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中山 貴博 院長の独自取材記事

なかやま歯科医院

(松戸市/五香駅)

最終更新日:2019/09/02

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「なかやま歯科医院」の院長である中山貴博先生の経歴は少し変わっている。初めから歯科医師だったわけではなく、歯科技工士から歯科医師の道をめざしたのだ。現在、中山院長が最も力を入れて取りくんでいるヨーロッパの入れ歯を作るシステムも専門的な歯科技工の技術が必要とされるもので、歯科技工士であった経験が存分に治療にも生かされているという。歯科と歯科技工双方の知識があるだけでなく、とても勉強熱心な中山院長はより良い治療を取り入れようとさらなる努力を続けていた。決して歩みを止めない同院の今までの取りくみ、そしてこれからについて、中山院長に詳しく話を聞いた。
(取材日2016年2月8日)

歯科技工士の経験を生かした義歯治療を

なぜこの地で開院したのですか?

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私の友人がこの物件の大家さんを知っていて、実は大学を卒業する時から「ここへ来ないか」という話が出ていたんです。実際には、大学卒業後、慶應義塾大学付属病院口腔外科、品川の坂本歯科医院、日本橋の東京八重洲デンタルクリニック、西船橋のすざき歯科クリニックでの勤務を経てから開院となりました。開院を前提として逆算して考えたときに、こういうところで経験を積んだほうがいいだろう、と考えての選択でした。慶應義塾大学付属病院の口腔外科では、がんも扱った経験から、少しでも不審に思ったら大規模病院に送って診てもらうようにしています。東京八重洲デンタルクリニックは自由診療がメインだったので、ここでセラミックを使用した治療をたくさん経験させてもらいました。西船橋のすざき歯科クリニックは1日に診る患者さんが多かったのでたくさん患者さんを診る訓練になったかなと思います。

歯科医師になろうと思ったきっかけは何でしょう?

僕はもともと東京歯科大学千葉病院に勤める歯科技工士でした。歯科技工士になろうと思ったのは、そういう手先を動かして物を作るのが好きだったんでしょうね。小さい頃から手先が器用で、粘土で遊ぶのが好きな子どもでした。そして、歯科技工士という職業があることを知り、歯科技工士になりました。その後、歯科技工士という職業を通じて、患者さんと触れ合ううちに、直接自分で治療を行い、患者さんに直接喜んでもらえる、そんな歯科医師になりたいと思うようになったのです。また、周りには、患者さんから慕われている、見本となるような先輩の歯科医師の方がいらっしゃったので、自然とその人のような歯科医師をめざすようになりました。

印象に残っている患者さんのエピソードを教えてください。

99歳から1年ごとに来てくれている患者さんがいらっしゃいます。その方がいらっしゃるのは常にお誕生日が近い頃。入れ歯の調整をしに当院に来られるのです。その方が、先日、101歳になられました。「入れ歯の調整をしてもらえるのでおいしく食事ができます」と言っていただけて、非常にうれしかったですね。

力を入れている治療はありますか?

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はい。特に、ヨーロッパの入れ歯のシステムを取り入れているのが特徴です。これは、精密な入れ歯なのですが、従来の入れ歯とは型採りの方法など作り方がまったく異なり、よりフィット感のある入れ歯を作ることを目的としています。この技法ならば僕の歯科技工士だった経験も生かせると思ったのです。患者さんにとっては、噛み合わせに合った噛みやすい入れ歯となるところがメリットです。また、セラミックスを使用した治療についても力を入れています。セラミックスの良さは、メタルフリーで、金属は使用していませんので、アレルギーの心配はありません。強度面においても、強いセラミックスもありますよ。

めざしたのは家にいるような安心感

先生のポリシーを教えてください。

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当院はチーム医療を掲げ、チーム全員で患者さんを助けることを目標としています。矯正専門の非常勤の歯科医師ともども一丸となって、患者さんの治療に当たる、ということですね。スタッフとはコミュニケーションを円滑にするために月に2回ぐらいミーティングを行っています。その時に病院の方針を確認したり、地域で愛される医院づくりを実現するためにどうしたらいいのか話し合ってます。新人のスタッフが入ると、できないことをスタッフで練習しあったりもしていますね。プライベートでも時間があればスタッフと飲みに行っています。先日はスタッフが僕のお誕生日会を企画してくれて、サプライズのバースデーケーキを貰いました。何も言わなくてもそういうことをしてもらえるのは、非常にありがたいことですよね。

地域に愛される歯科医院づくりとは、どのようなことをしているのですか?

