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小児から成人まで幅広い世代に
マウスピース型装置を用いた矯正

あさひ矯正歯科医院

(厚木市/本厚木駅)

最終更新日:2024/01/26

あさひ矯正歯科医院 小児から成人まで幅広い世代に マウスピース型装置を用いた矯正 あさひ矯正歯科医院 小児から成人まで幅広い世代に マウスピース型装置を用いた矯正
  • 自由診療

従来のワイヤー矯正と比べて、目立ちにくく、負担が少ないことから注目を集めているマウスピース型装置を用いた矯正。昨今は小児用マウスピース型装置も開発され、より一層ニーズが高まっている。だが、その言葉は知っていても、具体的な特徴やメリットまで詳しくはわからないという人も多いのではないだろうか。「マウスピース型装置を用いた矯正は矯正計画の幅が広がるため、小児から成人まで幅広い年齢層の患者さんにお勧めです。歯列矯正に関する幅広い知識や技術が不可欠な矯正ですから、経験豊富な歯科医師を選ぶようにしましょう」と話すのは、「あさひ矯正歯科医院」の隅田実希(すだ・みき)院長。今回、マウスピース型装置を用いた矯正について詳しく教えてもらった。

(取材日2023年8月1日/更新日2024年1月25日)

幅広い矯正計画が可能なマウスピース型装置を用いた矯正

Qマウスピース型装置を用いた矯正の特徴やメリットは何ですか?
A
あさひ矯正歯科医院 治療方法やメリットについて、詳しく話す隅田院長

▲治療方法やメリットについて、詳しく話す隅田院長

コンピューターで作製した透明なマウスピース(アライナー)型装置を用いた矯正ですが、メリットはたくさんあります。例えば、表側のワイヤー矯正に比べて装置が目立たないこと、取り外しが自分でできるため、食事の制限がないこと、歯磨きもしやすいため虫歯リスク軽減が期待できることですね。他にも弱い力で徐々に歯を動かしていくことを図るため、痛みが少ないこと、段階的に着け替えるので装置が壊れにくく、通院回数も少なくて済むことなどが挙げられます。また矯正計画の幅が広がることで抜歯をせずに済むケースもあり、見込める精度の高さも強みです。装置が扱いやすく飲み込むなどのトラブルも少ないため、小児矯正にも適しています。

Qクリニックを選ぶ際のポイントを教えてください。
A
あさひ矯正歯科医院 専門的な研鑽を積んだ歯科医師の検査や診断を受けることが大切

▲専門的な研鑽を積んだ歯科医師の検査や診断を受けることが大切

マウスピース型装置を用いた矯正は途中でワイヤー矯正が必要になるケースなどもあるため、歯科医師にとっては歯列矯正に関する幅広い知識や技術、経験が欠かせません。特に小児矯正の場合、永久歯が生えてきてから噛み合わせが安定するまで5~10年ほどかかりますが、これは個人差があるものです。歯科医師の経験値が大事になりますね。さらに、矯正は見た目だけでなく、きちんと噛んで食べる口腔機能や呼吸機能にも関わります。全身の状態を鑑みた上で矯正計画を立てる歯科医師を選ぶようにしましょう。矯正が終わった後も長期にわたってフォローが必要になるため、いつでも相談できる歯科医師やクリニックを選ぶことをお勧めします。

Q矯正を開始すべきタイミングなどはありますか?
A
あさひ矯正歯科医院 精度の高い矯正のためには、検査や診断は非常に重要だ

▲精度の高い矯正のためには、検査や診断は非常に重要だ

小児でマウスピース型装置を用いた矯正の場合、永久歯が生えそろう前の小学校低学年から開始します。成長によりますが、上下の前歯が生えそろう2、3年生くらいですね。お子さんが受け口の場合は、なるべく早くから準備したほうが良いため、3歳になったら歯科医師に相談するようにしてください。一方、成人の場合は、どんな矯正でも何歳から始めても問題ありません。ただし、年齢を重ねるごとに移動は難しくなる傾向があります。なお、当院ではなるべく歯を抜かずに噛み合わせや歯並び、顎の骨格を整えることをめざします。受け口かどうかにかかわらず、将来的な歯並びが気になる場合は早めに相談しましょう。

Q矯正にかかる期間や費用についてもお聞かせください。
A
あさひ矯正歯科医院 目立ちにくい装置を長時間装着して噛み合わせを整えることを図る

▲目立ちにくい装置を長時間装着して噛み合わせを整えることを図る

成人は症例にもよりますが、1~3年程度の通院が必要です。小児は一期矯正と二期矯正に分かれます。一期は1年~2年半、二期は1~2年が目安です。なお、矯正は基本的に自由診療のため、クリニックごとに価格が設定されています。症状の違いや矯正装置、期間などはもちろん、使用する専用設備や歯科医師の専門性の高さなどによっても費用が変わってくるものです。特にマウスピース型装置を用いた矯正は、専門的な技術を要します。技術習得に向けた勉強会や設備導入のための投資を行うクリニックでは、あまり廉価に設定できないことも知っていただきたいですね。

Qこちらのクリニックの特徴は何でしょう?
A
あさひ矯正歯科医院 総院長、院長ともに矯正専門で幅広く相談できる

▲総院長、院長ともに矯正専門で幅広く相談できる

隅田能英総院長は大学病院で矯正歯科医の指導をしていた期間も長く矯正歯科医としてのエキスパートであります。院長の私も矯正歯科医向けのセミナーへの登壇や、大学病院で矯正技術の研鑽を積んできました。父である総院長と連携の上、治療に取り組んでいます。口腔内スキャナーや矯正計画用のソフトウェア、高機能3Dプリンターなど先進の医療機器を駆使し、多彩な矯正を提供しているのが特徴です。幅広い年齢の患者さんに寄り添いながら、先進的な矯正歯科診療を提供できるように知識や技術のアップデートを行っていきたいですね。矯正歯科で失敗してしまった方からの相談も多いです。

ドクターからのメッセージ

隅田 実希院長

マウスピース型装置を用いた矯正は、小児から成人まで幅広い年齢層に適した矯正方法といえるでしょう。目立ちにくいのはもちろん、痛みや虫歯リスクが軽減でき、装置が扱いやすく、トラブルも少ないなどのメリットがたくさん期待できます。矯正計画の幅が広がるため、できる限り抜歯を避けることや、より緻密な仕上がりも期待できます。特に将来を考えた小児矯正は、口腔機能の健やかな発達を促すという目的もあります。ぜひ信頼できる矯正専門の歯科医師を見つけていただきたいです。何か不安なことやわからないことがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

※マウスピース型装置を用いた矯正/全顎86万9000円~、小児用マウスピース型装置を用いた矯正(一期~二期)/55万円、ワイヤー矯正/33万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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