全国のドクター9,045人の想いを取材
クリニック・病院 160,868件の情報を掲載(2022年5月16日現在)

  1. TOP
  2. 広島県
  3. 広島市安佐南区
  4. 上安駅
  5. 土井ファミリー歯科医院
  6. 土井 伸浩 院長

土井 伸浩 院長の独自取材記事

土井ファミリー歯科医院

(広島市安佐南区/上安駅)

最終更新日:2022/03/10

139406 top

アストラムライン上安駅から徒歩で約3分の距離にある「土井ファミリー歯科医院」。2001年の開業から現在まで、小さな子どもから高齢者に至る幅広い年齢層の患者が通う歯科医院だ。2019年からは通院が難しい患者への訪問歯科診療も行っている。土井伸浩院長は昭和大学歯学部を卒業後、広島大学歯学部に入局。岡山県岡山市内の歯科医院勤務を経て開業した。日本歯周病学会歯周病専門医の資格を持ち「予防に勝る治療はない」という診療方針を掲げ、予防歯科を主軸にしながら、虫歯・歯周病の治療はもちろん、入れ歯治療、インプラント治療、歯列矯正、審美歯科など多様なニーズに応じた診療を展開している。笑顔を絶やさず何でも気さくに話してくれる土井院長に、歯科医師をめざした経緯から診療の内容、今後の展望など、いろいろと話を聞いた。

(取材日2022年2月15日)

予防歯科を幹として他の分野を枝葉のように伸ばしたい

まず、歯科医師をめざした経緯を教えてください。

1

明確な理由は特にないんです。性格的にオフィスワークは無理だろうと思い、高校を卒業したら手に職をつけたいと思っていました。それでまず造園業に興味を持ち、実際に少し仕事をしたこともありましたが、やっぱり大学に行こうと考えたとき、たまたま縁のあった人から「手に職をつけるなら歯医者も面白いよ」と勧められたのが、この道に進んだきっかけです。でもいざこの世界に入ってみたら、思ったよりも自分に向いているように感じました。それ以前から自分が共感していた「自利と利他の心」という、人の役に立つために努力することは自分の喜びにもなるという考え方にも通じるものがあり、それは現在も当院の理念の一つに掲げています。

現在の診療体制を教えてください。

常勤の歯科医師、非常勤の歯科医師、そして歯科衛生士と多くのスタッフが勤務しています。診療台は8台あり、診察は一部を除いて担当制にはしていません。というのも診療のレベルを平均化し、クリニック全体として底上げをしたいと思っているからです。ただし特定の症例について研究したいというような理由がある場合は、同じ先生が1人の患者さんを診るケースもあります。そうすることで引き継ぎの手間などもなく、スタッフとしても仕事がしやすいようです。また全体的なスキルアップのために講師を招いて、主に技術的な面での講習会をしています。そのときは僕自身が実験台になってPMTCなどをしてもらい、スタッフそれぞれの技術的な特徴などを把握した上で、どんな患者さんは誰に頼んだら良いかという参考にしています。

予防歯科に力を入れているとお聞きしました。

2

僕自身が若い頃あまり口腔ケアをしていなくて、歯が抜けたままのところもあるような状態でした。さすがに歯学部に進んでからはケアをするようになりました。あるとき、授業でインプラントを入れられることになりました。まだインプラントが先端的な技術だった頃で、どんなケアをすれば良いのか不安になって自分で調べたところ、歯周病は良くないということがわかりました。「これは自分が歯周病の専門家になって口の中を守らなければ」と思って勉強し、日本歯周病学会歯周病専門医の資格も取得しました。そういった経緯から、歯周病、予防歯科、インプラントを得意分野としています。と言ってもそれだけでなく、すべての分野をしっかりと診たいという思いがあり、それ以外の診療についてもしっかり学んできています。歯周病とその予防を太い幹として、他の分野を枝葉のように伸ばしていくというのが、理想とする診療スタイルのイメージです。

小児から高齢者まで幅広い年齢層をカバー

どのような患者さんが多いですか?

