶然空いているところを見つけた、という状況だったのです。ただ、自分が開業するにあたって「どうしても下町で開業したい」という気持ちがありました。自分がやりたいことは、高級住宅街やオフィス街よりも、昔ながらの下町にある、と。いろんな人がいて、いろんな生活があって、そこの一部に溶け込む歯科診療所を、と考えていました。駅前でなくてもよかったのですが、そこもまた、たまたまなんですよね(笑)。

駅前ということで患者数は多いのではないですか?

そうですね。全年齢層といいますか、子どもさんからお年寄りまでいらっしゃいますね。いいバランスだと思っています。ここに移転してからは、少し子どもさんが減って、若年層が増えました。移転する前は淡路駅の反対側だったのですが、古い住宅街が広がっていまして、こちら側は新しいマンションが多いので、その差かなと。移転して1年3ヵ月になるのですが、前よりもおしゃれなクリニックになったから若い人が増えたのかな? とも思ったりして(笑)。駅前ですので、一見さんと言いますか、予約なしで来られる方も増えましたね。とはいえ、子どもさんもまた増えてきていますので、僕としては理想的な割合になっています。

患者一人ひとりに袋詰した器具を使っているそうですが?

スケーラーや研磨バー、タービンなども1回分ずつ滅菌し、袋詰めにして、患者さんが来られたときにその袋を破って使う、というのを徹底しています。そのためにどの器具もかなり本数をそろえています。またグローブは処置ごとに変えていますので、一日に何箱も使うこともあります。やはり感染症が一番怖いので、スタッフにも徹底させています。

特に多い症例というのはありますか?

2

やはり虫歯で来る方がとても多いですね。虫歯で歯をなくしてしまう方も多いので、ブリッジや部分入れ歯などの症例数も多いのではないかと思います。そして、歯周病もかなり増えています。自覚症状のないものですので、難しいですね。特に虫歯がない人は、歯が悪くなったことがないので、まず歯科に来られないというのがあって、発見が遅れることがよくあります。若い人でも歯肉炎などの「歯周病予備軍」という感じの方が増えました。ご高齢の方はやはり重症化している人が多く、歯がグラグラになっていて、抜くべきか、復活できるのかを見極めるのが、本当に悩むところです。歯周病の怖いところに、顎の骨が溶けてしまうことがあるのですが、「溶けてしまっていますよ」とお伝えすると、もう皆さんビックリされるんですよ。

患者に寄り添い、できるだけ歯を残す治療を

患者の希望をとことん聞かれるとのことですが、具体的にどのようなことでしょうか?

3

どのような治療でも、まず第一に患者さんの希望をかなえる・可能な限り近づく、というのを大事にしています。まずはご希望を聞きます。もちろん無理なことがあれば「それは無理ですよ」と助言しますけれど、こちらの方法はどうですか、とご説明して、なるべく患者さんに寄り添って一緒に考えていくようにしています。悪くなった場所があっても、どうしても削りたくないという患者さんも時にはいらっしゃいます。そういう方には写真などを使ってわかりやすくご説明し、ご納得していただけるまで頑張ります(笑)。怖いという方もいらっしゃいますし、経済的な問題を抱えた方もいらっしゃいますので、どのような問題も解決できるようにお手伝いをするという感じですね。

保険内治療にこだわっているとお聞きしました。

どのような治療も、まずは保険内で考えるようにしています。庶民の味方です(笑)。患者さんによっては、「他院で自費治療を勧められたが、どうしよう?」とご相談に来られることもありますので、この範囲まで保険内でできますよ、などとご説明することもあります。自費治療を強く勧めるというのには、真っ向から反対です。もちろん患者さんが自費治療をご希望であればそのようにしますが、そうでない限りは保険内治療で、と思っています。

保険内でできる白いかぶせ物が増えたとのことですが、こちらで実施されていますか?

4番と5番の歯(小臼歯)のCAD/CAM冠が、保険適用の治療となりました。提携している技工士さんの腕が優れているというのも大いにあるのですが、非常に精密で、とてもいい材質のかぶせ物ができるようになったのです。ただ、皆さんそれが保険内でできるということをまだあまりご存じないのですね。ご案内すると「それ自費なんでしょう?」とよく言われます。確かについ最近まで自費の治療でしたが、保険内でできるようになったのです、とご説明しています。自分の元の歯よりもきれいになったと喜んでくださる患者さんも多いんですよ。今、金属のかぶせ物や銀歯になっている方にはぜひお知らせしてお勧めしたいですね。

そのような説明のためにも、カウンセリングルームを設置されたのですか?

4

そうです。カウンセリングルームはごく最近設置したのですが、これから少しずつカウンセリングをしていこうと思っています。今はまだ、衛生士が相談に乗る程度なのですが、それでもやはり患者さんは喜ばれますので、なるべく早くきちんと運用できるように、と考えています。お悩みを抱えている患者さんは、まずそれを吐き出す場所が必要だと思うんですね。こちらも治療の合間にお聞きするというのはどうしても時間的に無理がありますので……。来られたときに切羽詰まっていた患者さんが、帰られるときにはすっかり和んでくれ、信頼してくれているというのが一番うれしいです。

地域に溶け込み、よりよい治療と技術で貢献する

今後手がけていきたい治療などはありますか?

5

矯正ですね。今は簡単なケースしか行っていないのですが、需要はあると思いますので、いずれは矯正専門の歯科医師に来てもらおうと計画しています。子どもの歯の矯正は、ごく一部ですが、保険が利くものもあります。そういうものをできる限り活用しながら、なるべく安くご提供できるようになったらいいなと思いますね。それと、日曜診療を復活させたいという考えがあります。この場所に移転したときに、隔週日曜診療というのを試験的に展開していたのですが、日曜しか来れないという人がとても多くて驚きました。今後は非常勤の先生にも来てもらい、日曜も診療できるようにしていきたいと考えています。

ところで、先生はなぜ歯科医師をめざしたのですか?

兄が2人いまして、2人とも医師なのです。その後を追ってといいますか、自然に同じ医療の道に進んでいました。特に歯科医師をめざしていたわけではないのですが、手先が器用だったので、じゃあ手を使う分野に行こう、と。実際歯科医師になってみて、器用な質でよかったなと思うことはかなりありました。細かい作業が多い根管治療などは、かなり得意なほうです。また、通常のブリッジよりもの多数の歯を補うロングブリッジという治療法があるのですが、これはなかなか難しい技術なんです。でも、「それは僕に任せてくれ!」と言いたいぐらい得意ですね(笑)。

最後に、読者へのメッセージをお願いします

6

子どもさんを連れて来られるお母さんたちにお伝えしたいことがあります。僕の母は、子育ての忙しさですっかり自分のことを後回しにして、気がついたときには自分の歯がむちゃくちゃになっていました。育児が大変なのも、時間がないのもわかりますが、もっとご自分も大事に、と思うことが多いですね。何とか時間をつくって、例えば子どもさんを連れて来られるときに、お母さんもついでに定期検診をしていただきたいなあ、と思います。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

Access