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伊藤 織恵 院長、伊藤 誠 先生の独自取材記事

こどもの歯科

(目黒区/祐天寺駅)

最終更新日:2020/01/23

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東京・目黒区の「こどもの歯科」はその名のとおり小児歯科を柱に、一般歯科・矯正歯科も診る2010年開業の歯科クリニックだ。小児歯科を担当するベテラン歯科医師である伊藤織恵院長と、一般歯科のほかスポーツマウスガードも手がける伊藤誠先生、公私ともにパートナーの間柄である2人が引っ張る同院の中に足を一歩踏み入れれば、そこは緊張感を優しく溶かすようなメルヘンの世界。子どもも大人も思わず通いたくなる歯科医院をめざして築き上げてきた織恵院長と誠先生に、現在最も推進している“ファミリー受診”のこと、同院のこれからについて語ってもらった。(取材日2019年10月4日)

より精密な検査診断、治療を行うために3D機材を導入

2010年の開業から約9年が経過しました。最近の様子はいかがですか?

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【織恵院長】現在はスタッフや診療チェアを増やし、歯科医師や歯科衛生士のほか、管理栄養士、理学療法士、保育士も在籍しています。そのため、子どもの健やかな成長のお手伝いを各分野の専門的なアドバイスも含め提供できるようになりました。また10年目を迎えるにあたって、歯科用CT・口腔内3Dスキャナー等の大型機材も新たに導入しました。子どもにも3D画像を使ったより精密な検査や診断説明をし始めたところ、みんな今までよりも真剣に話を聞いてくれるようになりましたね(笑)。自分の現在の状態に興味を持つことで、子どもはもちろん、ご家族全員の歯に関するモチベーションも増加してきました。今後もより良い説明や治療ができるようスタッフとともに頑張っていきたいと思います。

セミナー室も完備されているということですね。

【織恵院長】はい、現在2階にあるセミナー室では子育てに関するセミナーを開催したり、マウスピース型装置を用いた矯正の指導を行っています。子どもの歯の成長の悩みを抱えているけど、自身が歯医者さんを苦手とするお母さんなどの保護者が、集団なら気軽に参加しやすいというご意見から開催するようになりました。セミナーのない時間帯は、スタッフが休憩や運動をする息抜きの場にもなっているんですよ(笑)。
【誠先生】子どもの歯科にはたくさんの絵本があります。実はセミナー室で講演会をされた絵本作家の先生方の貴重なサイン本などもたくさん展示しています。織恵先生が監修された絵本ももちろんあります。子どもの歯科の馬のオブジェの置いてある部屋にも道路に面して作家の先生たちの作品なども展示してますので、ぜひご覧になってください。

足や舌のトレーニング指導の取り組みもされているそうですね。

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【織恵院長】体の姿勢が悪いと歯並びや噛み合わせにも悪影響が出やすいのですが、正しい姿勢でいるために大きな役割を果たしているのが「足」や「舌」です。私は現代の子どもは転倒しやすいな、姿勢の悪い子が多いなと以前から感じていて、理学療法士とともに全身を診るということに取り組んできました。姿勢を整えて歯並び・噛み合わせにも良い影響を与えていければいいなという思いから、「1年8組足ゆび教室」という取り組みを数年前から行っています。2階のセミナー室を使い、毎週お子さんたちに足指や舌に関する指導を行っています。「なぜ足のことまで指導されなきゃいけないの?」とのご意見をいただくこともたまにありますが、足や舌という漢字には「口」という字が含まれていますよね? 「こどもの歯科」では「足」も「舌」も口腔に関わるとても大切な機能ということを、今後もお話しできたらと思っています。

親子に共通の磨き癖を見いだす「ファミリー受診」

親子で受診することを勧めているそうですね。そのメリットは?

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【織恵院長】私たちは「ファミリー受診」と呼んでいます。「こどもの歯科」と名乗っているので周囲からは小児歯科専門医院と見られがちですが、成人の一般診療は誠先生が担当しています。ファミリー受診をお勧めする一番の理由は、ご家族の嗜好品、歯磨きの癖がわかることにあります。保護者が受診することで、歯並び・歯数の異常・歯の質・歯の治療既往・矯正既往・アレルギーの既往などが把握できたりします。その状況から、将来のお子さんに起こりえる状況を察知し、むし歯や歯並びが悪化する前に予防を行うことができたりします。歯医者にご主人がなかなか行ってくれなかったのに、お子さんと通院されるようになりホッとしましたというお母さんも何人かいらっしゃいますね(笑)。子育て世代は仕事も忙しいので、歯医者に行く時間すら忘れていたという方も多いと思います。ぜひご一緒にお越しになりませんか?

