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渡辺 勝 院長の独自取材記事

わたなべ歯科

(春日部市/春日部駅)

最終更新日:2022/10/24

渡辺勝院長 わたなべ歯科 main

春日部駅西口から徒歩6分の繁華街にある「わたなべ歯科」。パステルカラーに包まれた院内にはガラス張りのキッズルームがあり、元気に遊ぶ乳幼児のほほ笑ましい姿も見られる。「ああして遊んでいるうちに自然と背筋や横隔膜が鍛えられるんですよ」と教えてくれたのは、穏やかな語り口が印象的な渡辺勝院長。やわらかな笑顔を絶やさない温和な人柄からか、患者のみならずスタッフにも慕われている。長く予防歯科に努めてきた院長は、近年その考えを発展させ、妊娠期や歯がない乳幼児期から子どもの口腔環境に予防的アプローチを行う「赤ちゃん歯科」にも熱心に取り組んでいる。また全世代に対して口腔から全身の健康を支える診療を重視し、栄養指導や禁煙支援のほか、血圧計や体組成計も導入。医科歯科連携にも注力する渡辺院長に話を聞いた。

(取材日2022年6月1日)

スタッフと想いを一つにして患者ファーストの診療を

通りから見える、広々としたキッズルームが印象的ですね。

渡辺勝院長 わたなべ歯科1

ありがとうございます。これは、お子さんに「歯医者は楽しい所」と思ってもらうための仕掛けなんです。当院が開業時から掲げるコンセプトは「予防こそ最高の医療」。ですので、できるだけ早いうちから習慣的に予防を行い、健康的な生活習慣を根づかせたいと小児歯科に力を入れてきました。お子さんの健やかな成長のために、まだ歯が生えていないうちから、お母さんにも積極的に予防意識を持っていただけたらと考えています。スタッフたちもそのコンセプトをよく理解していて、生き生きと働いてくれていますよ。何より、皆、子どもが大好きなんです。

スタッフと院長の一体感が心地良いですね。

当院ではスタッフを採用する際、まず半日かけて診療を見学してもらい、当院のコンセプトや私の想いを1時間ほど説明するんです。その上で、ここで働きたいという意思のある方と面接をさせていただいています。ですから私の考えをよく理解してくれていて、その考えを言語化した12ヵ条の「行動指針」も日々実践してくれていますよ。当院には、保育士や管理栄養士の資格を持つスタッフがいるのですが、ここで自分らしい夢を見つけ、その実現に向けておのおのの専門性を生かしてもらいたいと考えています。成長しながら夢をかなえようとするスタッフたちの姿勢は素晴らしいと思いますし、院長の私としてもいつも感謝しているんです。子育て中のスタッフが多く、実際に育児を経験している立場から積極的にお母さん方をサポートしてくれるので、とても頼りにしています。

診療で一番大切にしていることは何ですか?

渡辺勝院長 わたなべ歯科2

患者さんの想いにしっかり耳を傾けることです。何を望んでおられるのか、なぜ今日来院されたのか、といったことを重視しています。例えば取れた歯を着け直したいという主訴一つとっても、「見た目が気になる」「取れた歯に思い入れがある」「この際しっかり治したい」など、その想いはさまざまです。ですからまず、患者さんを知ることが大切だと考えています。多くの場合、複数の治療法の中で何がベストかを考え、それぞれの利点等を説明した上で、患者さんご自身に治療法を選択していただきます。ですので、皆さんが望まれる結果に少しでも近づけるよう、納得いくまで相談に乗るようにしているんです。これはどの方も同じで、お子さんの場合は親御さんのお話もお聞きします。

子どもの健康な将来のためにできることを発信する

予防歯科に力を入れるのは、なぜですか?

渡辺勝院長 わたなべ歯科3

例えば、むし歯を削って詰め物を入れれば、症状の改善が図れるかもしれません。しかし、削った分の歯は戻らないので「むし歯になる前の、完全に元通りの歯に戻す」ことは、残念ながらできません。ですから当院では、悪くなってから削って治すという対症療法ではなく、そもそも治療の必要がない健康な口腔環境の維持をめざす予防歯科を「根本的な歯科医療」と考え、その実践に力を注いでいます。お口の中をより健康的な状態にするための情報をお伝えし、患者さん自らが健康的な行動を選択できるようサポートするのです。同時に、患者さん一人ひとりの生活や想いに寄り添い、今、その方にとって最適と思える予防が行えるよう、スタッフと二人三脚で取り組んでいます。

「赤ちゃん歯科」は、どのような想いで始めたのですか?