最近では、院内アロマを取り入れました。アロマにはリラックス効果もあるみたいなので、少しでも患者さんにとって当院が快適な空間になるようにと採用しました。テクニックなど治療の中身はわれわれ歯科医師が勉強しなければいけないことですが、スタッフが日々向上する点となるとこうした患者さんとの触れ合いの部分。こういうことが患者さんとのコミュニケーションツールになってくれればいいなと思いました。院内の環境面を整えることもとても大事なんですよね。院内の内装も、病院ではなく家みたいにしようということで、木を使ったり淡い色を使っています。

設備面でもさまざまなこだわりがありそうですね。

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衛生面には気を使っています。患者さんごとにきちんと器具やグローブを替えたり、滅菌の管理者を設定したり、できる範囲で感染予防には気をつけています。ユニットから出る水も除菌水にしていますしね。そういうところは他とちょっと違うのかな、と思います。当院では歯科用CTや拡大鏡、口腔内カメラをすでに使用していますが、それに加えて今後、マイクロスコープの導入を検討中です。拡大鏡や口腔内カメラよりも拡大して見ることができ、精密さが要求される根の治療には必要だと思っています。また将来の話としては、当院だけでは忙しくなってきたので、2016年中に分院も開きたいなと考えています。

病歴のある家系で歯周病特有の臭いが見逃される理由

歯周病の治療はやはり手遅れになりがちですか?

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気がつかない方が非常に多いですよね。歯茎から血が出ていたのに、しばらくすると出なくなったので良くなったと思われる方がいます。でも、こうした場合、歯ブラシの当て方が少し変わって、歯茎に当たらなくなっただけだったりします。また、歯茎の腫れが引いたから大丈夫だと思われる方も多いです。歯茎が腫れるには原因があって、その原因を除去しないかぎりは悪くなる可能性があるということです。皆さん歯科医院が苦手だから、一時的に症状が収まるともういいやとなってしまうんですが、治ったわけではないので再び症状は悪化します。すると、歯がぐらついたり腫れが1週間止まらなかったり、今度は全体的に悪くなっていることが多いものです。そうなると最善の状態で治療というわけにはいかなくなってくるんですよね。

どんな症状が来院の目安になりますか?

歯を磨いていて血が止まらないのはおかしなことなので早めに来たほうがいいと思います。出血の原因は歯周病ではなく親知らずが腫れているだけの場合もあります。親知らずが原因で血が出てたのならば、そこを治せば解決しますが、怖いのは親知らず以外に原因があった場合です。そうしたことをはっきりさせるためにも、歯科医院に来てほしいと思います。特に、歯周病は家族間でうつりやすいので、家族に病歴がある方は要注意です。ご家族全員が歯周病だと歯周病特有の臭いに気がつかなかったり、気がついていても両親もこんなものだったからとお子さんが思ってしまったり、そういう悪い連鎖が生まれやすいのですよね。

最後に、読者にメッセージをお願いします。

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60代ぐらいになると歯周病がかなり進行してきます。歯周病は血圧を高くしたり脳梗塞・心筋梗塞の原因になったりしますので、中年以上の方は定期的なメンテナンスを心がけてください。口腔環境が良くない方は50代から行いましょう。歯の残存数も変わってきますよ。メンテナンスの頻度は人によってかなり変わってきます。3ヵ月に1回ぐらい必要な方もいれば1年に1回でも十分な方もいます。お子さんに関しては予防・殺菌がメンテナンスの中心となりますが、虫歯を防ぐためにも6歳以上で歯並びに不安がある方は早いうちに取り組んだほうがいいかと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

マウスピース型装置を用いた矯正/80万円~、シリコン製入れ歯/20万円、インプラント/入れ歯用 1本20万円、精密な入れ歯(上下片方)/29万8000円~、ジルコニアセラミックスgood(前歯) /6万9800円
※税別価格です。
※症例によって費用が異なる場合がございますので、詳細は医院にお問い合わせください。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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