村上医院循環器科・内科

村上医院循環器科・内科

村上幹高 院長

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病院間などの連携を強め、地域医療の向上に力を注ぐ

―地域における村上医院の位置づけはどのようなものでしょうか?

私たちは、街の人々の健康を預かっているという意識を持っています。「健康寿命」という言葉があります。これは、寝たきりなどにならず、自立した生活を営める期間のことです。地域に住む方たちの、QOL(クオリティー・オブ・ライフ)の高い生活のため、きちんと管理していくのが使命と思っています。たった1人の医者にできることは限られています。私だけで何万人も治すことはできません。でも、まず身近な何百人だけでもいいので、彼らの健康寿命を延ばす手助けをしたいと思っています。

―今後の展望について聞かせてください。

現在、進めているのは、総合病院と個々の診療所との連携、さらに診療所同士の連携強化です。そうしたネットワークというかシステムを構築していって、患者さんが専門的な医療をスムーズに受けられるような仕組みをつくろうとしているんです。まず手はじめに、「クリニカルパス」といった紹介状の統一したフォーマットを作成しています。また、個人のクリニックの先生を対象に、技術や知識を向上させるための講演会や勉強会などを医師会が主催となって積極的に開いているほか、目黒区内の住民に対して医師が講師となり、さまざまな病気や予防などについて学んでもらう市民公開講座なども開設しています。医学的な専門家でなくとも、話を聞くことで健康への意識が高まります。とにかく地元の人たちには元気であってほしいんですよ。

―最後に読者へのメッセージをお願いします。

動脈硬化をはじめ、循環器に関しては、50代からの女性は気をつけた方がいいですね。更年期にかけて自分自身のケアを心がけることが大切ですが、働き盛りの男性も注意が必要です。あたりまえのことですが、食事と運動です。とにかく太るのはよくありません。腹囲を測るなど、内臓脂肪がついているかどうかは常に気をつけつけていてください。運動については、一所懸命になるようなものでなくていいので、月に1回などではなく最低でも週3回程度は必要です。また、ジムに通ったりしなくとも、食後に30分くらい歩くとか、その程度でも効果はあるはずです。運動は食後がいいですね。血糖値が上がっているということもありますが、燃焼させること、つまりエネルギーを使ってしまうことで太る予防にもなっていると思います。そういった習慣をつけ、夫婦ともに健康年齢を引き上げるのを目標にしてもいいでしょう。



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