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李 鍾甲 院長の独自取材記事

李クリニック

(大阪市住吉区/長居駅)

最終更新日:2019/12/18

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長居駅より徒歩13分ほど、介護つき有料老人ホーム1階に入る「李クリニック」。院内はバリアフリー設計になっており、車いす利用者も安心だ。院長の李鍾甲(リ・ショウコウ)先生は大阪医科大学を卒業後、大阪大学第一外科に入局。外科の医師として複数の病院で研鑽を積んだ。豊富な経験を生かし、一般的な内科疾患の診療から外来での小手術まで幅広く対応し、在宅診療や在宅での看取りにも尽力。「最期は自宅で過ごしたい」という患者の願いをサポートするよう努めている。そんな患者思いの李院長に、開業までの経緯や診療方針、今後の展望など幅広く聞いた。
(取材日2019年8月28日)

外科の医師としての経験を生かし、幅広く診療する

まずは開業までの経緯をお聞かせください。

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大阪医科大学を卒業後、大阪大学第一外科に入局しました。その後、外科の医師として複数の病院で研鑽を積み、早い時期から腹腔鏡手術なども手がけてきました。1995年、伯父が運営する診療所の院長に就任。一般内科の診療や在宅医療にも携わりました。その後2005年に、外科をベースに幅広い診療を提供することをめざし、当院を開業したんです。私が所属した大阪大学第一外科教室では、心臓外科や肺外科、消化器外科、小児外科など幅広く診療していました。それで当院では、整形外科領域も含め、できる限り幅広い疾患の診療を行っており、手術が必要な場合などは近隣の病院と連携して対応し、紹介先に関しては、患者さんのご希望を尊重して選ぶように心がけていますね。

幅広い診療に対応しているのですね。

開業するなら、総合的に診療を行う医師としてオールラウンドに診療できなくてはならないと思っていました。私は消化器外科を専門としてきましたが、開業医であれば、専門分野だけでなく幅広い疾患に対応する必要があります。当院では一般的な内科疾患はもちろん、粉瘤の切開や摘出、巻き爪のワイヤーを用いた矯正治療も行っており、陥入爪の手術など、外科的な外来での小手術も行っています。加えて、短腸症候群や末期がんなどを患う患者さんに対して、在宅での高カロリー輸液なども実施しています。そうした患者さんを、提携病院から紹介していただくことも多いですね。また、インフルエンザワクチンの接種は予約なしにできますし、その他のワクチンも電話での予約が可能です。

院内のこだわりを教えてください。

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開業にあたって、設計士さんとともに色やデザインなどを考えました。高齢化が進んでいますので、院内をバリアフリー化することには特にこだわりましたね。車いすに乗ったまま入っていただけるよう、診察室やトイレはスペースを広めにとり、玄関にはスロープも設置しています。また、患者さんが窮屈に感じることがないよう、パーティションの上部をガラス張りにしました。ですので、明るく広々と感じていただけるのではないでしょうか。さらに、院内を清潔にするようにも心がけていますね。床にゴミが落ちていたらすぐに拾う、トイレが常に清潔な状態に保たれるよう気を配るなど、常に院内を清潔に保つよう、スタッフたちにも協力してもらっています。

病気の早期発見・早期診断と、在宅診療に力を入れる

どんな患者さんがおみえになっていますか?

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ご高齢の患者さんが、全体の7~8割ぐらいを占めています。開業して14年がたちましたので、開業当初から通ってくださっている皆さんもお年を召してこられました。90歳以上の患者さんも多いですね。また、土地柄、中国や韓国、ヨーロッパなど外国の方もいらっしゃいます。外国人の患者さんには、片言の英語で対応しています。基本的にクチコミで来られる患者さんが多いですね。ホームページも作っておらず、ほとんど宣伝もしていないんです。開業当初は私が手術を担当した方が和歌山県などから来られることもありましたが、高齢になると遠方まで通うのは大変ですよね。かかりつけ医として地域に根差し、地域の方々の健康を見守ることが大切だと思うのです。

