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専門の歯科医院で受ける
歯を残すための根管治療

吉田歯科医院

(大阪市東成区/今里駅)

最終更新日:2023/11/30

吉田歯科医院 専門の歯科医院で受ける 歯を残すための根管治療 吉田歯科医院 専門の歯科医院で受ける 歯を残すための根管治療
  • 保険診療

虫歯が進行して歯の根っこまで細菌感染が起きてくると、炎症や化膿によって痛みが生じ、最終的には抜歯を余儀なくされるケースもある。大切な歯を残すための治療法の一つが、「根管治療」である。根管内の細菌を徹底的に洗浄して再発リスクを減らすもので、歯科治療技術の中でも難しい治療の一つだ。高度な技術を必要とするため、専門とする歯科医師に確実に治療してもらうことが望ましいといわれている。大阪市東成区の「吉田歯科医院」の吉田健二院長は、根管治療を専門とするスタディーグループに所属して研鑽を積み、数多くの難症例にも対応してきた歯科医師。根管治療の内容や必要性、治療を受ける場合にどのような歯科医院で相談したら良いのかなど、アドバイスをしてもらった。

(取材日2021年1月18日)

精密な根管治療で再発・再治療の悪循環を断ち切り、大切な自分の歯を残す

Q根管治療とはどのような治療ですか?
A
吉田歯科医院 歯を残す治療に注力する吉田健二院長

▲歯を残す治療に注力する吉田健二院長

通常の虫歯治療は、虫歯部分を削って詰め物を入れたら終了ですが、細菌感染が歯の根っこまで到達している場合は歯の神経を取り除き、神経の通る管「根管」をきれいにする必要があります。根管治療とは、根の中を十分に殺菌・洗浄して汚染を除去した後、再び感染を起こさないよう充填物(薬剤)を詰めて歯を保存し、新たな細菌の侵入防止を図る治療をいいます。根管治療は多くの工程を要するため、時間がかかる治療になります。根管治療を行ったとしても細菌がゼロになるわけではありませんが、重度の虫歯でも抜歯という選択肢を避け、二次感染のリスクを減らしていくことで、歯を残せる可能が高くなると考えます。

Q根管治療はどの歯科医院でも受けられる治療ですか?
A
吉田歯科医院 壁で仕切られたプライベート空間で、プライバシーに配慮

▲壁で仕切られたプライベート空間で、プライバシーに配慮

根管内は非常に細かく複雑な形状になっており、根管治療は歯科の中でも精密さが求められる治療の一つです。適切な治療がなされないと、低くない確率で再発もしくは難治化してしまう場合があり、結果的に患者さんの不利益につながることも考えられます。ですので、根管治療は専門知識と治療実績を持った歯科医師に相談することをお勧めします。私自身は米国のペンシルベニア大学歯内療法学科で先進かつ専門的な根管治療の臨床コンセプト、治療プログラムを学びました。その治療技術を用いて難症例にも幅広く対応しているほか、根管治療で治らない場合は外科的な歯根端切除術も行っています。

Q治療には専門的な設備や機器が必要なのでしょうか?
A
吉田歯科医院 マイクロスコープがあることで、正確性を追求した診断が可能に

▲マイクロスコープがあることで、正確性を追求した診断が可能に

複雑な構造になっている歯の根の奥深くまで確実に治療するには、肉眼では限界があります。従来は歯科医師の経験と感覚に頼る部分も多かったのですが、最大20倍の視野で確認できる歯科用マイクロスコープの登場により治療の精度が上がり、難易度の高い症例でも歯を残せるケースは多くなりました。今や当院では、マイクロスコープは根管治療に欠かすことのできない治療機器となっています。また、この根管治療では、根管の幅や長さを精密に測定することが重要になります。当院ではデジタルエックス線や歯科用CTを用いて、血管や神経の位置なども詳細に把握し、精度の高い診断のもと治療を進めていきます。

Qこちらではラバーダム防湿の使用を徹底していますがなぜですか?
A
吉田歯科医院 ラバーダムを使用し、唾液による細菌感染を防ぐ

▲ラバーダムを使用し、唾液による細菌感染を防ぐ

根管治療は根管の中に入り込んだ細菌を取り除くのと同時に、新たな細菌を侵入させないことが重要で、いかに無菌的な環境をつくるかで結果も変わってきます。唾液の中には無数の細菌が存在するため、治療時はラバーダム防湿という緑色のゴムシートのようなものを用いて、唾液が根管内部へ混入するのを防ぎます。イメージとしては歯を物理的に隔離して、口の中に無菌室をつくる感じです。細菌の侵入を防ぐほか、根管内部を洗浄する薬液から口腔粘膜を保護し、飲み込み事故を防ぐ役割もあります。日本は欧米諸国に比べて普及率はそこまで高くありませんが、細菌を徹底的に除去して根管治療を行うために、当院ではラバーダム防湿を使用しています。

Q根管治療を受ける際、どのような歯科医院を選ぶべきですか?
A
吉田歯科医院 患者がきちんと納得するまで説明してくれる

▲患者がきちんと納得するまで説明してくれる

根管治療の専門的な知識とスキルがあり、精度の高い治療が提供できる設備が十分に整っていることに加え、ラバーダム防湿による無菌的な環境で治療を行っていることが重要です。そして何より、患者さんの話をしっかり聞いて、きちんと説明してくれる歯科医院を選んでいただきたいと思います。根管治療は症例によっては継続して治療を受けていただく必要があり、患者さんと歯科医師との信頼関係なくして良い結果に結びつけることはできません。口腔内の現状や治療法について、詳しく説明してくれることはもちろん、根管治療以外の別の治療法も提示して患者さんの選択を尊重し、真摯に向き合ってくれる歯科医院を選んでほしいと思います。

ドクターからのメッセージ

吉田 健二院長

大切な歯を残し、将来的に再治療を繰り返さないためには、高いレベルで精密な根管治療を行うことが重要です。私は、根管治療を含む歯内療法学のスタディーグループに所属しており、知識と技術を勉強してまいりました。進行した虫歯に対する根管治療はもちろん、細菌除去が難しい場合はさらなる奥の手として歯根端切除術も行っており、一般の患者さんだけでなく他院からの紹介も受けつけています。もう抜歯しかないと言われたができる限り歯を残したいという方、治療しても再発を繰り返してしまう方、最善の根管治療を受けたいと考えている方は一度ご相談ください。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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