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宮光 世裕 院長の独自取材記事

みやみつ整形外科リハビリクリニック

(西宮市/西宮駅)

最終更新日:2021/08/31

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阪神西宮駅の南側、タクシー乗り場から徒歩3分の場所にあるエイヴィスプラザ2階に「みやみつ整形外科リハビリクリニック」はある。1階がスーパー、2階が総合医療フロアで、地下駐車場からは雨に濡れずアクセスできる。宮光世裕院長がここに開業したのは利便性の良さだけでなく、阪神淡路大震災を経験した立場から「西宮の復興に関わりたい」と考えたため。16年前、この地の復興事業の一つとして建てられたビルということに後押しされ病院の勤務医から独立した。リハビリテーションには特に注力しており、設備の充実だけでなくスペシャリストが勢ぞろいしたチーム体制も特徴。明るい気持ちでリハビリしてもらうことをモットーとしている。今後さらに小児の整形外科診療にも注力したいと話す宮光院長に話を聞いた。(取材日2020年12月28日)

楽しい気持ちで通える設備を整えたかった

まるでフィットネスルームのような、広くて明るいリハビリ室を備えていますね。

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リハビリ室は100平米以上あり、フィットネスマシンやエアロバイクなどの運動器具も備えています。理学療法士が常駐していることはもちろん、マッサージのほか、スポーツトレーナーによる運動指導も受けていただけますよ。リハビリ室の充実は16年前の開業当初から私がこだわっていた点で、勤務医時代にアメリカのクリニックで見たジムのような明るいリハビリルームに衝撃を受けたことが大きいですね。いつか開業するならこういう雰囲気の中で回復をめざしていただきたいと思ってきました。つらいイメージを持たれがちな整形外科のリハビリですが、少しでも楽しい時間にしていただきたいというのが当院の想いです。

エコー検査機器を導入されましたね。

2020年9月に内装をリニューアルし、気持ちも新たにという意味も含めて超音波検査機器を導入しました。整形外科の検査ではエコーはそれほど重視されてきませんでしたが、近年は機械の性能がかなりアップしておりますので、当院の新たな検査手段として使っています。エックス線検査で見逃されていた筋肉、靭帯、腱、神経なども見ることが可能になり、診断がいっそう精密なものになっていくだけではなく、何より、痛みや被ばくの心配もないので、患者さんへの負担が少ないのが良い点だと思っています。

待合室の雰囲気もすてきですが、こだわられた点は?

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待合室は、患者さんをお迎えしてお待ちいただく大切な場所です。以前も木目を基調としたぬくもりある雰囲気にしていましたが、今回も自然素材の持つ温かさや明るさを重視しました。地下駐車場から完全バリアフリーですから車いすの方もアクセスしやすいですし、銀イオン加湿器やオゾン発生装置、植物も配置するなど、快適に過ごしていただけるよう工夫しました。ドリンクサーバーも設置していますので、待ち時間にご利用くださいね。現在は新型コロナウイルスの影響で撤去していますが、通常はお子さま向けの図書も置いています。小児からご高齢の方まで、どなたにも気持ち良く過ごしていただきたいとこだわり、妻のアイデアももらって改装しました。

失われた機能再建のための診療に注力

医師をめざしたきっかけや原点を教えていただけますか?

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私は子どもの頃から好奇心や探求心が旺盛で、難しければ難しいほど調べることにのめりこむタイプでした。その興味が人体の不思議に向いて、「なんでこんなふうに心臓が動くんだろう」「なんでこんな病気になるんだろう」と調べるうちに、医療の道をめざすようになっていきました。やがて学びや臨床経験を積んでいくうちに、自分の手で治したいという想いが出てきて外科に進み、整形外科を専門としました。スポーツが大好きなので、失われてしまった運動機能の再建に意義を感じたということもあります。患者さんの日常を取り戻すという治療は私にとってとてもやりがいがありますね。

印象に残っている患者さんとのエピソードはありますか?