クリニックの診療方針についてお聞かせください。

病気の早期発見・早期診断を行うことが、開業医の役割の一つと考えています。診察した結果、慢性的な疾患であれば、引き続き当院で治療していくことができます。一方、重大な病気が見つかったなら、速やかに提携病院に紹介させていただくようにしています。診療の際は、患者さんのお話を時間をかけてじっくりお聞きするようにも努めていますね。また当院は、通院が難しい患者さんに対する在宅診療や、在宅での看取りにも力を入れています。在宅診療については、基本的に午前診と午後診の間に伺うようにしていますね。患者さんのご家族からの依頼に加え、ケアマネジャーや提携病院から在宅診療を依頼されることもあります。この建物の上階にある老人ホームにお住まいの方々も定期的にお伺いさせていただいています。

在宅診療に力を入れていらっしゃるのですね。

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勤務医時代、膵がんを患い、膵頭十二指腸切除を行った方から往診を依頼されたことがありました。当時はまだ在宅診療の概念がなかったため、その依頼をお断りさせていただいたんです。「来てほしい」と言われたのに行けなかったことが、ずっと心に引っかかっていまして。以来、患者さんのご希望に応えるためにも、在宅診療を行わなければならないと思っていました。それで、ケアマネジャーの資格も取り、在宅診療に力を入れてきたのです。ご自宅に伺うと、患者さんをお支えするために何が必要かがよく見えてきます。そのため、ケアマネジャーとも密接に連携し、生活を支えることから在宅医療を始めます。また、当院には専任の訪問看護師が在籍しており、医療処置の必要な患者さんにも素早く対応できる体制をつくっております。ご本人やご家族のお考えを尊重するように努め、希望を尊重してお支えした結果、「ありがとう」と感謝してもらえることも多いですね。

一人ひとりの考えを尊重して、患者や家族を支えたい

スタッフさんとの連携についても教えていただけますか?

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スタッフたちには、患者さんに対して親切・丁寧に接してもらうようお願いしています。ご高齢の方が転倒されたりしないよう、細心の注意を払ってもらっていますね。また、医療ミスを起こさないことも大切。基本的なことも含め、わからないことはきちんと聞いてもらうようにしています。週2回ほどミーティングを行って、そうした意識を共有するよう努めていますし、互いに何でも言い合えるような関係づくりも心がけていますね。そのために年に数回食事会を開催して、皆で一緒にフランス料理や中華料理などを食べに行っています。私自身、おいしい料理を食べ歩くのが好きなんです。ありがたいことに、開業当初から長く勤めてくれているスタッフも多いですね。

今後の展望をお聞かせください。

地域に根差したかかりつけ医としての機能を充実させていくことでしょうか。幅広く診療するとともに病気をできる限り早めに発見し、必要に応じて提携病院にご紹介できればと思っています。また、在宅診療や在宅での看取りにも引き続き力を入れていきたいですね。「最期は自宅で過ごしたい」という方は多くいらっしゃいます。外科の医師として病院に勤務していた頃も含め、これまで多くの方の看取りを行ってきました。もちろん、誰もが在宅での看取りを行えるわけではありません。ご家族の状況などいろいろな条件が関係してくるからです。看護師や介護士などさまざまな職種の方との連携も不可欠。ご本人やご家族のお考えを尊重しつつ、お一人お一人の希望に沿えるようサポートしていきたいですね。

最後に読者に向けたメッセージをお願いします。

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当院では病気の早期発見・早期診断のためエックス線装置や心電図、腹部エコー、心エコー、乳腺エコー、甲状腺エコー、骨密度測定、経鼻内視鏡など、さまざまな検査機器を備えています。また、提携病院にてCT検査やMRI検査、大腸内視鏡検査を受けていただくこともできます。検査の結果、肺がんなどの胸部疾患、胃がん・大腸がんなどの消化器疾患などが多く見つかります。また、乳腺疾患や甲状腺疾患が見つかった場合、提携している乳腺外科や耳鼻咽喉科に紹介させていただきます。私自身、勤務医時代に乳腺疾患や甲状腺疾患の手術も行っていましたので、そうした疾患の診断も行うことができるんです。当院は、近隣の総合病院や大学病院などと緊密に連携しており、皆さんのご希望に沿う病院をご紹介するよう努めています。気になる症状がおありでしたら、一人で悩まず、まずはお気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

巻き爪のワイヤー矯正/初回1本8000円(ワイヤー込み)
※詳細は直接医院までお問い合わせください
※手術法か矯正法となるかは診察に基づいて判断させていただきますのでご了承くださいませ

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