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大江 剛人 院長の独自取材記事

おおえ内科クリニック

(茅ヶ崎市/茅ケ崎駅)

最終更新日:2019/08/28

20190315

大型ショッピングモールのオープンやマンション建設など、再開発が進む辻堂駅北口からバスで15分。閑静な住宅街にある「おおえ内科クリニック」は、2005年開業。近隣住民を中心に、幅広い年代の患者が多数来院する。地域密着型の医療をめざす大江剛人院長は「アットホームな医療を展開したいと願っていた私にとって、ぴったりの場所です」と優しい笑顔で話す。待合室を含めた院内を患者にとって快適な空間にしたいとの思いから、2018年に現在の場所に移転した。移転に伴い、新たにウェブ予約システムを導入し、待ち時間の短縮に努めている。そんな大江院長に、開業理由をはじめとした地域医療への思いを、じっくりと語ってもらった。
(取材日2019年1月9日)

新築移転に伴い、予約システム導入で待ち時間の短縮へ

待合室が、おしゃれなリビングのような雰囲気で素敵ですね。

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ありがとうございます。実は2018年の9月に移転したんです。徒歩で2分程度の距離ですが(笑)。この場所に開業したのは、総合病院に勤務した経験からです。病気を発症して倒れた段階で来る患者さんも多かったのですが、それ以前の段階で体調に注意していれば何ごともなかったケースも少なくありませんでした。そういったことをサポートしたり啓発したりできる、地域に浸透するクリニックにしたいと、あえて駅から遠い住宅街を選びました。ですから元の場所から近い場所に移転したかったのです。移転したのは、待合室で長時間お待ちいただくことも増えてしまい、できるだけ快適に過ごしていただく空間を提供したいとの思いからです。コンセプトは、開放感があって診療所らしくないこと。表のメールボックスもそうですが、周囲の住居と違和感のない外観で、院内も近所の家に遊びに来たようなくつろげる雰囲気にして、より来院しやすくしたつもりです。

移転に伴って、新しくなった点を教えてください。

施設面では駐車場と待合室が広くなったことです。院内の色使いもシックな感じにして、落ちつける空間にしました。またウェブ予約システムを導入しました。インターネットで予約をしてもらえば、「あと何人です」というメールを自動的に返すようになっています。このシステムを利用することで院内での待ち時間が少なくなったと、患者さんからも声を頂いています。医療機器は定期的に新型に入れ替えていますが、新たに骨密度測定器を導入。足を使って骨の強さを測定する医療機器で、骨粗しょう症等の診断に使用します。当院は開業から14年目を迎えますが、当時から通院されている方も多く、ご高齢の方も増えてきました。導入すれば当院での測定、診断が可能ですから負担も少なく、患者さんからのご要望もあったので、移転に伴い導入しました。さらに点滴や内視鏡検査後のリカバリーの際にリラックスしていただける、リクライニングシートも新設しました。

どういった患者さんが多いのでしょう。

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近隣の住宅街の方がほとんどです。私の専門である消化器内科と、循環器、呼吸器を中心に診察していますが、地域の開業医として幅広く内科の診療もしています。開業当時から定期的に通院されている方も多いですが、2〜3年ぶりに来た方でも友達に会いに来るように来てくださるのでうれしいですね。アットホームな医療展開をしたかった私の気持ちに、ぴったりの場所なのかなと感じています。

患者の要求を見極め、希望をかなえることも医師の役割

クリニックの特色について教えていただけますか。

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禁煙治療と訪問診療を行っています。私が医師になった頃は、医師が医局の中でも普通にタバコを吸っているような時代で、私もその1人でした。開業にあたって禁煙したのですが、タバコは大好きなものの1つでしたので、やはり大変でした。ですから、禁煙したいという方の気持ちや苦労は理解できますし、その手助けをしたくて開設したのです。訪問診療も開業当初から行っていますが、開業時から通っていた方が年を重ねて通院が難しくなり、往診に切り替えるというケースが、やはりとても増えてきました。そういう方たちをしっかりとフォローしていくためにも、今後は必要であればスタッフの増員も視野に入れて、往診や訪問診療をさらに充実させていきたいですね。

