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瀧澤 竜太郎 院長の独自取材記事

桜整形外科内科ペインクリニック

(さいたま市西区/指扇駅)

最終更新日:2026/03/18

瀧澤竜太郎院長 桜整形外科内科ペインクリニック main

「どこに行っても良くならない痛みに苦しんでいる人の力になりたい」と、温かな笑顔で語る「桜整形外科内科ペインクリニック」の瀧澤竜太郎院長。日本麻酔科学会麻酔科専門医であるとともに、救急科、集中治療部門、整形外科、内科と各分野で研鑽を積んできたキャリアの持ち主だ。重症の患者の全身管理の経験をベースに、プライマリケアでも患者一人ひとりを全体的に診察するスタイルを大事にしている。麻酔科出身だからこそ硬膜外ブロック注射やきめ細かな薬物療法なども得意とするところだ。「患者さんは、それぞれ異なる痛みを抱えていてめざす目標も違う。だからこそ一人ひとりに適切なアプローチをしたい」と話す瀧澤院長に、痛みに対しての向き合い方、今後の展望などについて話を聞いた。

(取材日2025年11月12日)

麻酔科専門の医師として、患者を全体的に診る

瀧澤先生は、埼玉県のご出身でいらっしゃるそうですね。

瀧澤竜太郎院長 桜整形外科内科ペインクリニック1

はい、埼玉県戸田市で生まれ育ち、小学校、中学校は戸田市内の学校に、高校は志木市にある慶應義塾志木高等学校に通っていました。医療の道に進もうと決めたのは高校時代です。当時から埼玉県は医師不足の深刻化が問題になっていて「ホームタウンである埼玉県で医師として働き、地域に貢献できたら」という思いもありました。実は今も埼玉県は圧倒的に医師が足りておらず、厚生労働省による2022年度「医師・歯科医師・薬剤師統計」では、人口10万人あたりの医師数は全国最下位でした。つまり人口が多いわりには、それに対する医師の数が追いついていない状況なんですね。少しでもお役に立てればと埼玉に戻って来ました。

筑波大学に進学、一度は埼玉を離れたのですね。

できれば県内の大学に進みたかったのですが、埼玉県には国立大学の医学部がないんです。そこで同じ関東圏の茨城県にある筑波大学医学群医学類に進学しました。麻酔科を専門としたのは手術中の全身管理に関われる点に魅力を感じたからです。勤務した土浦協同病院では麻酔科が救急科も兼ねていたので、整形外科の外傷への対応、集中治療室の管理などにも携わりました。その後、都内の病院などにも勤務して内科も含め幅広い外来診療ができたのは、かかりつけ医としてやっていくのに有意義なキャリアだったと思います。2022年3月にこの場所で長年診療していた「桜整形外科内科」を引き継ぎ、私の専門分野であるペインクリニックを融合させて「桜整形外科内科ペインクリニック」としてスタートしました。

どのようなクリニックをめざして開業されたのでしょうか。

瀧澤竜太郎院長 桜整形外科内科ペインクリニック2

新たに強みとなった「痛みの相談」はもちろん、「痛み」に限らず麻酔科での経験も生かし、患者さん一人ひとりを全体的に診ていきたいと思っています。当院は埼玉県の中でも郊外エリアにあり、どの診療科も専門としているクリニックは少ないという状況です。当院にいらっしゃる患者さんも内科、整形外科のお悩みだけとは限りません。できるだけ幅広く診察して可能な限りは対応し、必要に応じてより専門性が高い先生を紹介するようにしています。小さな悩みでも気軽に足を運んでいただけるよう、受診しやすさにもこだわっています。今年の7月よりクリニックの改装を行い、待合室、処置室、リハビリテーション室を拡張しました。設備が充実したことで待ち時間の短縮にもつながり、忙しい方もより利用しやすくなったのではないでしょうか。

オーダーメードで頑固な「痛み」へ繊細にアプローチ

先生が強みとする「痛み」への対処について詳しく教えてください。

瀧澤竜太郎院長 桜整形外科内科ペインクリニック3

「痛み」を意味する「ペイン」を冠する「ペインクリニック」とは、いわば「痛みを取ることに主眼を置いた診療分野」です。だからこそ、当院では「痛みを取ってほしい」と訴える方が少なくありません。ぶつけた、転んだ、けがをしたなどの明確な理由で痛みがあるときだけではなく、「何もしていないのに痛くなった」というケースもあります。そのような場合も含め、何が原因でその痛みが出ているのか、まずは正しく見極めるようにしなければいけません。「どこに行っても痛みが取れない」とお困りなら、当院ではより専門性の高い痛みへのアプローチも可能なので、ぜひ一度いらしてください。