全身の健康や心理的な学びを追求するうちに予防歯科に限らず、すべてにおいてできるだけ早いうちからの介入が必要だと気づいたんです。子どもの成長はお母さんのおなかの中にいる時から始まっているので、お母さんの栄養のとり方も大切です。もっと言えば妊娠をお考えになった時からそうした情報を知っていれば、なお良しですよね。まだあまり知られていませんが、赤ちゃんの生後3ヵ月くらいまでの呼吸の仕方、抱っこの仕方、母乳の飲み方が歯並びに及ぼす影響は大きいとされています。歯並びはその後のお口の中の健康を左右しかねませんし、より良い人生にもつながるかもしれません。そういった、子どもの将来のためにできることをお伝えするのが「赤ちゃん歯科」です。どんな情報も「知らなかったからできなかった」というより、「知っていて取り組んだけど難しかった」というほうが良いでしょうから情報発信にも力を入れています。

「赤ちゃん歯科」の具体的な内容も教えてください。

渡辺勝院長 わたなべ歯科4

私たち歯科医師はもちろん、歯科衛生士や保育士、管理栄養士、健康管理士が一つのチームとなって連携しながら進めるのが「赤ちゃん歯科」です。妊娠中、そしてまだ歯の生えていない頃からお子さんの発達段階に合わせて予防的なアプローチやアドバイスをしていきます。例えば授乳や抱っこの仕方、顎の健全な発達に影響する離乳食を始めるタイミングや食べ方のレクチャーなどです。チーム自体は6年ほど前にできたのですが、今さらに多くのノウハウを積み上げていますよ。最近では子育て中のお母さんだけでなく、保育園や幼稚園、子育て関連企業などからも問い合わせが入るようになりました。

全身の健康や食生活まで考慮した診療を

貴院の子ども向けの矯正について教えてください。

渡辺勝院長 わたなべ歯科5

石丸英美先生に担当してもらっていますが「赤ちゃん歯科」の後、5歳から10歳までの発育フォローが目的で、よくある一般的な小児矯正とは異なります。どういうものかというと、歯並びを整えるのが目的ではなく、歯並びを悪くする要因をなくしていき、結果として成長期の子どもたちの顎や顔が本来の正しい成長を遂げ、自然と歯並びが整っていくことをめざす口腔機能の矯正です。具体的には正しい呼吸の仕方や、舌のポジション、飲み込み方などを毎日ご自宅でトレーニングしていただき、頬や口周りの筋肉も鍛えながら正しく成長していける状態と機能が得られるよう導いていきます。その他、夜間就寝時に専用の器具も口に装着していただきます。成長期だからこそできるこの矯正は、多くの子どもたちの顎顔面と歯並びの改善が期待できるでしょう。月に2回ほど無料相談会がありますので、ご興味があればお問い合わせください。

最近、新たな取り組みを始められたとか。

全世代への予防医学をさらに追及するため、診療体制をより充実させました。医療機器の面では、血糖値を測定する装置を2年前から導入し、最近は基礎代謝や体脂肪、筋肉量や骨量などを測定する体組成計も取り入れました。スタッフも、管理栄養士を2人体制にし、歯科衛生士を2人増やしています。というのも、管理栄養士が主体となって「未病の段階でも血糖値の急激な上昇がないか」「脂っこいものや糖質を取り過ぎていないか」といった、全身健康に関する専門的な視点を日常の生活習慣に反映させながら、患者さんと一緒に考える機会をつくりたかったんです。初診ではどうしても主訴の治療が優先され、なかなか時間が取れないので、再診や定期検診のタイミングを活用しています。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

渡辺勝院長 わたなべ歯科6

当院は、0歳児から高齢の方まで幅広く診療し、「どんな食生活や運動をすれば年齢を重ねても健やかに食事ができるか」を患者さんとともに考え、取り組んでいく歯科医院です。お子さんがお母さんのおなかの中にいる時期から予防の習慣を身につけていただければ、その後、きっと幸せな人生が送れるはず、と考え診療やサポートを行っています。保育士や健康管理士など多職種のスタッフも複数在籍しており、私を含め全員が子ども好きなので、いずれ医療とは別に保育園の運営ができたらいいねとも話しているんですよ。そんな夢を持ちながら、これからも地域の皆さんの健康増進に貢献していきたいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

※5~10歳の口腔機能矯正/8万円~、小児矯正 35万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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