ノムラメディカルクリニック

ノムラメディカルクリニック

野村修三 院長

頼れるドクター

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「アトピー治療に通っていた小学生の子が、成人して自分の子どもと母親と、親子3代で遊びに来てくれる。そんなおつき合いも本当にうれしいですね」と、にこやかな顔を、さらにほころばせる野村修三院長。住宅地の中にある「ノムラメディカルクリニック」は臨港バスの北寺尾バス停近く。開業して15年の同院はアトピー治療の専門クリニックで、食事療法と生活改善で免疫力を高める治療が特徴だ。こうした自然な治療法を希望して、両親がアトピーの子どもを連れて受診し、完治した本人が大人になってもお礼に訪れるという。「細胞を傷つける活性酸素が、アトピーをはじめ多様な病気の原因と考えています。それを減らすには、薬よりストレスの少ない生活を送ることが大事なんです」と、同院の考え方を教えてくれた。70歳を超えてなお元気で、「新たな治療法をもっとたくさんの人に知ってほしい」と希望に燃える野村院長に話を聞いた。

(取材日2012年11月29日)

小学生のとき、「患者のために医師になろう」と思った

―先生が医師になるきっかけは、何でしたか?

子どものころ、「こんな医者は絶対に嫌だ」と感じる経験をしたからです。今でもはっきり覚えていますが、私が小学校3年生のとき、夕方5時過ぎに急に腹痛を起こしたんです。心配した母は、近所で評判の“偉いお医者様”のところに、私を連れて行ってくれました。しかしその先生は往診に出る直前で、「しばらく待っとれ」と言い残し、私たち親子をそのままにして外出。夕暮れ時、母と2人で入口の冷たい土間に座り、おなかも冷えながら、不安な気持ちで待ち続けました。幸い、先生が戻ってきたときは腹痛も治まっていたので、母に「もう治ったから帰ろうよ」と言ったら、その先生が母を怒鳴りつけたんですね。「それならどうして連れてきたんだ」と。これには私も驚いて、「こんな医者に診てもらうのなら、自分がもっといい医者になる」と決心したんです。小学生のときに抱いたこの気持ちはずっと変わらず、「患者さんのために診療する医師になりたい」と思って今まで続けてきました。

―医師をめざすとき、ご両親の意見はいかがでしたか?

私の実家は全国の百貨店にも出店している、京都で老舗の食品会社です。父は私にも家業を継がせて、「将来は東京の会社をまかせよう」と内心では考えていたかもしれません。しかし私が「医師をめざしたい」と相談したときには、そんな話は一切せずに応援してくれました。医師になって社会貢献することも大切だと感じたのでしょう、母も励ましてくれました。そうした両親への感謝がありますから、当院でアトピーの診療をするときも、患者さんの親子関係は気になります。アトピーのお子さんが苦しみのあまり、その怒りをご両親に向けるときなど、見ていると非常につらくなるんです。もろろん当事者である本人とご両親は、もっとつらい気持ちでしょう。そんなときは、「両親は豊かな愛情で、あなたを育ててきたんですよ」と本人にわかってほしくて、アトピー以外のことも話し込んでしまいます。当院も開業して15年がたち、最初に受診した小学生も今は20代。お子さんが成長して、自分の子と母親と親子3代で訪ねてくれるときなど、本当にうれしいですね。

―高齢者の訪問診療にも行かれるとか?

両親への恩というわけではないのですが、高齢者の診療は、私が1983年に高齢者向け医療機関で病院長を務めたときからのライフワークです。1988年からはスウェーデンやデンマークを年2回程度訪問し、高齢者の福祉や医療についても現地で学んできました。その知識と経験を生かして、高齢者の医療に関わっていきたいと考えています。特に認知症になった方の多くは、今の日本の成長と繁栄を支えてきた世代。そういった方が施設にいらっしゃるのですから、私も尊敬の念を持って接するべきだと思っています。診療も患者さん一人ひとりが、どんな人生を歩んできたか、どんな家庭を築いてきたか、しっかりと見つめることから始めたいと考えているのです。



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