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片山 裕基 院長の独自取材記事

LeaLea歯科・矯正歯科クリニック

(八潮市/八潮駅)

最終更新日:2022/03/02

片山裕基院長 LeaLea歯科・矯正歯科クリニック main

けやき通り沿いに2020年9月にオープンした「LeaLea歯科・矯正歯科クリニック」。隣のビル内にあった「けやき通り歯科医院」が移転し、これまでの歯科クリニックのイメージとは対極の、わくわくしながら通える歯科クリニックをめざして誕生した。片山裕基院長は「歯科クリニックは治療をする場所ではなく、治療をせずに済むように予防のために通う場所、楽しく通える場所であることをより広く啓発していきたいですね」と話す。2階の小児歯科フロアには“キッズランド”と命名されたアトラクションスペースを設置。4階に6室ある大人用予防歯科専用ルームは、それぞれハワイの違った風景が楽しめる仕掛けとなっている。さまざまな工夫に満ちたクリニックについて、片山院長に話を聞いた。

(取材日2020年9月23日)

子どもから大人まで楽しみながら予防に通える場所を

楽しい雰囲気のクリニックですね。どんなコンセプトなのでしょうか。

片山裕基院長 LeaLea歯科・矯正歯科クリニック1

当クリニックは、予防歯科を通じて健康で幸福になっていただきたいという理念のもと開業したクリニックで、予防に最も力を入れています。これまでの歯科クリニックのイメージは、痛くなってから来院して治療を受け、それで終わり、という面が強かったと思います。しかし、治療をする場所というより治療の必要がないようメンテナンスに通う場所、治療から予防へと患者さんの意識をシフトさせていくことが当クリニックの一つの使命だと思っています。これからは歯科クリニックを楽しむ時代であり、わくわくしながら通えるクリニックというのも一つのコンセプトです。

BGMにハワイアン音楽が流れていてリラックス感がありますね。

上村英之理事長はハワイが好きなので、クリニック全体がハワイの雰囲気になっています。クリニック名の「LeaLea」は、ハワイ語で「楽しく」「愉快に」という意味で、まさにその言葉どおり、さまざまな楽しい工夫がなされています。一番特徴的なのが2階の小児歯科フロアです。遊園地づくりを手がけてきた美術スタッフによる、“キッズランド”と命名した広いキッズスペースを設置しています。ボールプールや滑り台、吊り橋や、インタラクティブな黒板など、子どもたちを楽しませる仕掛けがあり、保育士が常駐して子どもたちを見守っています。小児歯科のユニットも海の中にいるような雰囲気ですので、小さなお子さんたちも怖がることなく治療に通えると思います。また、4階には予防歯科専用ルームが6室あり、それぞれハワイにちなんだ内装となっていて、歯周病治療やメンテナンスに来られるたびにいろいろなハワイの雰囲気を楽しめるようにしています。

新しいスタイルのクリニックですね。患者さんの反響はいかがですか。

片山裕基院長 LeaLea歯科・矯正歯科クリニック2

まだ開業して日が浅いですが、患者さんはお子さんが多く、喜んでいただいているようです。以前のクリニックではご高齢の方が多かったですが、ここではお子さん連れの方、成人では30代の方が中心となっていて、かなり若返っています。若い方々が多いので、歯科意識もそれなりに高いかなという印象ですね。前のクリニックを受診していた方々は、クリニックの雰囲気があまりに変わってしまったので遠慮していることもあるかと思います。ですが、ここでは快適に診療を受けていただけるようにしていますので、ぜひまた通っていただきたいですね。そして治療だけではなく、予防のために通うという方向づけができればと思っています。

専門性の高い歯科医師が協力してチーム医療を実践

こちらには歯科医師や歯科衛生士などスタッフも多いですね。

片山裕基院長 LeaLea歯科・矯正歯科クリニック3

現在歯科医師は9人在籍しており、それぞれ得意とする分野があり高い専門性を持ち合わせています。虫歯や歯周病治療から、歯科口腔外科、矯正歯科、インプラント、ホワイトニング、口臭やドライマウス、マタニティー歯科、スポーツ歯科などに加えて、舌痛症やガマ腫など一般のクリニックではあまり診ることのない症状まで幅広く対応しています。各歯科医師は全般的に診療を行いますが、専門的な知見が必要な場合は随時協力してチーム医療を実践しています。また、嚥下機能に詳しい歯科医師もおり、訪問歯科診療も行っています。スタッフは毎朝ミーティングをして、その日の予定や課題などを共有しています。当クリニックは4フロアに分かれていますので、スタッフ同士のコミュニケーションがより大切だと感じています。