痛みの原因を正しく突き止めるのが重要なのですね。

そうですね。「痛み」と一口に言ってもさまざまなパターンがあり、そのメカニズムや原因を見極めて初めて、適切な治療に結びつけることができるんです。例えば、全身にずっと痛みがある状態が続く線維筋痛症という病気があります。エックス線やMRIでの検査や血液検査をしても発見しにくく、見過ごされてしまうケースが非常に多い症例です。まれな病気ではありますが、万が一の可能性も含め細心の注意を払うようにしています。一方、よくあるのが頭痛の相談ですが、実は整形外科的な原因によるケースが多く、その場合は、首周りのリハビリテーションを実施し症状の改善を図ります。

こちらではどのような治療を受けられるのでしょうか。

瀧澤竜太郎院長 桜整形外科内科ペインクリニック4

例えば、痛み止めの薬を使いながら理学療法士によるリハビリテーションを行うのも一つの方法です。ただ、痛みを緩和する薬には、それぞれ脳、脊髄、末梢神経に作用するグループに分かれ、同系統の中でも多様な薬剤があるので微妙な使い分けが必要です。その人に合う・合わないもあるので、どれをどれくらい使用するかを繊細に判断できるのは、ペインクリニックならではの強みといえるでしょう。また、局所麻酔薬を注射して痛みを止めるためのブロック注射も神経根ブロック注射のみというのが一般的ですが、当院ではより適応範囲が広い硬膜外ブロック注射も可能です。患者さんの中には市外から来られる方もいて、痛みでお悩みの方の多さをあらためて実感しています。予約も不要なので、お困りの際はご活用ください。

骨粗しょう症やスポーツ障害などにも対応していきたい

リハビリテーション室が広くなり、理学療法士も増えたと伺いました。

瀧澤竜太郎院長 桜整形外科内科ペインクリニック5

当院は一昨年、運動器リハビリテーションの保険点数区分の中で、施設基準や取得条件が厳しいとされる運動器リハビリテーション料(I)の施設基準を満たしました。そして先ほどお話ししたように2025年7月の改装工事で、リハビリテーション室を拡張。予約が取りやすいようにベッドの台数を増やし、各ベッドの間隔は以前より広くなったので、よりリハビリテーションが受けやすくなったと思います。理学療法士も増員して現在7人、2026年4月からは8人になる予定で、柔道整復師も3人在籍しています。リハビリテーションスタッフは頼れるリーダーを中心に皆仲が良く、技術だけではなく患者さんとのコミュニケーション能力も日々高め合っていて、とても心強いですね。

今後の展望についてお聞かせください。

DXA法による骨密度検査も始めたので、骨粗しょう症の早期発見・早期治療にも力を入れていきたいです。骨粗しょう症は大腿骨骨折により発覚する例も少なくありません。寝たきりを防止し健康寿命を延ばすためにも、骨折する前に見つけて適切な治療につなげることが急務だと考えています。このエリアで見逃されている骨粗しょう症の方をなくすことが夢です。また、近隣にスポーツ強豪校があり、部活動でのけがを診ることも増えてきました。筋肉や腱の動きをリアルタイムで確認できる先進の超音波診断装置も導入しているので、趣味でスポーツを楽しんでいる大人の方も含め、お役に立てればと思っています。そのほか、交通事故に関しても、勤務医時代に救急科で重症例に対応してきた経験を生かしています。翌日以降に出る痛みなども含め、なるべく後遺症の残らない治療をめざしているのでご相談ください。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

瀧澤竜太郎院長 桜整形外科内科ペインクリニック6

地域の幅広い年齢層の方々が、小さな悩みでも気軽に相談できるクリニックでありたいと思っています。前院長時代から一定の範囲内で無料送迎もしていましたが、10人乗りの大型車に変えて専属ドライバーも配置し、より利用しやすくなりました。また、せっかく整形外科でクリニックに定期的に足を運んでいたのに生活習慣病が見過ごされていた……といった残念なことにならないよう、常に全身に目を光らせ、必要に応じてリウマチや心臓病を専門とする先生をご紹介できる体制を整えています。整形外科、内科、ペインクリニックを合わせて診られるかかりつけ医として、常に皆さまの近くで健康を見守り、サポートさせていただきます。