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深澤 啓二郎 院長の独自取材記事

深澤耳鼻咽喉科

(神戸市兵庫区/兵庫駅)

最終更新日:2019/08/28

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JR兵庫駅から徒歩2分。大通りに面したビルの1階に「深澤耳鼻咽喉科」がある。小児から高齢者まで、幅広い年齢層の患者が通う、地域に根差したクリニックだ。開放感のある吹き抜けの入口を入ると、院長である深澤啓二郎先生の叔母が描いた絵が飾られている。2007年の開院時に、お祝いとして叔母から贈られた絵なのだそう。そのほか、院内のあちらこちらにはスタッフ手作りのクラフト作品も飾られるなど、アットホームな雰囲気。クラフト作品は子どもからも人気があり、診療後のプレゼントで喜ばれているそう。開院当初からともに歩むスタッフには感謝の気持ちでいっぱいだと語る深澤院長に話を聞いた。
(取材日2019年1月11日)

鼻の手術に興味を持ったことがきっかけで耳鼻咽喉科へ

先生が耳鼻咽喉科を専攻された理由をお聞かせください。

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三重大学医学部に在学中、実習で同大学の付属病院へ行きました。病院実習として、約2週間ずつすべての科を経験し、それぞれの科について学ぶタイミングがあります。その実習の時に耳鼻咽喉科にしようと決めました。私は手術をする科を専門にしたいと思っていたのです。すべての科を巡り、手術を含めた診療内容で検討した時に、耳鼻咽喉科の手術が一番魅力的に感じました。また、耳鼻咽喉科の疾患は治療期間が短いものが多く、短期勝負なのです。短期間で患者さんの症状を改善できるようサポートするための技術を身につけたいと当時思って耳鼻咽喉科を専門に選び、これまで研鑽を積んでまいりました。

開業に至るまでのご経歴を教えてください。

1986年に三重大学の医学部を卒業し、大阪大学医学部の耳鼻咽喉科へ研修医として入局しました。同大学の大学院では、内耳の研究を重ねました。内耳とは鼓膜よりもさらに奥で、三半規管がある辺りです。メニエール病というめまいや難聴、耳鳴りが起こる疾患がありますが、このメニエール病の原因について研究するような内容でした。1995年に兵庫医科大学耳鼻咽喉科で勤務した時には、副鼻腔炎・アレルギー性鼻炎・嗅覚障害など鼻の病気を専門に診療・研究し、鼻の手術についても多くの症例数を経験しました。その後、2002年にドイツのマンハイム大学耳鼻咽喉科、頭頸部外科へ4ヵ月ほどの短期留学をし、毎日のように手術を見学。帰国後、2007年に当院を開業する運びとなりました。

これまでの経験から、開業後に生かされていることはどのようなことでしょうか。

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日本耳鼻咽喉科学会耳鼻咽喉科専門医資格を持つ耳・鼻・喉の専門家として、全般的に診療をしておりますが、その中でも 花粉症、アレルギー性鼻炎、肥厚性鼻炎、副鼻腔炎など、鼻の疾患と嗅覚障害を得意としています。これらの疾患や障害で苦しんでおられる方は多いですよね。当院ではアレルギー性鼻炎や花粉症で鼻詰まりがひどい方、鼻茸や慢性副鼻腔炎に対して薬の治療では良くならない方に対する手術治療を行うことも可能です。ただし、当院には入院設備がありませんので、日帰りで行える手術のみ予約制で行っています。実際の手術時間は、両方の鼻を合わせても5分程度です。麻酔などの時間を含めても50分程度で行うことができますし、保険適応内です。症状でお困りの方はぜひ相談していただければと思います。

丁寧でわかりやすい説明をモットーに

診療時に大切にされていることを教えてください。

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患者さんにとってわかりやすく、丁寧な説明をすることを大切にしています。医師の立場からではなく、患者さんの立場に立って考え、接することが大事。自分が患者だったら、治療や薬に対してきちんとした説明をしてほしいですからね。たとえ適切な診療であっても、説明のない手短な診察と薬の処方だけでは、患者側としては不安だと思います。この症状があるので、こういう薬を出します。ここに効く薬です。というように、患者さんが納得できるような説明をしたいと思っています。当院は、丁寧な説明と安心できる優しい治療をめざしておりますので、どのような些細なことでも相談や質問をしてほしいです。

どんな患者さんが通っていらっしゃいますか?

