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呉 健一 院長、呉 響子 先生の独自取材記事

クレ歯科・矯正歯科

(さいたま市浦和区/浦和駅)

最終更新日:2020/01/08

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埼玉県さいたま市浦和区の「クレ歯科・矯正歯科」。前身は約40年前に開業した「クレ歯科医院」だが、2017年9月のリニューアルオープン後は、呉健一院長が専門とする矯正歯科と従来の一般歯科治療との共存・連携に重点を置く。周辺は県庁をはじめとして自治体の中枢機関が並ぶエリアだが、少し脇道を行けば静かな住宅街が広がる好環境。歯列矯正への関心が幅広い年代に及ぶ中、個々の患者に適切な矯正プランを提供することをモットーとする呉院長と、公私ともにパートナーの呉響子先生の2人に、クリニックの特色や矯正の意義について語ってもらった。
(取材日2019年11月28日)

矯正と一般歯科の歯科医師が一つの歯科医院に常駐

こちらのクリニックの成り立ちと特色を教えてください。

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【呉院長】2017年9月に開業して現在3年目です。もともと1980年に父が始めた「クレ歯科医院」を全面リニューアルし、それまで行ってきた虫歯や歯周病の治療を中心とする一般歯科と、僕が大学院で専攻して臨床経験を積んできた矯正歯科、2つの柱を持つ歯科医院に生まれ変わりました。内装も設備も一新しましたが、建物自体は以前と同じですから、表の看板よりも上に目を向けると、窓枠や外壁の程よく古びた風情に父の代から歩んできた歴史が感じられると思います。
【響子先生】今は靴のまま診療室まで入れますけれど、リニューアル前は上がり口でスリッパに履き替えると、待合室から先が普通の家みたいな造りで、とてもアットホームな雰囲気だったんですよ。

院長と響子先生はともに矯正歯科を担当されていますね。

【呉院長】はい。経歴も大学、大学院とまったく同じで、妻のほうが2年後輩です。2人で矯正歯科を受け持ち、一般歯科は前のクレ歯科医院から引き続き、毛塚素子先生と僕の叔父にあたる呉武城先生が担当しています。ただし、今は僕らの子どもがまだ幼いので、妻には育児のほうに多くの時間を割いてもらっています。当院の強みは、先ほども触れましたが、矯正歯科医師と一般歯科医師とがいずれも常駐している点です。これによって、一つの歯科医院で矯正から予防・虫歯の治療まで、トータルに診ることができます。そもそも矯正専門にするつもりはありませんでしたが、身近に信頼の置ける一般歯科の先生がいたのはとても幸運なことで、今のチームには満足していますね。

矯正歯科と一般歯科が共存するメリットをお聞かせください。

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【呉院長】一般歯科をメインにしつつ、非常勤の矯正歯科医師が月に数回やってくるかたちで矯正治療を行っている歯科医院も多いのですが、その場合、患者さんが矯正担当の先生に診てもらえる機会はどうしても少なくなります。もしも矯正の装置が急に壊れたり外れたりしたとき、矯正の先生の次の来院予定まで日が空いてしまっていては、患者さんは困ってしまいますね。そう考えると、矯正歯科医師が常駐して急患のメンテナンスも対応していけることは大きな安心材料になるだろうと思います。
【響子先生】逆に矯正歯科専門の歯科医院ですと、矯正治療の途中で虫歯になったり、抜歯が必要になった場合、紹介状を書いて別の歯科医院に行っていただくことになるため、患者さんにとっては一手間多くかかることになります。院内に一般歯科の先生がいればすぐに虫歯などの一般的な歯科治療に移行でき、患者さんの負担を軽くできるわけです。

患者一人ひとりに適した矯正の在り方を見極めたい

あらためて矯正の意義をどのようにお考えですか?

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【呉院長】きれいな歯並びになって自分の笑顔に自信が持てる、といったように見た目にアプローチする点も重要ですが、矯正がもたらすものはそれだけにとどまりません。正しい噛み合わせは食物をしっかり咀嚼できるほか、発音も良くなることがわかっています。また、自分の歯がすべて残っている80歳以上の高齢者を調べた研究から、噛み合わせがいい人ほど歯が残りやすいのではないかとも言われています。
【響子先生】来院されたあるおばあちゃんが、孫の歯並びを良くするのは自分の責任だとおっしゃっていました。単に見た目のことではなく、幼子のこれからの人生を見据えて矯正治療のご相談に来られる方が増えていることに、時代の変化を感じますね。

矯正を行う患者さんへの説明で特に注意している点はありますか?

