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森迫 敏貴 理事長の独自取材記事

森迫脳神経外科

(宝塚市/山本駅)

最終更新日:2020/04/01

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阪急宝塚本線の山本駅から徒歩約3分の「森迫脳神経外科」。院長を務める森迫敏貴先生は、脳神経外科分野のエキスパートとして、脳血管疾患や脊椎・脊髄疾患などの手術を数多く担当してきたベテランドクターだ。2005年に開業し、検査から治療・手術、退院後のケアまでの一連の流れを院内で完結できる環境を整え、スタッフとともに地域住民の健康を支えている。「医療は社会資産ですから、これまで培った知識や技術を最大限地域に還元したい」と語る森迫院長に、同院の診療の特徴や患者への思いなどについて話を聞いた。
(取材日2019年6月12日)

病院並みの環境にこだわり脳神経疾患に幅広く対応

脳神経外科はどんな時に行くところかわからない人もいると思うのですが、どういう患者さんが多いですか?

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「脳外科」と呼ばれることもあってか、脳卒中や脳梗塞、認知症といった脳の病気を診断・治療する診療科だと思われることが多いのですが、文字通り「脳」と「神経」の疾患なら何でも診るところです。例えばめまいやしびれ、ふらつき。これらは、脊髄の神経が原因の場合があります。神経には脳や脊髄の中枢神経と、中枢神経から出ている末梢神経があって、この2つが何らかの理由で障害されて起こる症状も、診療範囲なんです。同様に、整形外科疾患と思われがちな足がスムーズに動かない、手足が痛むといった症状も、実は神経から来ている可能性があります。中には目の異常で眼科に行ったけれど、原因がわからず相談に来られる方もいますし、患者さんの主訴は実に幅広いですよ。

クリニックの特徴を教えてください。

病院レベルの検査・治療環境の整備を図っていることです。3階建てで、1、2階には検査室のほか、3つの診察室があり、2階には手術室と会議室を設置しています。3階には19床の入院用ベッドを用意しているため、検査から治療・手術、退院後のケアまで一連の流れを院内で完結できることが大きな特徴です。また、脊髄外科手術を多く行っている点も当院ならではかもしれません。日本では神経の手術を行うことがあまり多くないのですが、僕は勤務医時代からさまざまな症例を経験してきましたので、積極的に対応しています。もちろんじっくりと時間をかけて検査を行い、手術が必要かどうかを見極めることを大切にしています。

検査にあたって、心がけていることはありますか?

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できるだけその日のうちに答えを出すことです。当院では診察の前に予診を行い、病歴や通院歴、服用中の薬、症状など、基本的な情報をお聞きします。それをもとに診察を行い、あらためて症状を確認してから検査に入るという流れです。そして検査では、血液検査や心電図のほか、CTやMRIなども使って詳細に原因となる部位を調べた上で診断を下します。ですので、どうしても待ち時間が長くなってしまうのですが、たとえ時間がかかっても手ぶらで患者さんを返すことはしたくはないのです。病院は悩みを解決するための場所ですから、「ここが悪い」「ここは大丈夫」という何らかの答えを出す必要があります。時間をかけて受診してくださるからこそ、患者さんの気持ちに精一杯向き合いたいと思っています。

医療は社会資産という自負を持ち、地域のために尽くす

開業のきっかけを教えてください。

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大学卒業後、しばらくは大学のあった宮崎県にいて、恩師が異動したのを機に僕も関西に来たんです。14年間、大阪脳神経外科病院に勤務し、脳卒中をはじめとする脳神経疾患の救急対応を行っていましたが、さまざまな事情が重なったことから、ここでの自分の役目は終わったと判断して退職することになったんです。知り合いからいくつか誘いもありましたが、最終的に開業したのは患者さんとスタッフの存在が大きかったですね。患者さんからは「先生辞めないで」とか「ずっと診てほしい」と言っていただき、一緒に働いていたスタッフからは「先生、私たちと一緒にやりませんか?」と。そんなうれしいことを言われて、断れるわけがないですよ。そういった声に後押しされて、なじみのあったこの地域で患者さんを診ていくことに決めました。

