医療法人社団 大賀会 木暮クリニック

医療法人社団 大賀会 木暮クリニック

木暮大嗣 院長

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患者さんと1対1で向き合う診療が 病の早期発見につながる

―クリニックでの診察内容について教えてください。

基本的には地域に根ざした家庭医、かかりつけ医としてあらゆる年齢層の方を対象として内科を中心とした診療を行っています。地域の小学校の校医を勤めていますので、子供の患者さんも多くいらっしゃいます。内科全般の診断、治療を行う中で予防医療に力を入れていて、検査機材を充実させて大学病院に行かなくても当院で必要な検査をできるようにしています。老年病を専門として大学病院で診療をしていますので、日常的に高齢の方の心筋梗塞や脳梗塞など病状が重い方を診ます。そういう方にこれまでの健康状態をたずねると、自分では健康だと思っていてもやはりコレステロール値が高いと言われていたとか糖尿病の治療をしていたとか皆さん基準値よりも高い数値が以前から出ています。これは壮年期のうちから老年期の病気が出始めているということですから、早期発見早期治療が何より大切だと考えています。

―病気を早期発見する為に取り組んでいることはありますか。

当院は看護師と検査技師の数が一般的なクリニックよりも多いです。そうすることで看護師は私が診療をする前に患者さんの話をよく聞くことができます。スタッフは皆優秀ですので、非常によく質問して話を引き出してくれます。新人の医師よりずっと的確ですよ。患者さんご本人が風邪だと思って病院に来た場合、こちらが質問しなければ全ての症状をご自身から説明するのは難しいものです。他に治療中の病気はないか、気になっていることはないか、かなり立ち入って質問をして話を聞き出すことで本当の病態を知ることができます。そして、検査技師が多いことで混雑している場合もしっかりと検査できる。大丈夫だと思いますよと言うのではなくて、疑わしかったら検査しましょうと。その中で病気を見つけた場合も、しっかりとした治療を受けられるように紹介先の病院と幅広いつながりを築いています。私自身は東京医科大学病院にコネクションがあります。また私の父親が同じく医者ですが、東京大学の助教授で東邦大学の教授も務めていました。父は消化器が専門ですがメインは放射線科。画像診断後に各科に患者さんを紹介しますので、東大病院をはじめとして様々な病院へのネットワークがありました。また講演会なども行っていましたので各分野の専門医とのつながりもあります。私が開業した時に父のコネクションを引き継いでいますので、患者さんの病状に最も合った病院を紹介することができます。

―診療のモットーは。

気を抜かないこと。待合室がいっぱいになって患者さんの数が増えてしまうと、焦る気持ちからつい急いでしまうものです。でもそういう時に今日は胸の音は聞かなくていいですよとおっしゃる方がいる。患者さんも待合室がいっぱいだと遠慮するわけです。でもその方の胸の音を聞くと肺炎になりかけていたということがありました。混んでいる時でも少しでも気になることがあれば検査をする。患者さんにも少し待つけどレントゲンを撮りましょうと言います。油断しないで、おかしいなと思うことに対して手を抜かない。先ほどから検査が大切と言っていますが、問診と聴診というのが最も大事なことです。話を聞いてそこから導き出す。そして必要な検査をするという基本を大切にしています。どんなに忙しくても毎日が患者さんとの出会いだと思って診察しています。一日100人来ても、1対100ではない。患者さんにとっては1対1。毎日とても大変ですが、充実感を持って仕事に向き合えることが私の力の源になっています。



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