親の歯磨きの改善が子どもにも影響するのでしょうか?

【織恵院長】はい、そう考えています。例えば、お母さんがご自身の歯で磨くのを苦手にしている箇所があると、お子さんの仕上げ磨きでも同じ箇所に磨き残しが見られることがあるのです。右側がいつも磨けていないと、子どもの歯も右側が汚れていたりします。あちこちを転々と磨く癖があると、子どもはその保護者の様子を見てあちこち磨きになっていたり……。そのような親御さんの癖を早期に発見して指導していけるのがファミリー受診の良いところだと思います。お父さん・お母さんを通して、お子さんの歯の将来像を予想しながら、治療や予防を進めていく。これができると結果はきっと違ってくるはずです。

家族での受診が増えてくると院内の様子はいかがですか?

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【織恵院長】さらににぎやかになりましたね! ご家族で受診する様子を待合室でご覧になられたことがきっかけで、来院を決めたというご家庭も増えました。中には、実は妊娠出産をきっかけに治療が中断していたのだけれど、ご主人が歯の重要性を理解してくださって通院に理解を示してくれて、おかげさまで土曜日は少し家事をさぼれるようになりましたとお知らせくださったというお母さんもいらっしゃいますよ。
【誠先生】保護者が治療している間は、お子さんにはチェアの横にある小部屋で遊んでもらっています。時には保護者が検診する様子を見て、不安になり泣き出してしまうお子さんもいらっしゃいますが、「ママ、頑張れ!」と勇気をふりしっぼって声を出して応援する姿にジーンとしたりしますね。

子どもも大人にも安心して通院してもらえるように

小児歯科の利用者が多いクリニックですが、成人の診療を行う際に心がけていることはありますか?

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【誠先生】妊産婦さんを拝見する機会が多くあります。出産やこれからの育児などの不安を抱えていらっしゃる可能性がありますので、治療中は少しでもストレスを感じさせぬよう、細心の注意をはらうよう常に心がけております。その他成人患者さんにおいても、例えば難抜歯ケースなどは近隣大学病院などと提携し、専門医とのチーム医療なども行っております。
【織恵院長】子育てが忙しく、自分たちのケアを忘れていらしたという方も多いので、お越しの際はお時間の許す限りの範囲で、お一人お一人しっかりと現状や今後想定される状態についてを説明し、診療にあたっております。

父親の育児参加が増えることで、お子さんにも変化が見られますか?

【織恵院長】今のご家族を見ていると、子どもを病院に連れていくことイコールお母さんの役割という図式は昔のものになったなと思います。むしろ、お父さんが先に受診されて、ここであれば安心と思ったから今度子どもを連れてこよう、そんなふうに言ってくださる機会も増え、ほんとにうれしいことですね。お父さんが子どもを連れて受診するメリットはほかにもあって、お母さんが普段どれだけ家事育児に苦労しているかを知る良い機会になると思うんです。ただ一緒に遊ぶだけでなく、子どもの健康を守るために自分自身も育児に積極的に関わっていこうと思ってもらえるのは、母親の一人としてもうれしく思います。

最後に、今後に向けた計画や目標などをお聞かせください。

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【織恵院長】さまざまな領域でAIの活用が叫ばれる中、歯科治療においても今後はそうした従来の常識を超えたテクノロジーが導入される時代が来るはずです。私たちも変革の流れに置いていかれないよう、新しい技術の吸収に積極的でありたいですね。口の中の状態を3Dで見られるようになるのは、今後当たり前となり、治療の説明にも大いに役立つでしょう。小児歯科については、昨今、予防中心型の小児歯科が増えた結果、中には虫歯のできた子どもが行き場をなくすという困った例もあります。そうした子どもたちにも安心してお越しいただけるよう、これからも名前に恥じない「こどもの歯科」でありたいと思っています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

スポーツマウスガード作製/8000円、クラウン/8万円、マウスピース型装置を用いた矯正/15万円~、歯列矯正/30万円~ ※すべて税抜き

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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