全国のドクター8,977人の想いを取材
クリニック・病院 160,767件の情報を掲載(2021年9月27日現在)

  1. TOP
  2. 東京都
  3. 目黒区
  4. 中目黒駅
  5. タナベデンタルクリニック
  6. 虫歯と歯周病を予防し一生自分の歯で食事ができることをめざす

虫歯と歯周病を予防し
一生自分の歯で食事ができることをめざす

タナベデンタルクリニック

(目黒区/中目黒駅)

最終更新日:2020/09/24

Main Main
  • 保険診療

近年、子どもの虫歯が少なくなってきているといわれ、虫歯や歯周病に対する予防の意識は、以前に比べて高くなっていると言えるだろう。一方で歯科医院は、歯が痛いときや詰め物が取れてしまったときなど、何かしらのトラブルが起こったときに行くものと考えている人も、まだまだ少なくない。しかし、「それだと治療を永遠に繰り返すことになり、治療をしているにもかかわらず最終的に歯を失ってしまうことにもなりかねません」と話すのが「タナベデンタルクリニック」の田辺学院長だ。そして同院では、口の中の環境を整えてから、その状態を維持することで、治療を繰り返すという悪いサイクルを断ち切る虫歯や歯周病の予防に力を入れて取り組んでいる。そんな同院の虫歯や歯周病の予防について、田辺院長に話を聞いた。(取材日2020年4月13日)

虫歯と歯周病を予防するには、その根本原因である虫歯菌や歯周病菌を減らし、その状態を維持することが大切

Q虫歯と歯周病の予防について、基本的な考えを教えてください。
A
1

▲虫歯になる前に、歯科医院へ行く習慣をもってほしいと語る院長

これまでの歯科治療は、歯が痛くなったり、詰め物が取れたりしたなどのトラブルが起こってから受けることがほとんどでした。それでは、それらの症状が起こってしまった根本的な問題、つまり虫歯や歯周病になりやすい口内環境が解決していませんから、虫歯などの問題が再発し、そのたびに治療を繰り返すことになり、治療をしているにもかかわらず最終的には歯を失うことにもなりかねません。その悪いサイクルを断つためには、まずは検査などで状態を確認した上で口の中の環境を一旦リセットして、セルフケアやクリニックでの定期的なメンテナンスによってその状態を維持していくことが必要で、それが本来の歯科診療だと考えています。

Qなぜ虫歯や歯周病になってしまうのでしょうか。
A
2

▲治療は個々に仕切られたユニットで行われる

両方とも虫歯菌や歯周病菌などの細菌が原因で、口の中の虫歯菌が増えれば虫歯になりやすく、歯周病菌が増えれば歯周病になりやすくなります。しかし、歯科医院で定期的にクリーニングをするだけでは不十分で、そうしていても虫歯になったり、歯周病が進行してしまったりする人も少なくありません。つまり、口の中の虫歯菌や歯周病菌をコントロールするためのあともう一歩が必要なのです。口内の虫歯菌や歯周病菌をコントロールするには、クリーニングに加えて、歯の詰め物が多い、歯磨きがうまくできない、間食が多いなどのリスクも改善することで口内環境をリセットし、その状態を維持するために定期的なメンテナンスを受ける必要があります。

Qこちらでの診療の流れを教えてください。
A
3

▲適切な治療方法を選択するため、精密検査を行っている

まず、3回の診察で口内環境の把握を行っていきます。1回目の診察では、口の中の写真とエックス線撮影、歯茎の検査、唾液検査を行います。歯茎の検査では、口の中の清掃状態や歯周病の進行度がわかります。唾液検査では、ガムを噛んで唾液を出してもらい、唾液の量や中和力、虫歯菌の数を調べます。2回目の診察では、歯を染め出しして磨き残しの確認をした後、クリーニングと歯磨き指導を行います。3回目の診察では、これまでの検査結果と予防についての説明を行い、患者さんの了解が得られれば、必要な治療や予防処置を始めることになります。なお、1回目の診察時に痛みやすぐに処置が必要な歯がある場合には、それらの治療を優先します。

Q歯周病と虫歯がある場合、どのような治療をするのでしょうか?
A
4

▲口腔内の状況に応じた対応をしてくれる

歯石を除去するためのクリーニングと歯磨き指導や、必要に応じて顎の骨を溶かす原因となる歯茎の隙間の深い部分にある歯石の除去を行った後、歯周病の治りを確認するために再度、検査を行います。それによって歯周病の改善が確認できれば、詰め物やかぶせ物などを用いた虫歯の治療に進み、改善していない場合は、その部分の再処置を行います。そして、口内写真や歯茎の検査、唾液検査などで口内環境が改善できたと判断すれば、その結果を説明してから今後の定期検診のプログラムを決定し、定期的に通院してメンテナンスを受けていただきます。メンテナンスの間隔は口の中の状態によって違い、多くの場合で3〜6ヵ月に1回です。

Q患者が私生活で注意すべき点は何でしょうか。
A
5

▲老若男女誰でも安心して治療の相談ができる

まずは、歯磨きです。例えば、クリーニングできれいにしても、ご自分で歯を磨かなければ、口の中の細菌の状態はいずれ元に戻ってしまいます。ですから、口の中のきれいな状態をキープしていくためには、歯磨きなどのホームケアは大切です。加えて、食事を取るタイミングも重要です。食事をすると歯の表面が溶けますが、時間がたつにつれて唾液が歯の表面を修復してくれます。しかり、間食が多いと歯が溶けている時間が多くなり、虫歯のリスクが高くなるのです。また、眠っている間は唾液の量が少なくなり、起きたときの口の中は細菌の量が増えている状態ですので、特に朝と眠る前には、しっかりと歯磨きをすることが大切です。

ドクターからのメッセージ

田辺 学院長

虫歯の治療で歯を削るのは5〜6回が限界ともいわれており、そこまでいくとあとは歯を抜くしかなくなってしまうことも。つまり、歯を失わないためには、治療を繰り返すという悪循環に入らないようにすることや、もしその悪循環に入ってしまっていたら、できるだけ早く断ち切ることが重要になります。当院では、口の中の環境を整え、その状態を維持していくことで、患者さんが生涯を自分の歯で、おいしく食事ができるようになることをめざしています。自分の歯の大切さは、実際に歯を失ってみないと実感しにくいと思いますが、ぜひ皆さんには、そうなる前にその大切さをご理解いただいて、一緒に予防に取り組んでいければと思います。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

Access