【呉院長】小さなお子さんや若い世代はもちろん、最近は30代、40代から上は70代の方まで、矯正を受けたいとご相談に来る患者さんは非常に多いのですが、どの装置を用いるかは一人ひとりの歯や歯茎の状態をじっくり診てからでないと判断できません。流行のマウスピース型装置を使った矯正も、その患者さんに適している場合はいいのですが、一般的なワイヤーを使った矯正のほうが良いと思われる方も実はたくさんいらっしゃるんです。そうした個別の相性をよく見極め、口腔内の写真などもお見せしながら時間をかけて説明するようにしています。

子どもの矯正に関心を持つ保護者に知っておいてほしいことはありますか?

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【呉院長】来院されたお母さんなどにもよくお話しするのですが、同じ年齢のよそのお子さんが矯正をやっているからうちの子も早くしなくちゃ、などと急ぐ必要はありません。矯正は早く始めたほうがいいと思っている方は多いですけれど、塾や習い事とは違う医療の話ですから、先ほどの装置の選択と一緒で、矯正を開始する一番いいタイミングは患者さんによって全然違うんです。早く始めたほうがいい子もいれば、全部の歯が生え変わるまで待ったほうがいい子もいます。どうか焦らず、まずは相談に来ていただきたいですね。
【響子先生】自分も子育てを経験して、月齢がこれぐらいだと今どんな心配をされているかなど、お母さんたちの気持ちがわかるようになってきました。今後はそうしたお母さんの立場も踏まえた説明をもっと心がけたいですね。

患者が増えても、質にこだわった治療を堅持し続けたい

歯科医師として、院長から見た響子先生、響子先生から見た院長はどんな存在ですか?

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【呉院長】本当にまじめですね。「きっちりしてるなあ」という感じです(笑)。患者さん一人ひとりに対して、とにかく基本に忠実に、丁寧な治療を貫いているなと思います。
【響子先生】いつも丁寧に丁寧にやろうとする私からすると、院長はたくさんの患者さんの治療をきちんと時間内に行っているところがすごいなと。もちろん、たくさん診ていながら丁寧さを失っていないところにも感心しますね。
【呉院長】おかげさまで2年の間に矯正治療を希望される患者さんが増えているので、治療の質を保ちつつ、時間的制約からはみ出さないようにするために日々努力しています。

院内の空間づくりや設備の面で力を入れている点は?

【呉院長】設備については衛生面の安全に必要な機器や歯科用CTなどの検査機器も含め、おおむね理想どおりのものがそろいました。リニューアルの際、患者さんのプライバシーへの配慮から3台のユニットをそれぞれ個室に分けましたが、完全個室だとやや圧迫感があるので、患者さん同士の視線は交わらず、なおかつスタッフからすべての患者さんに目が届くように間仕切りを工夫しました。それと衛生管理の徹底ですね。患者さんの動線と医療従事者の動線を完全に分け、その上で、日本歯科医学会が定めている衛生管理マニュアルを忠実に実行しています。スタッフもきれい好きな人ばかりだからこそ実現できていると思います。

今後、さらに改善したいと考えていることなどあれば教えてください。

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【呉院長】以前よりも、矯正治療を希望される患者さんが増えてきているため、2020年1月から順次、平日の夜と土曜の予約枠を増やして対応していく予定です。これまで他院での出張診療に割り当ててきた時間もこちらでの診療に集中することで、より多くの患者さんのお役に立てればと思っています。今後は医療の質の向上を図りながら、より多くの患者さんを受け入れられる体制を作っていきたいと思っています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

乳歯・混合歯列期からの矯正(子どもの矯正)/検査・診断料3万円、基本矯正料30万円 
永久歯列期の治療に移行する場合(2期治療)/検査・診断料1万円、基本矯正料25万円~80万円(矯正装置の種類によって金額が異なります)
永久歯列期からの矯正(大人の矯正)/検査・診断料4万円、基本矯正料25万円~115万円(矯正装置の種類によって金額が異なります)
そのほか、処置料(治療ごと)/5000円、保定装置製作料(片顎)/2万5000円などがかかります。

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