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林 卓弥 院長の独自取材記事

はやし歯科クリニック

(加須市/加須駅)

最終更新日:2019/11/25

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東武伊勢崎線の加須駅から車で5分。大型ショッピングモールの1階にある「はやし歯科クリニック」は、買い物帰りにも利用しやすいクリニック。2019年5月から新院長に就任した林卓弥先生は、患者に長く快適な食生活を送ってもらえるよう歯をできるだけ残す治療、削らなければならない際も最小限にとどめる治療を追求している。患者と二人三脚でゴールに向かうためには意思疎通が大切と、初診ではカウンセリングシートにてじっくりと方向性を話し合うという。「高齢となっても『通って良かった』と言ってもらえるクリニックをめざす」と語る林院長に、先代から受け継いだ方針や今後の抱負などを語ってもらった。
(取材日2019年11月5日)

受け継いだものを大切にしつつ、新たな取り組みも

院長に就任されて7ヵ月ですが、まずはその経緯から伺いたいと思います。

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ここは父が開院したクリニックで、当時は東京・赤羽の本院に続く分院でした。本院は再開発でビルが取り壊しとなり今年閉院し、同じ時期に父が病気で亡くなったことで僕が院長を継ぎました。それまでは丸の内の歯科クリニックで勤務医をしていました。診療のポリシーとしては先代の時代と変わらず、できるだけ歯を長く残せるように、予防処置や基本的な治療をしっかりと行うこと。そして一度治療した歯を再び悪くしないようにケアの大切さを理解してもらい、もし歯を削るとなった場合でも最小限にとどめることを大切にしています。患者さんは「できるだけお金がかからないように」とおっしゃるのですが、そのためには歯をなくさないことが一番です。残していくためにはどうしたらいいかをいつもしっかりと説明していますね。

先代から受け継がれた大切なものは守っていく方針ということですね。

ええ、父はインプラント治療を行っていましたので、僕もインプラントに関する勉強会に通いました。インプラント治療も歯周病治療も、父とほとんど同じやり方で診療をしていますね。父は倒れてから亡くなるまであっという間でしたが、患者さんが通い続けてくれているのは、そうしたことも関係しているのかなと思っています。父がこだわって造った手術室は、僕の目から見ても素晴らしいですから、引き続きインプラント治療や歯周病治療の際に使⽤しています。手術用の明るいライトを備えているので、とても施術しやすいですね。また、父は患者さんとしっかり話をして信頼関係を築いていたからこそ、患者さんも安心して治療を任せていた部分があると思いますので、その姿勢は僕もきちんと受け継いでいきたいと考えています。

一方、代替わりして、新たに取り組まれたことは?

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まずマイクロスコープと歯科用CTを導入したことです。そして診療面では、しっかりと説明をして納得いただいた上で治療に入るという部分ですかね。カウンセリングシートは、僕が父と一緒に診療をしていた時代に設けたものです。主に初診時や手術などの打ち合わせ時の説明用に使用しています。マイクロスコープは学生の時代から実習で使っていたので、エックス線検査機器のように備えていて当然の医療機器という感覚ですね。今後の歯科医療には必須の機器になると思っています。保険診療の中でも必要であれば使っていますよ。また、当院には歯を失って入れ歯を使用している方が多いですが、そうなる前に啓発の意味で今の歯の状態の画像を見てもらうことや、他院で「治らない」、「抜くしかない」と言われて来られた方の状態を診て、その説明のために使用することもあります。

伝わりやすいように、わかりやすい表現にも配慮

先生が院長となってから、スタッフ体制は変わりましたか?

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実は、私の妻は歯科衛生士として勤務しているのですが、出産を控えていてまもなく出勤ができなくなりますので、人員を整えなければと考えているところです。スタッフに関しては、それこそ開業時から働いてくれている方もいて心強いですし、さらに連携している歯科技工所さんも二十数年間、父と一緒に患者さんのために頑張ってきてくれたところとお付き合いが続いています。皆さん経験豊富でありがたい存在で、本当に感謝しかありません。

先生が最も力を入れたい分野は何でしょうか?

