全国のドクター13,058人の想いを取材
クリニック・病院 158,043件の情報を掲載(2024年12月07日現在)

ドクターズ・ファイル会員でできること

予約情報をマイページ上で管理できます!

過去の予約を一覧化

予約内容の確認

予約の変更・キャンセル※

※一部対象外の医療機関もありますので、あらかじめご了承ください

会員登録がお済みでない方は

すでに会員の方は

  1. TOP
  2. 神奈川県
  3. 横浜市港北区
  4. 日吉駅
  5. 高田歯科医院
  6. 髙田 泰生 院長

髙田 泰生 院長の独自取材記事

高田歯科医院

(横浜市港北区/日吉駅)

最終更新日:2024/10/17

髙田泰生院長 高田歯科医院 main

慶應義塾大学のキャンパスがあることでも知られる東急東横線・日吉駅。そこからバスで5分ほど移動したところにあるのが「高田歯科医院」だ。1979年の開院から地域に根差し、信頼されてきた同院は、2023年8月、前院長の髙田晴彦先生から息子である髙田泰生先生へと継承された。愛着のある地域と患者のため、より良質な歯科医療の提供に努めるのはもちろん、「人間として」地域医療に貢献していきたいと話す泰生院長。尊敬する前院長の背中を追う中で自分のすべきことを模索し、たどり着いたのがマイクロスコープを使用したより精密な歯科治療だったという。「自分が納得できる歯科医療を提供したい」という希望や今後の展望について、泰生院長に話を聞いた。

(取材日2024年9月13日)

父親の背中を追い、地域の歯科医療を担う

ご継承から約1年とのことですが、継承にあたっての思いをお聞かせください。

髙田泰生院長 高田歯科医院1

2010年から父と一緒に当院で診療してきましたが、将来的にどのような歯科医院にしていくか、自分のやりたいことが見えてきたタイミングということもあり、昨年継承しました。1979年に父がここで開院してから地域とともに歩んできましたので、この町への思い入れもありますね。これからも地域の中での一歯科医院として貢献していきたいです。

髙田先生が歯科医師をめざされたのは、やはりお父さまの影響がありますか?

父の影響は大きかったと思いますが、自然のなりゆきで歯科医師の勉強をすることになったという感覚ですね。研修先で口腔外科を学んでから一般歯科を学ぼうと考えた時に、やはり父のもとで学ぶのが一番だと考えました。父はとても勤勉で自分の師でもあり、越えられない存在です。自分にとっての目標ですね。

どのような患者さんが多く来院されていますか?

髙田泰生院長 高田歯科医院2

開業当時から長年通ってくださっている患者さんもいらっしゃいます。自分にとっても親しみのある患者さんが多くいます。そういった患者さんに、これからも外来だけではなく訪問診療も含めて寄り添い続けたいと考えています。また一方で、周辺には新しい住宅も増えていて、新しい患者さんもいらっしゃいます。主訴としてはやはり痛みが多いのですが、検診をきっかけに通ってくださる患者さんもいます。最近では妊婦歯科検診から通われるようになるという方も多いんですよ。

患者さんと接する際、どのようなことを大切にされていますか?

歯科医師としての目線の他に、必ず人間対人間としての目線を持つようにしています。例えば、歯科医師としての目線ではこんな治療が望ましいけれど、患者さんは足腰が痛いとおっしゃっているので頻繁に通院することは難しい。そういった場合、ある程度まで治療を進めた後は訪問診療でカバーする、といったことですね。あまり体の自由が利かなくなってきた方にも、できるだけ歯科を受診してもらいたい。そんな方にも「こんな選択肢がありますよ」と、選択の幅を広げて示して差し上げたいのです。また、どうしても時間がなくて通えない方には、より短い治療期間で対応できる方法を考えたり、患者さんそれぞれの条件に合わせて提案したりしています。必要な情報を提供して選択肢の幅を広げながら、最終的には患者さんに選んでいただくことを心がけていますね。

マイクロスコープの有効性を、より幅広い治療へ

マイクロスコープを使っての治療に力を入れているとお聞きしました。

髙田泰生院長 高田歯科医院3

歯科治療ではマイクロ単位の精密さが求められることも多いため、人間の視力では難しい場面で活躍するマイクロスコープを導入しました。極力歯や歯髄を残していくためには精密な治療が欠かせません。またマイクロスコープを使用することで、患者さんにもより詳しく状況を説明することができるので、お互いが納得できる治療を行えると考えています。

マイクロスコープは、どのような治療に有用なのでしょうか?