3

多いのは40代から50代くらいの方ですね。そのうちの半数以上は女性の患者さんの印象です。次に多いのが、60代以上のご夫婦など高齢の方、その次が10代以下のお子さんでしょうか。そういった年代の方々を全部合わせると「ファミリー歯科」になるわけです(笑)。いわゆるデンタルIQも高い方が多く、虫歯などの治療よりメンテナンスの患者さんのほうが多いですね。定期検診に来られる方のほぼ皆さんが3ヵ月とか半年先の予約を取って帰られるので、土曜日などは5ヵ月くらい先まで埋まってしまっています。近所の方も多いですが、県外から来られる方も少なくありません。

印象に残っている患者さんはいらっしゃいますか?

特に誰というのは……。みんなここが好きで来てくれるんだろうな、と実感しています。普段あまり歯を磨かなくても、定期検診にはちゃんと来てくれる方もいらっしゃいますね。ここできれいにしてもらえれば良いって。「月に1回来ても良い?」という患者さんもいます(笑)。あとときどきいらっしゃるのが、まずお子さんの治療に来られて、その様子を確かめてから自分も治療してほしいというお母さん。しばらくするとお父さんが来られることも(笑)。あと、当院では小学生以下のお子さんの治療は、お母さんも一緒に入ってもらっているんです。子ども1人では心細いでしょうし、近くにいてくれたほうが治療しやすいことが多いんです。本人がどうしても嫌がるときは、無理に治療しないで様子を見ることもありますが、そういったケースは少ないですね。

訪問歯科診療もされていますね。

4

20代の頃から寝たきりの高齢者の口腔ケアにも興味を持っていました。いつかはそういった方を対象とする診療もしたいと考え、介護についても勉強しました。開業した頃に50〜60代だった患者さんの中には、現在当院の階段を上り下りできなくなっている方も少なくありません。エレベーターをつけるのは無理だとわかり、移転するにも近所に空いている場所はなく、どうしようかと思っていましたが、この近くで訪問歯科診療を行っていた先生が辞めるということで私が引き継ぎ、訪問歯科診療を始めることにしました。新型コロナウイルス感染症の流行で一時訪問を中断する施設などもありましたが、口腔ケアと免疫の関係性のデータを取って説明したところ、診療を再開してくれるようになりました。

生まれ育った地元への医療貢献を続けていきたい

感染予防に力を入れているとお聞きしました。

5

以前から消毒滅菌には力を入れてきました。そのきっかけとして、私の親戚に看護師がいるのですが、開業後間もない頃に器具の使い回しを指摘されたことがあったのです。その当時の歯科医療では普通のことだったのですが、そう言われたのが悔しくて(笑)。すぐに患者さんごとに交換して消毒滅菌できるように設備を整えました。それ以来大学病院と同じレベルでの標準予防策を取るようにしてきました。ですのでコロナ禍になっても、基本的な感染対策はすでにできていたので大きく体制を変えたということはありませんでしたね。

休みの日は何をしていますか?

実家が農業をしていたこともあり、休日はお米を作っています。そのための草刈りが大変なんです。夏は日焼けで真っ黒になってしまうので「ゴルフですか?」と何度も聞かれますよ。何より仕事が好きで、他に趣味のようなものはありません。小学校低学年くらいまで、私の子どもたちは私がクリニックに住んでいると思っていたくらいです(笑)。院内に貼り出している掲示物を作るのも時間がかかりますし、講演を頼まれることも多いので、そのためのスライドを作るのも手間がかかります。以前はその他に院外での活動などもしていたので、家に帰るのが毎日12時頃という時期もありました。さすがに疲れることもありますが、米作りでストレスを緩和しているような面もありますね。

今後の展望を聞かせてください。

6

やはり高齢のため階段がきついという声を聞くことも増えてきていますので、近くに移転できるところがないか、今後も探していこうと思っています。診療内容としては、これまでどおり予防歯科をメインに据えながら、それ以外の科目もしっかりと診療していきたいですね。自分だけでできることには限りがありますが、副院長をはじめとする先生方の助けを借りながら、どんな症例に対してもレベルの高い診療を提供していけるようにしていきたいと思います。そのための勉強会も主催していて、すでに50回以上開催しています。そういった努力を続けながら、生まれ育ててくれた地元に歯科医療で貢献をしていきたいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

歯列矯正/一次矯正40万円~、成人矯正90万円~、マウスピース型装置を用いた矯正/45万円~、インプラント治療/30万円(かぶせ代込み)~、審美歯科/ジルコニア+セラミック前装11万円~

Access