もちろん歯の不調やトラブルには何にでも対応したいと考えていますが、その中で最も力を入れたいと思っているのは、歯を失う大きな原因となる歯周病の治療です。まずは歯周病にならないためのケア方法、そして歯周病になってしまったら、進行させないようにするためのケア方法を説明しています。また、当院には歯周病で歯を失った方も多く通われているので、インプラントに興味を持たれる方が多いです。しかし歯周病の治療に前向きになって、ご自分でしっかりケアができる方ならばいいのですが、そうでないと、インプラントを入れてもインプラント歯周炎になってしまうことも考えられます。ですから、そこはしっかり説明しています。歯周病のケアで手一杯という方には、こちらからはあえてお勧めはしていません。

歯周病について、もっと知ってほしいと思われていることは何でしょうか?

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単純に「歯を磨いてください」では理解してもらえないですから、どこがどうということをわかってもらうため、磨き残しを目で確認できるように染め出しをして、ブラッシングなどプラークコントロールの仕方を指導しています。初診時などではさらにわかりやすいよう、例えばお城に例えて「かぶせ物・詰め物は天守閣みたいなもので、建てる際に石垣である歯茎がどれだけしっかりと固まっているかが大事。立派な天守閣を造っても石垣が崩れてしまったら意味がない、というふうに考えてもらえませんか」とお話ししています。車関係の仕事の方だと、足回りや車に例えることもあります。「どんなに素晴らしい車を作り上げても、手入れができないと高級車でも故障するように、壊れてしまいますよ」という具合ですね。そうすることで十分に理解して、継続して通ってもらえれば、歯を失うリスクはすごく少なくなるはずですから。

地域の住民や歯科医師の後輩たちにも認められる存在に

診療台ごとに口腔外バキューム機器も備えられているのも特徴ですね。

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父はもともと都立の病院で口腔外科の担当歯科医でしたから、衛生管理にもとても気を遣っていまして、当院もその考えをもとに造ったのです。そのため父の時代からハンドピースは使うたびに専用の機器で洗浄、滅菌していますし、手袋などは使い捨て、口腔外バキュームはすべての診療台に備えることで室内の空気を清浄に保つようにしています。

先生が歯科医師をめざした理由もお聞きします。

祖父も父も歯科医師でしたが、高校生の時にはカナダに留学したこともあって、そのまま海外で仕事をしたいと考えていました。そんな時に父の母校でもある東京歯科大学の学園祭に連れていってくれたことなどから、国内で歯科医療に従事する道も考えるようになりました。海外は歯科医師になって落ち着いた後にでも行ける、その前に歯科医療を身につけておけばと考えて入試を受け、そのまま現役合格したという経緯ですね。海外でも講演されている歯周病の先生に師事していますから、いずれは海外で臨床をもとにした論文も発表してみたいと思っています。夢ではありますが、なんとか時間をつくって努力して、いつかはやり遂げたいですね。そして、地域に根づいた診療を続け、地域の患者さんに喜んでもらえればというのが理想です。

今後の抱負をお願いします。

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患者さんには高齢になられるまで、ずっとお付き合いしてほしいですし、20年30年たって患者さんが80歳になっても、「ここに通っていたから自分の歯でご飯が食べられていますよ」と言ってもらいたいですね。小さなお子さんから高齢の方まで歯の維持を大切に診療するクリニックをめざしていきます。また、患者さんに良いクリニックだと認めてもらうことと同じくらい、スタッフにも良いクリニックだと思ってもらえるよう努力します。私は本当に大学時代の先輩・後輩・友人に恵まれたと思っています。後輩たちも「いずれ先輩のところで働きたい」なんて言ってくれていますので、その時に胸を張って「さまざまな技術も身につく」と言えるようなクリニックにしていきたいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/35万円~
歯列矯正/80万円~
マイクロスコープを用いた根管治療/8万円~
※税別

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