治療全般に対して利用できると思っています。例えば口の中は狭くて暗いため、肉眼だと歯石のような小さな汚れの見落としや補綴治療におけるかみ合わせの微妙なずれが発生する可能性があります。しかしマイクロスコープを用いた場合は、より精密な治療が可能になるため、むし歯の再発やかぶせ物を再調整するリスクが軽減されるのです。またマイクロスコープを使えば細かい部分まで可視化できるので、治療の過程や理由をわかりやすく理論づけて説明できます。患者さん自身にとっても、きちんと納得のいく治療を受けていただけるのではないかと思います。

マイクロスコープを使った治療はどのような方にお勧めですか?

髙田泰生院長 高田歯科医院4

最初は患者さんもマイクロスコープがどのようなものかわからないと思うので、まずは口の中全体をマイクロスコープで撮影して見ていただき、その後に選択していただきます。マイクロスコープでの治療を選ばれた方には、すべての治療をマイクロスコープを使って行います。マイクロスコープを使う場合と使わない場合とを比べると、精密さにおいても大きく違ってきます。例えるなら、ペットボトルの蓋がきれいに閉まっていれば水は漏れませんが、少しでも隙間が開いていれば漏れてしまいますよね。治療する箇所がしっかり見えていなければ、治療に関しても同じようなリスクが発生してしまいます。そういった意味でも、マイクロスコープを使っての治療をお勧めしているんです。

愛着あるこの地域で、患者に寄り添い支えていく

患者さんにはお子さんも多いそうですね?

髙田泰生院長 高田歯科医院5

お子さんの調子によって、対応はいろいろと工夫しています。「いやーっ」と泣いてしまう子には無理強いはしません。本人の気持ちもあるだろうし、こちらが少し待ってあげる時間も必要だと思います。今日無理であれば、ちゃんとできる日にしてもいいんじゃないかと。ただ、親御さんの気持ちもわかります。「せっかく連れてきたのに」と、もやもやしますよね。両方の気持ちを尊重しながら、折り合いをつけて治療していければと思っています。

プライベートの時間は、どのように過ごされていますか?

最近の趣味はサウナですね。サウナがはやり始めた頃、体を鍛えたいなと考えていたところ、近所にジムと併設のサウナがあるのを知り、よく行くようになりました。サウナに入った後に水風呂に飛び込んでみたら、まんまとはまってしまいました。休みの前の夜にリフレッシュのために行くのがいいんですよ。また、8歳、5歳、2歳と3人の子どものパパでもあるので、休みの日はやはり子どもたちと過ごすことが多いですね。

これからの展望についてお聞かせください。

髙田泰生院長 高田歯科医院6

歯科医師として、患者さんの生涯に寄り添っていきたいと考えています。また、その中でさまざまな方法で社会貢献ができたらいいなとも思っています。患者さんの中には、悩みを抱えている方も多くいらっしゃいます。そういった方たちが地域の中で安心して暮らしていけるような手助けをしていけたらと。例えば、現在訪問診療に伺っている施設では、ケアを担当される方、お医者さん、薬剤師さんといった多くの方と連携を取って、患者さんを支えています。このようなしっかりとしたネットワークが地域の中にできていれば、患者さん一人ひとりが安心して医療を受け、生活ができるのではないかと思います。そういった形で、患者さんたちの手助けになっていけるとうれしいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

マイクロスコープを用いた治療/2万2000円~
※詳細はクリニックに問い合わせください

Access