まるでドラマのようですね。そうして開業以来、地域のためにやってこられたんですね。

開業にあたっては、自分たちが通いたいと思えるクリニックをつくろうとスタッフと話し合いました。院内に喫茶室を造ったり、マッサージチェアを設置したり、クレジットカード決済の導入も行いました。また、入院患者さんももっと快適に過ごせるようにとWi-Fi環境も整えました。「自分だったら、待ち時間や入院期間を少しでも快適に過ごしたい」という思いから生まれたものです。僕ね、医療って社会資産だと思うんですよ。この山本の地に僕という医師がいて、僕を助けてくれるスタッフがいて、良い設備もある。その事実は地域の方にとって、大きな安心感につながると思いますし、資産を使わない手はないですよね。そういう自負があるからこそ、自分たちの知識や技術を最大限地域に還元しなければという思いで、日々診療を行っています。

設備面で、こちらのクリニックならではのものはありますか?

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高気圧酸素治療装置ですね。これは、高い気圧環境の中で酸素を吸入することで病態の改善を図る治療に用います。通常の何倍もの酸素を体内に取り込むことで、脊髄神経疾患などによる後遺症の治療に役立つとされています。当初は治療に対する適応疾患が少なかったのですが、それでも導入したのは、手の施しようがないとされていた患者さんに用いることで、少しでもお役に立てればと思ったからです。ちなみに、この治療は急性一酸化炭素中毒にも有用とされているので、近隣で火災が起こった際などにも使うことができます。緊急時には、社会資源として患者さんはもちろん、地域に暮らす方々に当院をご活用いただけたらうれしいですね。

この人のために頑張ってきたと思えるように全力投球

患者さんに言われてうれしかったことを教えてください。

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最近、みんな僕のことを心配してくれるんですよ。「先生、体大丈夫?」って。生きててもらわないと困るということらしいんですけど(笑)。それがすごくうれしいですね。患者さんから「先生はなくてはならない存在」とも言っていただきますが、それは僕にとっても同じ。患者さんは自分にとってなくてはならない存在です。何より、そうやって患者さんと長くお付き合いできることがありがたいです。長年診ていると、以前に自分が行った診断や治療が正しかったかどうかを確認することになるわけですが、患者さんと「あの時はお互いに頑張ったよね」と振り返ることができるのは、開業医ならではの良さだと思います。自分のしてきたことは間違ってなかったと実感できる瞬間でもありますから。

お忙しいと思いますが、仕事の活力になるのはどんな時ですか?

休日に孫と遊んだり、スタッフとバーベキューや釣りをしたりして気分転換している時ですね。でも一番の活力は、患者さんに「元気になった」と言われること。その言葉を聞くと、こちらが元気をもらえますね。大変なこともあるけれど、また明日も頑張ろうと。逆に「自分はもう駄目だ」「絶対に治らない」なんてネガティブな言葉を聞くと、ガクッとなります。それでも、絶対に見放しません。やはり縁あって出会った患者さんです。皆さんに幸せになってもらいたいですから、そういう方には病気との向き合い方を含め、気持ちの面でもしっかりサポートできるよう心がけています。そしてどんな患者さんであれ、「元気になった」と言っていただくためには、「先生たちのためにも頑張ろう」「元気になったと言いたい」と思ってもらえるようなクリニックでなければと思っています。

最後に、読者にメッセージをお願いします。

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原因がわからず、つらい症状に悩まれている方がいたら、気軽にご相談ください。もし脳や神経に問題がなかったとしても、症状を改善するために「これからはこういうことに気をつけよう」ということがわかれば、それだけでも意味があるわけです。ですから、当院を利用して何か答えを見つけていただきたいですね。そうやって次に進むきっかけを見つけた患者さんの姿を見ると、このために僕は今まで医師を続けてきたのかもしれないと思うんです。今後も「この方のために自分は頑張ってきたんだ」と思えるような患者さんと出会うために、お一人お一人と全力で向き合っていきます。待ち時間が長くなり申し訳ありませんが、まずはお電話でお問い合わせいただき、地域の資産である当院をぜひご利用いただければと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

脳ドック/6万4800円

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