得意としている診療はございますか。

内視鏡検査は、大学病院などで多くの経験を積みました。当院では経鼻と経口、両方の検査が可能です。鼻からの挿入は口に比べると楽と言われていますが、経口に比べてカメラが細いので映像があまりきれいではありません。そのため、近くに寄らないと確認できない場合もあり、検査時間が長くなることもあるのです。当院では経口の場合、鎮静剤を事前に使って寝ている間に検査することもできますので、嚥下反射が弱い方は口から、強い方は鼻からの検査にすると、負担が少ないと思います。ですから患者さんの体質や希望などをよくお聞きして、どちらにするか決めています。クチコミで来院される患者さんも多いので、うれしいですね。

診察の際には、どのようなことを心がけていらっしゃるのでしょう。

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患者さんが望んでいることを見極めるために、まずは話をしっかりと聞くことです。その方の求めによって、同じ行為でも良くも悪くも映ってしまいます。ですから診療の際は表情を見ながらお話をし、こちらの説明に飽きているようなら質問をして意思を確かめることもしています。研修医時代、お酒が原因で末期の肝硬変を患っていた60歳くらいの患者さんがいました。ある時、「このまま死ぬのは嫌だ。ほんの少しでいいから、どうしてもお酒を飲みたい」と夜中にお願いされたのです。当然お酒は絶対に飲ませてはいけないので、研修医仲間と相談し散々悩みました。その時に頭だけで判断するのではなく、患者さんの望むことを可能な限りかなえることも医師として大切なのではないかと感じました。この経験が現在の診療に対する姿勢にもつながっていると思います。

自分の体に関心を持ち、積極的に受診をしてほしい

スタッフの皆さんには、どのようなことを心がけてもらっていますか。

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当院のスタッフは患者さんと話したことをよく覚えていて、1ヵ月以上前の話題でも患者さんに尋ねているので、感心しています。患者さんにも喜んでいただいていますし、私も非常に助かっています。また、当院では情報誌を発行しているのですが、スタッフが中心となって、毎月交代でコラムを担当したりもしています。患者さんの身近な存在となり、何でも相談できる関係であってほしいと思います。

ところで、先生はなぜ内科の医師をめざしたのですか。

父が医師でしたので、私も自然と医師を志しました。父の仕事場は自宅と隣接していたので、幼い頃からその姿を見ていたのが大きいですね。ただ、医学部に入学した当初は外科医になりたいと思っていたのです。医学部の最後に各科の実習があり、外科は「治療学」であり、内科は治療もするが「診断学」だと聞きました。よく手術後に外科の先生が患者さんやその家族からものすごく感謝されたりしますが、内科は検査の診断までですので、そういうシーンはありません。しかし診断は非常に重要なのです。「医学の基本は全部内科にある」とも言われていて、そこに興味を持ったのがきっかけですね。医学のベースである内科をやりたいと思うようになったのです。

では最後に、読者へのメッセージをお願いします。

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最近感じているのは、インターネットの普及によって医学がオープンになり、昔のように全部医者任せではなく、検査や治療を患者さん本人の希望も取り入れながらやっていく時代になったということです。ですから健康診断で、コレステロールや血糖値、血圧など指摘されたところは、少し勉強していただきたいと思っています。ご自身の体のことに興味を持って調べていただけば、例えば薬が必要な理由など治療ついて理解しやすいですし、健康診断や検査の必要性もわかると思うのです。そうして、わからない点や不安なことをご質問いただければ、さらに詳しく、納得できるようにご説明します。そういったことも含めて体調が悪くなる前にクリニックを受診し、年に1回程度でいいので健診を受けていただきたいです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

内視鏡検査:25000円~(自費の場合)

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