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服部 正樹 院長の独自取材記事

服部内科クリニック

(名古屋市中区/栄駅)

最終更新日:2022/11/08

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栄駅から徒歩5分。「服部内科クリニック」はエスエル医療グループに属する30以上のクリニックが入るメディカルビルの7階にある。院内は窓が多く光がたっぷりと入り、ビルの一角とは思えない開放感がある。服部正樹院長は名城病院で循環器科部長を務めた循環器疾患のエキスパート。狭心症、心筋梗塞、不整脈、高血圧といった循環器疾患や高脂血症、糖尿病といった生活習慣病を専門的に診療している。「患者さんに最も適切で質の高い医療を提供させていただきたい。」穏やかに語る服部院長。精神的なストレスが病気に関係することも多く、体だけでなく心も癒やせるような診療をモットーとする。今回はそんな院長に診療に対する信念や患者への思いを語ってもらった。

(取材日2020年9月1日)

体も心も癒やせるクリニックをめざす

医師を志し、循環器内科を専門に選ばれた理由を教えてください。

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医師になると決めたのは、人と接することが好きだったことと、小さなことでも世の中の人の役に立てる仕事だと思ったからです。循環器内科を専門に選んだのは、治療学として面白かったからです。循環器疾患の治療は結果が現れやすく、治療の過程を患者さんと歩んで行けるので楽しいと感じました。内科医師としての腕が大いに試される分野であるとも言えます。また、ステントなどのデバイスを心臓の血管に入れて血管を広げる、いわゆるカテーテル治療の発展期だったため、そういったことに興味があったのも大きいですね。実際、勤務医時代にはたくさんのカテーテル治療の経験をしましたし、循環器の救急患者さんもたくさん診せていただきました。

こちらにはどのような患者さんが来られていますか?

高血圧、狭心症、不整脈などの循環器疾患の患者さんが中心ですが、高脂血症、糖尿病などの患者さんも多いですね。大規模病院は外来機能を縮小しているため、専門の医師を求め遠方から来院される患者さんも多数いらっしゃいます。開業して15年たちますのでかかりつけ医として健康管理全般をサポートさせていただく患者さんも多くなりました。現在は感染症対策として、患者さんにも手指の消毒、マスクの着用をお願いしており、院内では私もスタッフもマスク、時にはフェイスシールドをつけて対応しており、窓は3箇所開けて常時換気を行っています。

開業されたきっかけは何だったんでしょうか?

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日常業務追われて忙しい勤務医生活を続けるうちに、もっとゆっくりと患者さんと向き合いたいと強く思うようになりました。もともと、体と心が密接に結びついていることや病気の原因に精神的なストレスが大きく関係していることに着目し勤務医時代には研究もしていましたが、病院の勤務医にはゆっくりと患者さんのお話を伺う時間すらありません。開業には、大きな決断が要りましたが、医師になった時から体と心の両方を癒やす診療が目標でしたので、初心に戻りたいと思い開業しました。

専門分野の強みを生かしあうグループ診療

このビルには多くのクリニックがありますが、グループ診療のメリットはどういったことでしょうか?

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各科のスペシャリストが集まっていますから、例えば私の専門外の患者さんが来院された場合でも、すぐに他科の先生の所に紹介できたいへん助かります。専門の先生が診れることで誤診の恐れも少なくなると思いますので、患者さんにとってもたいへん良いことだと思います。ちょうど総合病院で外来患者さんを診察しているような形です。医師同士も顔を合わせることが頻繁にありますので、紹介するにあたっても安心してお任せできます。また、CTやレントゲン等の機器や検査室は4階にあり、各クリニックの共同使用になっており、待ち時間が少なく、当日に結果がわかるので患者さんの負担軽減にもなっていると思います。エスエル医療グループ内の医師同士もたいへん仲が良く、勉強会なども盛んに行っています。

診療のポリシーをお聞かせください。

一つは、患者さんに少しでも良い気分でいて頂けるようサポートすること。もう一つは、質の高い医療レベルを維持していくということです。適切な診断、治療をすることにより患者さんの状態をより良くすることができると考えています。診断のために先進の心エコーはもちろん、サイクルエルゴメーターによる運動負荷試験や24時間のホルター心電図は常時対応しています。心臓の冠動脈CTやカテーテルが必要な場合には提携している病院に依頼し予約しているので、検査日に直接検査を受けていただくことができ、患者さんの負担を減らしつつ的確な診断が図れます。治療の中で生活習慣を見直しつつ、患者さんができるかぎり健やかでいていただけるよう努力していきたいと思っています。

普段心がけておられることはどんなことですか?

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まずは、患者さんのお話をよく聞いて病気の説明をしっかりすることです。そのことで患者さんの不安はかなり減ります。それから、来院された時よりも少しでも元気になって帰っていただくということ。時間の許す限り患者さん一人ひとりと長くお話するようにしています。私は以前、九州大学の心療内科に国内留学したことがあるのですが、そこで学んだことが今でも生きています。診療や会話、患者さんに対する接し方などは内科の医師にとって非常に大切なことですから。体だけでなく、心も癒やせるクリニックをめざしています。

患者からの信頼を得ること。それがやりがい

スタッフの皆さん、全員穏やかで明るく良い雰囲気ですね。

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ありがとうございます。スタッフは当院の自慢であり大切な存在です。おかげさまで良いスタッフに巡り会えて本当に助かっています。私からは特に指示はしないのですが、受付や採血や検査をしながら患者さんの話をよく聞いてくれるなど、思いやりをもって優しく接してくれています。誰々さんはどんな趣味があるのだとか、細かいことでもちゃんと覚えていてよく知っていますし、患者さんとの会話のために、医療番組などを欠かさず見ていて「先生、昨日こんな番組があったから、きっとこういう質問が来るよ」などとアドバイスもしてくれます。受付カウンターで雑談をしていかれる患者さんも少なくありません(笑)。一生懸命なスタッフたちが集まっているので、一緒に仕事をしているのが楽しいですね。本当にありがたいです。

お休みの日の過ごし方を教えてください。

月に2回ほどは健康な体作りも兼ねてゴルフに行っていますが、クリニックの電話が24時間対応で携帯に転送されるようになっているので完全に休みという日はないです。今診ている患者さんに対して全面的に責任を持ちたいので、寝る時も枕元に携帯を置いています。開業当初からずっとそうしています。循環器系の疾患ですと病状の重い人も多く、緊急を要する場合には、こちらから直接最適な病院に依頼して入院していただいています。

医師としてやりがいを感じるのはどんな時ですか?

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患者さんの経過が良くなり「ありがとう」と言ってもらえた瞬間です。そして、患者さんが医師としての私を信頼してくれ、慕ってくれた時です。開業の際にも、予想をはるかに超える数の患者さんがついて来てくれて、本当にうれしかったです。また、専門以外の分野でも患者さんに検査を勧め、見立てどおりに病気が見つかった時なども、医師という職業を選んで良かったと思います。長いお付き合いの患者さんの中には、他の病気も併発する方も少なくありません。そういう場合でも極力早く見つけてあげたい。私は循環器の専門家ですが、かかりつけ医として患者さんの全身を診せていただくようにしています。患者さんが苦痛を訴える前に、予兆を感じたら検査を勧めるなどしてトータルで健康をサポートしていきたいと思っています。

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