診療の際、どんなことを心がけていますか。

口の中の状態は一人ひとりまったく異なります。患者さんの生活背景もそれぞれですので、その人に最も適した治療方法を提案するよう心がけています。患者さんが望んでいる治療にどれだけ近づけるか、また患者さんが知らない治療法を提案して、より良い結果を出せるよう努めています。症状や治療についての説明も誰もがわかりやすいように工夫しています。例えば歯周病については、モニター、レントゲン等を使って、視覚的にイメージしやすく、わかりやすい説明を心がけております、なんといっても予防歯科の成否は動機づけがうまくいくかどうかにかかっていますから。

診療に用いる設備へのこだわりを教えてください。

片山裕基院長 LeaLea歯科・矯正歯科クリニック4

歯科用CTや矯正歯科に役立つセファロエックス線などを導入し、より精密な診査診断を行っています。また、エルビウムヤグレーザー機器や炭酸ガスレーザー機器によって低侵襲の治療が可能となっています。根管治療では、従来のステンレス製より、さらに精密に根管内部の汚染部分の除去が図れるチタン製の器具を用いています。口臭やドライマウスの診療を行っていますので、口臭測定に役立てる機器や唾液量を測るための機器などもそろえています。最近は口臭の悩みを訴える方がとても増えていますね。口腔がんの検診も行っており、口腔内蛍光観察カメラで観察、診断しています。口腔がんは長く続く口内炎と勘違いされることが多いため見逃しやすく、発見した時にはかなり進行していることもあります。ですので、自費にはなりますが、年に1回は口腔がん検診を受けたほうがよいでしょう。

より深い信頼を得られるクリニックへと成長したい

歯科医師をめざしたきっかけを教えてください。

片山裕基院長 LeaLea歯科・矯正歯科クリニック5

母が薬剤師で、もともと医療関係には深い関心を寄せていました。最初、一般の大学に進学したのですが、就職活動の際、自分が本当にやりたいことを考えなおした時、やはり歯科医療に携わりたいと思い、もう一度受験勉強をして日本大学松戸歯学部に進みました。ちょうど弟が医学部に進学したことも一つの刺激となりました。実際、歯科医師になってやりがいも感じますし、患者さんに喜んでもらえることも多く本当に良かったと実感しています。

ところでプライベートはどのようにお過ごしですか。健康のために何かなさっていますか。

今、子どもが1歳半なので、子どもと遊んだり、家族と一緒に過ごすことがほとんどです。子どもができてから、小さなお子さんへの対応がより優しくなったとアシスタントによく言われました。健康のために今は何もしていないですね。大学時代はラグビーをやっていましたが、今はまったくやっていません。ただ、ラグビー精神はクリニックでも大切にしています。一人の人間ができることは限られていますし、ましてこれだけの規模ですと、見落とすことも多いかもしれません。スタッフそれぞれが周りをよく見て助け合うことが必要だと思っています。

では最後に今後の展望と読者へのメッセージをお願いいたします。

片山裕基院長 LeaLea歯科・矯正歯科クリニック6

越谷にある本院の「かみむら歯科矯正歯科クリニック」は多くの患者さんたちから信頼を得ていますので、当クリニックもそれを追い超すくらいの厚い信頼を得られるようスタッフ一同さらに努力していきたいと思います。当院には、経験豊富なベテランの歯科医師が在籍しており、一般のクリニックではあまり診察していないような専門的な分野にも対応していますので、何か心配なこと、気になることがあればぜひご相談ください。検査して何も問題なしということがわかれば安心していただけると思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

・インプラント治療/オペ:27万5000円、上部構造:11万円
・矯正/診査料・診断料:3万8500円、混合歯列期:38万5000円(処置・管理料金毎月3300~5500円)、乳歯列期:11万円(処置・管理料金毎月3300円)、永久歯列期:77万円(処置・管理料金毎月5500円~8800円)
・ホワイトニング/ホームホワイトニング:片顎2万2000円、オフィスホワイトニング:上下顎1回2万2000円(通常2回)
・口腔がん検診/5500円
※上記すべて税込み

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