村上医院循環器科・内科

村上医院循環器科・内科

村上幹高 院長

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若いうちからの検診を。自分の健康は自分自身ではわからない

―循環器の疾患を防ぐためにはどんなことに気をつければいいのでしょうか?

食事や運動、生活全般の管理など、さまざまな点が挙げられますが、定期的に検診を受けるというのも、重要なポイントのひとつです。血圧やコレステロール、それに糖尿病のチェック。また、体重の増減や喫煙習慣などについても検査して、何か問題があれば治療を早期に始めていきます。最初は、食事療法や運動不足の改善、それに禁煙指導などをしていきますが、それでも効果がみられない場合には薬を使うということにしています。こうした問題は採血や心電図などをとったりしないとわからないものなので、定期検診が重要なのです。自分が本当に健康かどうかはわからないですよね?血圧やコレステロールが高い場合、初期の糖尿病などの症状はほとんどしませんので、自分では気づきません。人間ドックまで本格的ではなくとも、もっと簡易な検査でもけっこうですので、自分の体をチェックし、わずかな異常にも気づいてもらえるかかりつけ医をつくっておくことが大切です。

―循環器を気にするのは壮年期に入ってからと思っていたのですが。

最近は若い方の動脈硬化も増えてきています。それは、栄養事情や車社会になってきているということなどが関係しているのではないかと思います。さまざまなデータがありますが、若年者のコレステロール値などは、かつては日本人よりもアメリカ人の方が圧倒的に高かったんですが、現在では逆転しています。アメリカは、国を挙げて予防策をしっかりしてきたんですが、日本の場合は、長寿国ということもあり、動脈硬化などにはなりにくいと過信してきたのかもしれません。食生活の改善については、あまり動物性の脂肪をとらずに、魚を食べるのをお勧めします。白身でも赤身でもいいんですが、コレステロールの高い魚卵は避けた方がいいですね。それと、血圧に関しては日本人はもっと塩分を控えなければなりません。

―心肺機能を上げるためにはどんな運動をすればいいのでしょう?

ウォーキングやジョギング、水泳といった有酸素運動ですね。ただし、ジョギングなどでも自分のペースを超えてがんばり過ぎてしまうと、体への負担という面でもあまりよくないので、水中のウォーキングなどがいいと言われていますね。



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