患者さんは2ヵ月くらいの赤ちゃんから、100歳を超える高齢者の方まで、幅広い年齢層の方が来院されています。当院のある兵庫区は高齢者が多く、子どもが少ない地域と言われています。ですから、兵庫区には小児科が少ない印象ですね。当院ではインフルエンザの予防接種をはじめ、小児期に接種が必要な予防接種にも積極的に取り組んでおりますので、予防接種を受けに来院するお子さんも多いですね。小さなお子さんは注射や診察後に「頑張ったね」のごほうびとして、キャラクターをモチーフに折った折り紙やクラフト作品をプレゼントしています。これらの作品は当院のスタッフが作ってくれています。

折り紙やクラフト作品、患者さんにも喜ばれているそうですね。

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キャラクターをモチーフにした折り紙やクラフト作品は、お子さんたちに大好評です。一日に30個くらいプレゼントする日もあるほどです。スタッフも楽しそうに作ってくれています。いくつも作っているうちに、キャラクターをモチーフにした折り紙では、いろいろな表情のモノが作れるようにもなりました。これらの手作り作品は、当院の内装を施工する業者さんの会社へ漆喰壁の見学に行った時に、飾ってあったのを見た経験がきっかけなのです。その作品が素敵だったので、興味が湧いてて挑戦してみたら、夢中になってしまいました。スタッフもどんどん腕を上げていますし、飾ってあるクラフト作品はたびたび変わっているので、来院の際はぜひご覧になってください。

趣味のサックスではライブ出演も

耳鼻咽喉科の疾患や症状について、さまざまな情報提供を行っていると伺いました。

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はい。患者さんにお伝えしたい耳鼻咽喉科の豆知識的な情報を「耳鼻咽喉科通信」として執筆しホームページに掲載しています。鼻うがい、点鼻薬を使うタイミング、アレルギーの薬についてなど、患者さんと接する中で気がついたことをもとにしています。患者さんからよく質問を受ける内容や、誤解されているのではないかな、と思う内容も載せています。時々患者さんから「次号はいつですか」なんて聞かれるので、患者さんも読んでくれているようでうれしいです。ホームページを閲覧しない方もいると思うので、印刷したものを当院にも置いてあるんですよ。読み物として気軽に手に取ってもらえたらうれしいです。

お忙しいと思いますが、趣味やリフレッシュ方法はどのようなことでしょうか。

趣味でジャズサックスを吹いています。なかなか練習ができませんが、可能な限り時間を見つけて、15分でもいいから触って吹いてといった具合です。音楽が好きで、大学時代にロックバンドを組みました。「誰かサックスをやらないか」という仲間の声かけに、手をあげて参加しました。サックスの種類もよく知らずに、町の楽器屋さんにサックスの写真を持って行き「これが欲しい」と言って、購入しました。それが始まりで、今は月に2回くらい、仲間で集まってセッションを楽しんでいます。年に5、6回はライブに出演しているグループなので、私も行けるタイミングで参加しています。

今後の展望をお聞かせください。

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目の前の患者さんにしっかりと向き合って、丁寧にわかりやすい説明をして、患者さんを治していきたいですね。今まで積み重ねてきたことを継続していきたいと考えています。これまでの経験から、春は花粉症、冬は風邪やインフルエンザ。また、4月5月はストレスからくるめまい、12月はメニエール病の症状を訴える方が多い傾向にあります。忙しく、ストレスを多く感じることも原因の一つかとは思いますが、我慢し過ぎずに気になる症状があれば、いつでも来院してもらえたらと思います。

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