京都や滋賀などでの勤務医を経て今に至りますが、患者さんと向き合って本当の意味でマンツーマンのお付き合いができたとき、さまざまな気づきがありました。例えば、腰部脊柱管狭窄症をお持ちの患者さんが急に腰痛と足のしびれに見舞われて動けなくなってしまい、多くの臨床経験から判断して手術をお勧めしたことがありました。ですが、お話を重ねていく中で「絶対に手術はしたくない」というご意向を伺いまして。神経ブロック療法やリハビリで根気強く治療を行っていったことを覚えています。手術をして早期に治療を行うという判断も正しい道でしたが、患者さんのお気持ちを尊重してじっくりと経過を見ながら治療方針をつくり上げ、可能性を見極めていくというやり方ができたことに、医師としてのやりがいを強く感じました。

先生は特に外傷や手の治療が得意分野だそうですね。

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はい。整形外科の中でも特に外傷と手の外科分野を専攻しました。手の機能というのは、暮らしていく上でとても重要です。手に特化している医師というとやや珍しいかもしれませんが、時に非常に必要とされる分野です。とはいえ、私が大切にしている診療スタイルは常に整形外科としてオールマイティーであるということです。専門性も大事ですが、それ以前に整形外科医として体の運動機能に関することは何でもご相談いただきたいですね。

小児から高齢者、その家族にも誠実に寄り添いたい

西宮で開業された理由をお聞かせください。

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もともと京都の大学病院の医局出身ではあるものの、同じ関西とはいえ実は西宮には特に縁はなかったんです。ですが、近隣の関連病院で勤めてきていつか開業するならこの辺りもいいなと思っていたところに、今の医療ビルができる話を聞きました。阪神淡路大震災後の西宮の復興事業として建てられたとのことで、当時の震災は僕も経験しており心を痛めていましたから、この地域の復興に少しでも参加したいと開業を決めました。今は近代的な雰囲気で落ち着いているエリアですが、少し前までは商店街もたいへんにぎわっていたそうですよ。皆さんお人柄が良くて、住みやすくクリニックも運営しやすいと感じます。

先生が診療で心がけていらっしゃることは何でしょうか?

まずは患者さんのお話をよく聞いて、しっかり説明して、納得していただいてから治療を受けていただくという当たり前のことを誠実にやること。できないことはできないとはっきりお伝えすることも、誠実な対応の一つですね。リハビリ室の充実は肝入りの部分でもあるので、今後も最新機器を研究していくつもりですが、同時に人の手と心による治療や対応も大切にしています。開業当初からこだわってきたように理学療法士や柔道整復師、スポーツトレーナーと結束し、設備と合わせたマンパワーで親身に対応するのが当院の体制です。また、ケアマネジャーさんにも来ていただいて少人数のデイケアも行っています。治療だけでなく介護面にも関わり、患者さんとご家族のお役に立てることを探して実行しています。

今後の展望についてお聞かせください。

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エコー検査機器を用いた、小児股関節検診を導入していますので、股関節脱臼など、心配な症状がありましたら、ご相談いただければと思っています。実は子どもが大好きで、小児科の医師をめざしていた時期もあったのですが、苦しんでいる子どもを見るのがつらくて自分には耐えられないのではないかと諦めてしまったんですね。しかし、今一度子どもたちの役に立ちたいと思うようになり、友人である小児整形外科医師に相談しましたら、小児専門の整形外科は少ないので喜ばれると聞きました。お母さんや子どもの診療を通じて、これまで以上に地域のお役に立ちたいと思っています。私個人としましても、診療にふと赤ちゃんがやってきてくれたらとても癒やされます(笑)。小児の整形外科疾患でお困りのことがございましたら、気軽にご相談ください。

最後に、ご趣味について教えてください。

昔からスポーツが大好きで、野球、サッカー、テニス、ハンドボールなどやってきました。医師になってからもスキーやゴルフ、クライミングなどしています。今はサーフィンに夢中で、時間があれば和歌山や三重、四国のほうにも出かけますよ。スポーツへの想いはこれからも持ち続けていきますので、趣味として取り組みながらも医師の仕事に生かしていけたらと考えています。

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